資格試験の勉強ってどこでする?

自己紹介で「社労士の知識が」どうとかって打ち上げといて早速社労士の知識とは無関係の話題です。試験の勉強をしていたとき、大学受験の頃のようには集中できず、ウェブで勉強できそうな場所をいろいろと検索していました。「ここめっちゃ勉強捗る」って場所を見つけたわけではありませんが一応書いてみます。

小学生時代
私は中学受験組だったので小学生としては勉強量は多い方だったんだと思います。自宅が学区の外れで、塾に行く時間を考えるとみんなが遊んでいる場所まで行く時間がなかったこともあり、塾か家にずっといた気がします。この頃は受験勉強は塾での授業と自宅での宿題、これがほとんどだったと思います。漫画を読むなどサボっている時間も多かったと思います。

大学受験時代
中学入学後は高校受験の心配がなかったこともあり、ほぼ勉強はしませんでした。実際定期テストの結果などは学年の下から1割程度の位置にいつもいました。ですので中学高校時代に勉強したのは大学受験期のみ勉強です。具体的には高3の夏休み以降です。夏期講習から予備校に通い始め、講習のない日、ない時間はずっと自習室にいました。朝イチで自習室に入り、講習の時間、合間の休憩時間を除けば自習室に缶詰め状態でした。夜自習室が閉まったあとは近くのコーヒーショップで続きをしたり、自習室が使えない日(があったと思う)は図書館に行きました。学校が始まると朝早く登校し、友人たちが登校してくるまで教室で自習。学校の授業が終了した後は予備校の自習室、というのがパターンでした。どこにいてもものすごく集中できていたので勉強する場所に悩んだことはありませんでした。

社労士試験時代
大学を卒業して就職した会社をやめ、勉強をはじめましたが大学受験時代のように集中できず悩みました。コーヒーショップ、図書館、予備校の自習室に行くことが多かったですが、なかなか集中できませんでした。コーヒーショップは大人になり、長時間勉強で席を取るというのは店舗側が認めてくれていたとしても心理的にしにくくなりましたし、予備校の自習室は受講日なら良いのですが、自宅からは遠く、それ以外の日はあまり行きませんでした。図書館も自宅から近い場所を選ぶと平日で19時、休日だと早い日は17時に閉館してしまいます。閉館後はやはりコーヒーショップであまり長時間にならないよう気をつけて勉強するという感じでした。なによりどの場所で勉強を始めても集中力が全然持続しませんでした。インターネットで勉強場所を検索したりして、有料自習室なども試そうかと思ったのですが、少し遠かったので結局行きませんでした。自宅やカラオケボックス、漫画喫茶なども試しましたがやはりなかなか集中できなかったです。

地区センターが意外に良かった
集中できる場所は意外と身近に有りました。何気なく地区センターを利用してみたところ、これがなかなかハマったのです。地区センターは最寄りの図書館より近い場所に3箇所ほどもあり、夜も9時まで開いていましたし、職場の近くにも地区センターがありましたので仕事終わりは職場の近く、休日は自宅近くの地区センターを利用することが多くなりました。そのおかげ、かどうかはわかりませんが地区センターを利用し始めた年の試験で合格することができました。

地区センターの何が良かったのか
地区センターのなにが良かったのでしょうか。私の場合は、今考えてみればですが、「音」だったのだと思います。私が行った地区センターは小さな部屋を自習室として開放していました。10~15席程度の部屋でしたので人の出入りも少なく、話し声などもほぼありませんでした。それまで勉強していた場所は人の話し声や動く音が多く発生する場所でした。これが最も大きな違いだと思います。大学受験時代は周りの音など一切気にならなかったので自分は周りがうるさくても勉強できるタイプだと思い込んでいたのですが、ある程度静かでないと集中できないということを理解しました。これは加齢のせいかもしれません。10代の頃の集中力というのはとっくに失われていたんですね。

終わりに
大人になると勉強できる場所が減ってしまうような気がして書いてみました。実際には勉強できる場所が減ったというより私の場合は集中できる環境が減ったという方が正しいようです。原因は自分自身にあったということです。もし勉強場所を求めて彷徨っている方がいらっしゃいましたら「小さめの部屋を自習場所として開放している施設」を探してみると良いかもしれません。まあなにより大切なのは「自分はどのような環境で最も集中できるのか」を知ることがなことなのでしょうが。

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