Google DataPortalを使ってみた感想
これはちゅらデータアドベントカレンダー9日目の記事です。
昨日の記事はこちらです。
最近業務でGoogle DataPortalを使ってダッシュボードを構築する機会があったので、使ってみていいところともうちょっとなところをまとめてみました。
GoogleDataPortalとは
無料で使えるBIツールです。
BigqueryやGoogleスプレッドシートやその他外部のデータソースからデータを取得して様々なグラフ形式で表示することができます。
いいところ
様々なデータソースと接続可能
BigqueryやスプレッドシートといったGoogleのサービスだけでなく、様々なコネクタが提供されているため外部サービスへの接続も可能です。
またコネクタは自分で開発することもできます。
無料で使える
BIツールはライセンス料がかかるものも多いですが、DataPortalは無料で使うことができます。
BIツールを本格的に導入る前にまずはお試しで導入してみたい時にぴったりです。
グラフがおしゃれ
デフォルトでもそれなりにいい感じの配色とレイアウトでグラフにしてくれます
ブラウザ上ですぐ使える
グラフの開発も閲覧もブラウザ上でおこなえます。
インストールか不要なので使いたくなったときにすぐ使い始めることができます。
また作成したダッシュボードは共有リンクを使って他の人に共有することができます。
ダッシュボードを他のWebページに埋め込んだりすることもできます。
もうちょっとなところ
使っていて致命的に困ったことは特になかったのですが、これがあったら(なかったら)もっといいのになという細かい点はありました。
凡例を押すと系列が消える機能がない
凡例を押して表示する系列を選択できるともっと使いやすいと思います。
マルチカラムな表を作れない
表とは別にテキストエリアを作って対応しました。
表の行列を変更できない
転置した表を作りたかったのですができませんでした。
列を追加すると使用している色がずれる
色がフィールドではなく列番号で管理されているため列を追加すると色がずれてしまいます。
たまに表示がおかしくなる
接続したデータが表示されない、フィールド作成時の計算がうまくいかないなど。
画面を再読み込みすると正常になります。
キャッシュの管理が甘いっぽい。
まとめ
細かい点で気になるところはありましたが圧倒的に使いやすくていい感じのグラフやダッシュボードが作成できます。
無料ですぐ使えるのでBIツール導入を考えている人におすすめです。
DataPortalで物足りなくなったら他の有料BIツールの導入を検討すればいいんじゃないでしょうか。
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