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きらきらしていた頃について

今回は僕のノスタルジックな事についてです。

僕の今までの一番きらきらしていた思い出は、小学5,6年生の夏だと思います。僕は自分の地区とは違う小学校のサッカー少年団に所属しており、夏休みなどの休みの日はよくそこの友達と遊んでいました。あの夏は、僕の思い出の中ですごくきらきらしています。

何してたかと言うと、大したことはしてなくて、サッカーとPSPでのグラセフと、あと遊戯王ですね。グラセフは小学生の僕たちにとっては新鮮ですげぇおもしろかったし、遊戯王もあの時僕たちの中では一番ブームが来てました。それぞれが独自のデッキ作って対戦してました。僕は直接攻撃デッキとか作ってた気がします。

そして、やっぱり一番はサッカーです。中でもサッカーテニスをすごく良く覚えています。公園にある鉄棒をネットに見立てて、シングルスやダブルスなどでトーナメントとかリーグ戦をやってました。僕結構そういう系得意なんですけど、あの中じゃそこまで強くなかった気がします。小学生なので、ガチでやります。ラインのインアウトで抗議したり、届かないボールをアクロバティックに返すやつとか、笑わせて邪魔したりとか。しょうもないけど、今思い出してもあれはとても面白いです。

あと、「朝練」とか言って6時前くらいに小学校に集まってサッカーしたり、その後は朝ごはん食べに帰ってすぐ遊び行って、次は昼ごはん食べに帰って来てまた遊びに行く、みたいな。

友達といろんな事で競うのが楽しかったんだと思います。ただ遊ぶだけじゃなくてなんでも競い合って、町で範囲決めてやってた鬼ごっこもめちゃくちゃ楽しかったです。今考えれば迷惑ですが、いやあの頃も迷惑覚悟でやってましたが、入れるアパートとかは利用してたし、そこに隠れて鬼が近くを歩いてる時のスリルとか最高でした。

他の友達は分かりませんが、僕はこの頃がとても楽しくて、その先の中高と、単純な楽しさだけで言ったらあれ以上は味わえなかったです。僕の笑いの基準もこの頃6割ほど定まってしまったと思います。中学の最初は拍子抜けしちゃった感じで、「あれ、こんくらい定期?」って感じでした。もちろん思い出が美化されてるとは思いますが、美化込みでも構わないので、あの頃の僕にはきらきらしていて欲しいです。単純な楽しさだけで言ったらこの楽しさは一生更新されないんだろうなって思ってます。思い出って美化され続けるらしいですし。

今はその子どもならではの楽しさだけじゃなくて、友達と互いに考えてることの話や、将来のことを話す楽しさ、作品に触れる楽しさなども感じますが、僕の中にはあの頃のきらきら、わくわく感がまだあって、今でも何かに迷った時はあのわくわく感を感じるか、などを基準にすることはあります。あの頃を覚えていれば、僕はいつまでもがき気分でいられる気がします。

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