2021-03-27「イジらないで、長瀞さん」先行上映会(2回目)イベントレポート

※このレポートはメモと記憶に基づいたものであり内容や出演者の方の発言の正確性を保証するものではありません
※章題は筆者が勝手につけています。

会場:池袋HUMAXシネマズ
時間:18:50〜20:00
出演:上坂すみれ(長瀞さん役)、井澤詩織(桜役)花井宏和監督、諏訪豊(キングレコード)

アニメ公式サイト
https://www.nagatorosan.jp/

アニメ公式ツイッター
https://twitter.com/nagatoro_tv

↓↓↓同日1回目のイベントレポート↓↓↓
https://note.com/shuhei_sa/n/n692db22e7121

●開演
同日1回目の上映会と同じく、アニメ第1話の上映後、トムス・エンタテインメント(本作のプロデュース会社)のキシダさんが登場。
ご挨拶と撮影禁止などの注意事項に加え、改めて「(声を出さず)拍手と心の中でのリアクションをお願いします」とのお話をされ、登壇者の呼び込みとなりました。

キシダさん(以下:キ):それでは登壇者の皆さんをお呼びしたいと思います・・・どうぞ!

本作OP曲「EASY LOVE」をBGMに登壇者が入場、会場からは拍手。すみぺ、井澤詩織さん、花井監督、キングレコードの諏訪さんが入場。立ち位置は上手側から諏訪さん、花井監督、井澤さん、すみぺ、キシダさん。
入場後、1人ずつご挨拶がありました。

すみぺ(以下:す):「イジらないで、長瀞さん」長瀞さん役の上坂すみれです。皆さん、こんばんはー!!→拍手
・・・素晴らしい、よく釣られませんでしたね→笑い
一年前のあなたがたは、「こ〜んば〜んは〜(低い声)」とやっていたところ・・・みなさん従順な人間です→笑い(※「かっこひくいこえ」と言っていました)
大変なご時世の中、足を運んでくださって本当にありがとうございます。いっぱい長瀞さんのお話をしたいと思います、よろしくお願いします!→拍手

続いて2回目からの参加となった井澤詩織さん。

井澤さん(以下:し):皆さんこんばんは〜!桜役の井澤詩織です→拍手
ありがとうございます。よろしくお願いします
2回目から参加ということで、楽しみしていました。アフレコはけっこう前に終わっちゃって、長瀞さんのお話をする機会が無かったので、たくさんしゃべれたらいいなと。よろしくお願いしま〜す→拍手

花井監督(以下:監督):「イジらないで、長瀞さん」の監督をやらせてもらいました花井です。よろしくお願いします→拍手

諏訪さん(以下:諏訪):「イジらないで、長瀞さん」のプロデューサーを務めました、キングレコードの諏訪です。よろしくお願いします→拍手

全員の挨拶のあと、キシダさんから「2回目はスタンディング(椅子なし)のままで・・・」というお話があり、トークショーがスタートしました。

●リピーターとしーたむガチ勢
キ:ちなみに、上映会1回目にもいらしゃった方は・・・?

会場、6〜7割?(もっとかも)かなりの人数が挙手。

す:え〜!?
し:すごい!みんなすみぺガチ勢なの?
す:しーたむ(※井澤さんのこと)ガチ勢も・・・
し:ちらほら見つけてる→笑い
(ガチ勢に向けてか、手を振りながら)ありがと、ありがと・・・うれしい〜
す:すごい、すごいw
キ:1回目でもお話したんですが、コロナの関係で有客イベントがなかなかできなかったわけですが、井澤さんは・・・?
し:久しぶりです。10ヶ月ぶりくらい?
す:お〜
キ:上坂さんも1年ぶりくらいで・・・
す:そうなんですよ、めちゃめちゃ嬉しくて、この方々が消費者の皆さんかって思うと→笑い
やる気が出てしょうがないです〜→拍手
やる気出ますホントに・・・絶好調です
キ:明日も新宿バルト9で上映会がありますので、行かれる方がもしいたら、そちらも楽しんで頂きたいと思います

●改めて作品の印象について
キ:声優のお二人は原作を読んでいると思うんですが、印象とか、面白いところ、もしくはヤバいところとか、感想を伺ってみたいのですが・・・
す:1回目でも、読んだ時の衝撃みたいなお話をしたんですけれども、やっぱり(長瀞さんの)イジり方がちょっとハードで、それを長瀞さん自身自覚してるっていうのが面白いなと・・・
イジる方もイジられる方もドキドキしながらっていう絶妙な距離感が青春のかたちでもあり、ラブのかたちでもある・・・でもお互いホントのところ照れ屋さんなのがかわいくて・・・
あと、フレンズたちも・・・1話では、顔が・・・→笑い
(※1話では長瀞フレンズのガモちゃん、ヨッシー、桜は顔が影になっていて目が描かれていないという演出になっていた)
キ:見えなかったですよね
し:そうだよね
す:スゥッ・・・ってなってますよね、1話だと
し:たしかに
す:桜とか、めちゃめちゃ怖い登場の仕方で・・・w(※登場ではなく表情、と言っていたかもしれません)
でも、読みすすめると、みんなの関係性が愛おしく・・・
読んでるうちに長瀞さんのことが好きになっていく、中毒性のある作品だなと

続いて井澤さんから。

し:私、まず「”長瀞”って読める〜!」と思って→笑い
埼玉県に長瀞市ってありますよね
キ:ありますね
(※正確には「長瀞町(ながとろまち)」だが、埼玉県にある)
し:私、一応埼玉県出身って言ってる・・・→笑い
ホントは、生まれが山梨県だからw
す:そうなんですね
し:千葉、埼玉育ちで、一番長くいたのが埼玉だから、埼玉って書いとくか・・・って
で、(長瀞は)埼玉にある地名だったので・・・
最初、読めない人多いですよね
監督:スタッフも最初読めなくて・・・(アニメ制作を)やっている中で請求書を書きながら「長瀞」って書けるようになった、と・・・→笑い
す:請求書・・・w
し:日常会話で出てこない
諏訪:同じく、経費精算で「長瀞さん」と書き続けることで覚えていくっていう・・・
し:すごい、漢字一個覚えられる・・・
で、「長瀞」って読めるぞっていうところから入って・・・
話題作だったので、オーディションの前から知ってて、なかなかハードなイジりをする女子が出てくるっていうのは知ってたんですけど・・・
で、オーディションの話を頂いた時、てっきりヨッシーで来るかと思ってたんですけど、「桜・・・?」って→笑い
諏訪:「私はヨッシーだと思ってました」って仰ってましたよね
し:そうです・・・で、結局ヨッシーと桜でお受けして、テープ録って、スタジオに行ったのが桜だったと思うんですけど・・・まさかこのキャラと思ってびっくりしました
キ:現場でもお話されてましたよね・・・
監督は、お二人の演技を見ていかがでしたか?
監督:オーディションの時に「こういうキャラ」という説明を(二人に)したんですが、実際にやってもらって、もう1話のアフレコの段階でうまくハマっていた感じだったので、最初のディレクションのみでイメージどおり行けたので、皆さんプロだなと感じました
キ:諏訪さんも、キャスティング会議ではポジティブに盛り上がったと思うんですが・・・
諏訪:たくさん(オーディションを)受けて頂いた中で、長瀞さんとフレンズはこの4人(※すみぺ、井澤さん、ガモちゃん役の小松未可子さん、ヨッシー役の鈴木愛奈さん)じゃないか、という一致した見解だったので・・・
井澤さんの桜は新境地というか、お客さん的にも嬉しいんじゃないかというのがありました
し:ありがとうございます
キ:諏訪さんは、すごい喜んで・・・→笑い
諏訪:キャストを決める時、フェチ合戦みたいな感じでしたよね
この人のこのニュアンスがいいから、絶対いい、みたいな・・・
す&し:へ〜
諏訪:言葉の一部一部を切り取って、全体というより一つの言葉のニュアンスで・・・
キ:恐ろしいのは、こういう話も含めて午前中にやってたってことですね→笑い
諏訪:真面目な制作チームで、基本朝から・・・
す:10時〜13時まで、かっちりやるらしいです
し:へぇ〜!
キ:シナリオ会議も、午前中にしっかりと下ネタを言いながら・・・→笑い
監督:間違ってましたね。開始30分、(下ネタの話で)シナリオの話に入らないっていう・・・→笑い
し:ひどいw
キ:岸本(卓)さんという、色々なアニメを担当されている方に今回シナリオ・シリーズ構成をして頂いたんですが、朝、エンジンをかけるには下ネタが合図みたいな・・・けっこうハードな本読み(※アニメ業界用語で脚本などを読んで話し合うこと)を・・・
し:ハードな???
キ:やっぱり司会もイジられるパターンがあるんですね・・・w→笑い
す&し:www

●実は舞台は
キ:アニメの第1話を観て頂いたと思うんですが、皆さんどうでしたか?→拍手
ありがとうございます・・・
監督は、1話目からどういったところをこだわって作った・・・というところなどありますでしょうか?
監督:今回、「長瀞さん」は(場所が)どこでやっているドラマなのか、明確じゃなかったんですね。アニメにするにあたって、長瀞さんとセンパイの物語でありながら、アニメならではの雰囲気・・・冒頭、観て頂いたと思うんですが、町並みとか、そういうところを入りとして入れたいと思ったので、ナナシ先生(※原作者)から案を頂いて、モチーフとなった場所を参考に、葉山(※神奈川県三浦郡葉山町)を・・・
し:葉山なんですね
諏訪:いい場所です
す:長瀞じゃあないんだなあ・・・→笑い

監督のこだわりの話に戻って

監督:まだコロナ禍になる前、一昨年の夏頃からロケハンに行ってまして、ドラマになりそうな場所などを使って、漫画よりもそこらへんを掘り進めて(※掘り下げて、と言っていたかも)長瀞さんたちが生活しているんだというのを、見せ方として大事に・・・
導入部分は原作には無かったんですが、みなさんが入りやすい雰囲気を心がけたり・・・
あとは、センパイと長瀞さんの関係値は当然のごとく、直接的な描写ではないんですが、長瀞さんがなぜセンパイのことが気になったのか、ちょっとしたカットを入れたり、というところはすごく気をつけながら作っていました。
キ:なるほど、ありがとうございます

●長瀞さんと桜を演じて
キ:(すみぺと井澤さんに)お二人は、どういうところに気をつけてキャラクターを演じていたのか、キャラの魅力みたいなものも含めて、伺ってもよろしいでしょうか
す:長瀞さんはヒロインという立場なので、やっぱり嫌な子にはしたくないと思って、根っこにあるピュアだったり、素直だったり、照れ屋さんだったり、そういう要素はあるんだけど、ウェイなパリピとつるんで、高いカーストを保って暮らしているんだよっていう・・・
し:www
す:ちょっと邪悪な、小悪魔っぽい長瀞さんと、ときどき垣間見せる女の子らしさが絶妙なバランスで出るといいなあと思って頑張ってやっていたんですけれども・・・
1話の段階から、スーパー監督がスーパーコンテをスーパーしてくれたおかげで→笑い
アフレコ時からきれいな絵もついていて、ニッと笑う長瀞さんの表情を見ながら、自然に・・・絵がお芝居してるので、それに助けられながらアフレコしたなあと・・・
なので、ちょっと小悪魔っぽいけどかわいさもあって、アンバランスなキャラクターというところに魅力がありますし、演じていて楽しかったです
キ:ありがとうございます・・・
(上映会)1回目でお客さんをイジっている上坂さんを見ていると、長瀞さんとめちゃめちゃ一致するような気がしました
す:えぇ、えぇ〜?
(しらじらしい感じで)そんなにキモい人いるかなぁ〜?→笑い
(※作中で長瀞さんがセンパイによく「キモい」と言っているので、そこを踏まえたものと思われます)
し:www
す:(客席を見渡して)でも、メガネで〜・・・羊みたいな頭の・・・
キ:メガネの方はけっこういっぱい・・・w
す:けっこう該当者いる・・・w→笑い

アフレコの話に戻って

キ:でもホントに、スタッフ陣も(アフレコの様子を)すごいなと思って見ていました・・・
井澤さんも、1話ではまだそんなに出てこないですが、桜はいろいろなワザを持ってるキャラクターだと思うんですが・・・
し:桜ちゃんは、原作だとだいぶ先に・・・
諏訪:(アニメの方が)登場が早いですね
し:そうですよね・・・ホントにありがとうございます→笑い
出番を増やして頂いたぶん、キャラを出しやすくして頂いていて、「なんでか分からないけどモテちゃう」っていう、本人はそんなに意図してないけどモテまくる、っていうキャラクターなんですよね?
監督:そうですね、計算高いわけじゃなく、天然でたぶらかすという・・・
し:そう、それこそ計算ぶりっ子に見えないように演じるのが、加減が難しいなと思って・・・
でも、1話のアフレコ前に監督から、「とにかく喋りが方ゆっくりです」みたいな・・・
(桜の演技で)「そうだねぇ〜」みたいな、けっこう尺がある、そこが特長だというのは教えて頂いたので、そこを活用しつつ、嫌味にならないかわいいモテ子を目指しました
キ:主要キャラクターが、皆さんなかなかジャブが強い中で、桜だけはほんわかしながら、でもちゃんとトラップを仕掛けてくるというか・・・
し:山下くん(※センパイ役の山下大輝さん)に毎回のように「桜怖いっす・・・」って言われて→笑い
諏訪:怯えてましたよねw
キ:(そういう)役ではあるんですが、みんなで山下さんをいたぶるみたいになっていって・・・山下さんもおどおどしてましたよね
し:居づらかったろうなと思いますねw

●空気と光とよく動く長瀞さん
キ:(アニメを)12話演じて頂いて、今後キャラクターのどういうところを見てほしいですか?
す:長瀞さんは、とにかく表情が…
し:そうだね
キ:豊かですよね
す:めちゃめちゃバリエーションがあります
し:目のサイズあんなに変わる?ってw
す:できない、あの顔・・・
し:マネしたくなるよね
す:(目を見開いて)なんだろう・・・
キ:ティザービジュアル(の長瀞さんみたい)ですね→笑い

す:難しいんですよ
し:かわいいを保ちながら・・・
す:実写化はちょっと難しい・・・→笑い
あと、センパイをイジる時のく〜ねくねく〜ねくねする動きがあるんですけど、あれはGIF動画映えする・・・→笑い
とにかくよく動くんですよ
あと、絵の空気が美しい・・・
キ:先ほど葉山の話もありましたが、世界観がすごくキレイに構築されていて・・・
し:光、すごいですよね
キ:監督、加工を工夫されたり・・・
監督:そうですね、統一した処理ではなく、場所、場所で・・・1話ですと最後のシーンとか、前半の山場の(センパイが)泣いちゃう部分とか、別の処理を入れてます。そこが皆さんに見てほしい部分、際立つかたちで・・・
でもアフレコ段階ではまだその処理が入ってなくて、スタッフ含めて、(加工後の画面を)見るのはここにいる皆さんが一番早いという感じです
す&し:おお〜
す:光のエフェクトとか、夕焼けのシーンがすごくキレイで・・・あれは、葉山の力だったんだなあ→笑い
し:葉山に行きたくなる
す:さすがでございます、葉山
キ:監督もけっこう葉山を取材されて、そこから書き起こしたり、かなりこだわって準備をされてきたんじゃないかと
監督:そうですね、取材をして・・・できる限り風景、雰囲気を近づける・・・再現とまではいかないんですが・・・
1話ですと、長瀞さんとセンパイが歩いてるシーンの側溝
し:あ〜
監督:ああいう土地じゃないと、こちらの方では無いので・・・
あと、海のところで鳶(とんび)を飛ばしたり、そこにある、地域の雰囲気・・・ワカメがゆらゆら揺れていたり、っていうのもそういう部分があるんですよ
し:(お客さんに)ちなみに、葉山付近にお住まいの方いらっしゃいます?

2名ほど挙手されたようでした。

し:あ、いるいる!
す:いたいた!
キ:お二人ほど・・・
し:地元、似てます?
す&し:(お客さんの反応を見て)・・・うなずいてる〜!
キ:お二人ともうなずかれてますね
し:すごい、すぐ聖地巡礼が→笑い
す:叶いましたねw
諏訪:葉山と長瀞を聖地とさせて頂いて・・・→笑い
キ:ダブルでw
諏訪:二箇所を盛り上げて・・・
キ:長瀞という地名もなかなか無いですから、珍しいですよね

●肌の色で目の色変わる
キ:(風景などの)描写のお話もありましたが、監督、キャラクターの特長や、演出も含めてこだわりなどあれば教えて頂けますでしょうか
監督:先ほど話が出た長瀞さんの目の表現ですが、ときどき目の色が変わりますよね。ギョッとしたときとか、特殊なとき・・・
す:はい
監督:原作を踏まえつつキャラクターデザインと考えて、こういうのもありじゃないかということで、特殊な表情に限ってあえて色を変えるというのはすごく気をつけたところですね
す&し:へぇ〜!
す:すごい猫っぽいですね
し:確かに
す:瞳孔がぎゅ〜ってしまったり…
でも、それが違和感が無いのがさすがだなって思います
し:監督、わたしすごい気になったのが、長瀞さんと桜の小麦色の肌の具合って、誰の塩梅で決まったんですか?
す:www
監督:ぼくが決めてますね
す&し:えぇ〜!
し:丁度いい小麦を探したんですか?
監督:色彩設計さんと話しながら、MAXを長瀞さんにしたんですよ
す&し:おぉ〜
監督:長瀞さんがメインの作品なので、一番は長瀞で、それと差異をつけて桜という形に・・・そこは意識してます
す&し:へぇ〜!
し:小麦肌フェチ、たぶんいますよね
す:うん、褐色大好きマンが・・・
し:(客席を見て)ほら拍手してる人いる
す:いたいたいた!・・・良かった良かった
キ:拍手は謎ですけど・・・複数いらっしゃいましたねw→笑い
し:アニメだと珍しいですよね、日焼けしてる感じの・・・
す:いてもサブキャラに一人くらいのイメージなんですけど、メインに二人いる・・・
しかも違う焼け方なんですよね
し:センパイが白いからなおさら・・・
センパイは、逆に白くしようみたいな感じですか?
監督:ナナシさんのイラストを元にはしているんですが、この後出てくる部長だったり、そこらへんも鑑みて、センパイがMAXで白いのかなと
す&し:へぇ〜!
監督:で、長瀞さんがMAXで小麦色
す:そんな、松崎しげる基準みたいに言われても・・・→笑い&拍手
し:松崎さんほどは・・・小麦じゃないよねw
諏訪:松崎さんほどって何ですかw
キ:松崎さんと、たいめいけんの方はすごい黒いですけど、そこまでいくと・・・→笑い&拍手
(※たいめいけん・・・東京・日本橋にある西洋料理の老舗。三代目シェフの茂出木浩司さんはかなり色黒で知られている)
す:彩度がね
キ:でも、長瀞さんはギャルと言うより健康的な女の子で・・・
し:スポーティ
す:見た目でギャルかな?と思うんですけど、桜の方がギャル成分は濃いかも
し:そうかもしれない。シャツが片方だけ出てるみたいなところはすごいギャルって思います
す:ああ〜、「egg」を読んでいる女・・・→笑い(※ギャル系ファッション誌)
し:今あるのかなあw
す:わかんない・・・昔のギャルの情報しか知らないw
キ:今回、キャラがすごく多いわけではないんですが、一人ひとりのキャラクターの魅力が高いと思うので、そこも見て頂きたいと思います

●PVとアフレコエピソード
キ:本作PVの第一弾、第二弾がかなり好評ですが、皆さん見て頂いてますよね?→拍手
ありがとうございます・・・(諏訪さんに)こちら世界中で見られているんですよね
諏訪:そうですね、どちらも100万再生を越えていて
す:すごい
諏訪:第二弾は公開一週間で100万再生を越えていて、海外の方から熱いコメントが・・・実は先日、年齢制限がかかってしまったんですが
し:えっ?
諏訪:それはいわれ無き制限だったんですけど、今は通常通り見られます・・・そこでも桜の声が解禁されてます
し:はい
キ:桜に関しては(原作では)後から出てくるとはいえ、特徴的なキャラクターなのでスタッフ陣も色々気にしていたと思います
し:嬉しい〜
キ:ただ、今回コロナ禍で分散収録したり・・・先ほど上坂さんにもお聞きしたんですが、井澤さんはこの状況ならではの収録の難しさとか、発見などありましたか?
し:けっこう、(収録は)フレンズ3人でというのが多くて・・・3人でわちゃわちゃっとしゃべるシーンが多かったので、ガモちゃんとヨッシーは圧が強くて、負けないように・・・笑うシーンで、「ゲラゲラゲラ」みたいな笑い方をする・・・
キ:アドリブがすごい良かったですよね
し:ホントに「ゲラゲラゲラ」って笑うから・・・→笑い
す:www
し:それに合わせて、桜も(※桜の演技で)「ゲラゲラゲラ」って→笑い
す:www・・・かわいい
し:これ合ってるのかなあ?って・・・w
でも、そういうのも楽しいなと
諏訪:アドリブの多い現場だった気がします
し:第1話の最初、お菓子食べながら雑談するシーン・・・けっこう長いんですけど台本に「アドリブで」って書いてあって→笑い
す:そうだった〜・・・
キ:いちばん最初からアドリブだったと・・・
し:そうなんですよね。数秒だったらアドリブでも埋められるんですけど、あの長さだと、何かの話題を話してないとおかしいぞ、ってなって・・・
監督:あれ、絵コンテの時に全部セリフ作ったんですよ
す:えー!
し:えっ、なんで台本に書いてくれなかったんですか!→笑い
監督:全部消したんですよ
す&し:なんで?なんで? 
監督:冒頭、学校(の描写)に入ってきたところから全部セリフを作ってしまうと、(4人の会話が)断片的にヘンなところが聞こえてきちゃうんですよ
だから、面白いポイントにならないと思って、全部消してアドリブに切り替えちゃったんです
し:でも、今どきの高校生の会話分からないから!→笑い
す:わかんないわかんない〜
し:「このお菓子おいしい〜」「ホントだ〜」みたいな感じで
す:そうだった、長瀞さんは「へぇ〜」「そうなんだ〜」って、相槌・・・w
なぜならブースが別だったからです!何が来るかわからなかったのですよ
し:アイコンタクトできないからね
す:そうなんですよ
キ:上坂さんはほぼお一人での収録だったんですが、フレンズは一緒だったので、その良さが出せたんじゃないかと・・・
し:そうですね、ついたてがあったので、若干(左右に覗き込むような動き)みたいになってましたけど→笑い

●ギャルが来る
キ:逆に、上坂さんはどういう感じで、(他キャストの)テンションにノっていこうとされましたか?
す:でも、(収録が)始まってしまえば、キャスト陣が、何回もご一緒したりで「こういうお芝居で来るんじゃないか」という感じが、ある程度つかめる方々というのもあり、そんなに困らなかったんですけれども・・・
山下さんとは別のブースだったからこそ、同時にかけ合いができたり、こう来たらこう返す、というのが瞬時にできたり・・・
リテイクも少なかったじゃないですか
し:確かに
す:本番で決める、みたいな・・・ある意味緊張感があって
でも、それとは別に、アフレコ当時はまだしーたむとラジオ(※「スターラジオーシャン アナムネシス」のこと)をやる前で・・・
し:そうね、やるのが決まってます、っていう時だった
す:そうなんです、まだしーたむとあんまりしゃべったこと無くて・・・しーたむのことをイケイケギャルだと勘違いしてて→笑い
「イケイケギャルの井澤さんだ」・・・って
し:どこにギャル要素を感じてたのかまったくわからないんだけど・・・
す:全身からで○〒△# !!→笑い(※「全身からですよ!」の後半が「ぶふぉ」みたいになってました)
し:うそぉ
す:この、切れ長の目といいね、ショートボブ女性声優のラウワン似合いぶりといいね→笑い
し:ショートボブ・・・w
す:私服の感じといい・・・携帯の持ち方とか
し:携帯の持ち方普通なんだけどな!?→笑い
す:ギャルがにじみ出てて、「あー、ギャル、ギャルが来る」と思っていて・・・
でね?わたしのヘッドホン、他のブースの声が聞こえてくる力があったの
し:力がw
す:わたしが待機してたら、偶然しーたむと山下さんの会話を傍受して・・・
しーたむってどんなフリートークするんだろうと思ってたら・・・

「山下くん、プレステ5手に入ったぁ?」→笑い
「いや〜まだですよ」って・・・

し:ちょうど、予約開始日で・・・
す:そうだ!
し:ヤマダ電機だっけ・・・「一生繋がんねえ!」みたいな→笑い
す:w・・・その話を傍受して、「あっ、山下さんの方がわたしより(井澤さんと)仲良い・・・仲良くなりたい・・・」って思ってた。仲良くなってよかった
し:よかった・・・聞いてたのかアレ・・・w
キ:上坂さんは井澤さんをギャルだと思っていたということですが、井澤さんは上坂さんに対してどういう印象だったんですか?
し:w・・・ロシア→笑い&拍手
す:正しいw
し:あと、個人的に彼女の顔が大好きなので、インスタを勝手に見てるっていう
す:見てくださってたんですよね・・・ギャルなのに→笑い
ギャルじゃないのか
し:ギャルじゃないんだよw
す:失礼いたしました
し:誤解だよ?
す:誤解なんだね
キ:誤解がとけたところで・・・そろそろお時間となってしまいました
し:なんだって?
す:大変だ
キ:ここで告知コーナーとさせて頂ければ・・・

●告知タイム
ということで告知に。登壇者はステージ部分から降りて、スクリーンに出る告知情報を見ながらキシダさんのアナウンスを聞いていました。そして放送情報の途中で・・・

キ:アマゾンプライムビデオさんでは、地上波同時最速配信があります・・・(登壇者に)皆さんはアマゾンプライムビデオに加入されてたり・・・?
登壇者一同:もちろんです
キ:即答という・・・w→笑い
し:マストです
す:国民全員入ってるんですよね→笑い&拍手
キ:すごいw
し:少なくとも、オタクは全員・・・
キ:網羅してますからね・・・

続いて4/5配信の放送前特番について。

キ:こちらは上坂さんも井澤さんも出て頂くということで・・・
す:はい
し:やったー
キ:そしてなんとMC山下さん・・・
し:山下くん、ついに・・・(MCは)初めて?
諏訪:はい、ご快諾頂きました
し:おお〜
キ:山下さんは明日の上映会にもいらっしゃるんですが、アニメではイジられ続けているセンパイが、この番組を仕切るということで・・・
You Tubeで、無料で誰でも観られますので
し:葉山からでも→笑い
キ:電波さえあれば誰でも

す:w・・・よかった

続いて主題歌情報。

キ:(※OP曲「EASY LOVE」の紹介のあと)こちら、ぜひ聴いて頂ければと思います
し:(すみぺに)作詞・・・?
す:え、な、な・・・(両手を挙げて)はい→笑い
し:作詞されてましたね?
す:そうでございます!
し:すごい・・・
す:えっ・・・(作詞)好きなんですよ
し:そうなんだ
す:話せば長いんですけど・・・仮の歌詞があったんですけど、今回、書いてみたい欲がとてもありまして・・・(森月)キャス先生の歌詞をベースにわたしが作ったという・・・
し:へぇ〜!
す:OPだから責任重大なんですけど
し:早く歌詞カードが見たい
す:おぉい!? (おじぎしつつ)お渡しします〜
し:(おじぎしつつ)あ、ありがとうございます〜
諏訪:元の歌詞から変えていたりするので、歌詞カード、がっつり見てください
し:おお〜
キ:こちら初回限定版、アニメ版、通常版とありまして・・・
す:(わざとらしい感じで)ええ?どれを買えばいいのかなあ〜?→笑い
諏訪:「どれを」ということではないんですよね・・・「どれも」でございます→笑い&拍手

す:どれも買わなくてはならない
諏訪:どれも買わなくてはならないですね→笑い

キ:(ジャケット画像を指して)アニメ版の方は、なぜかフラミンゴがいるんですけど、どういうことかというのはぜひアーティスト版を買って頂けると、わかるかと・・・
諏訪:皆さんアニメのOP映像も・・・
キ:そうですね、先ほど(上映した)第1話の最後に
諏訪:そこに、こだわって頂いた上坂さんの映像が・・・
す:わたしの写真が・・・センパイがこっそり買った、きっとエッチであろう雑誌の表紙が、なぜかわたしのCDジャケットになってて・・・→笑い
・・・なんですの?→笑い
し:www
キ:制作チームが、頂いたCDジャケットを見てインスパイアされたようで・・・
し:(すみぺに)わたしのことをギャルだギャルだって言いますけど、たぶんエッチだと思ってるんですよ→笑い
す:誰が爆乳ヴァンパイアやねん・・・→笑い&拍手
し:www
す:センパイが読んでるマンガ、そういうやつですよね・・・w
なんということでしょう→笑い
(※原作コミックス10巻までに登場した「センパイが読んでるマンガ」としては「スク乱ぶるシャイニング」(第4話、第1巻収録)と「パライソ・ハーレム」(第32話、第5巻収録)があると思いますが、「爆乳ヴァンパイア」は無かったと思いますので、アニメ版でのお話かもしれません)
(※2021-04-18追記:アニメ第2話でセンパイが読もうとするマンガのタイトルが「爆乳ヴァンパイア」でした)
キ:ぜひどれも、見て頂ければと・・・
す:お願いします

ED曲についても。

キ:EDにはお二人にも参加頂いてますが・・・いかがでしたか?
し:めっちゃしんどかったっす・・・→笑い
桜は、ほぼ裏声みたいな感じでしゃべってるので、それで音程をとるのがなかなか地獄でした・・・
す:www
し:でもホントに曲がかわいいので、がんばりたいなと思って
諏訪:全然違う曲調のものをたくさん歌って頂いたので、早く聴いてほしいです
キ:EDは、イジる雰囲気というのは全く感じさせない、爽やかな曲で・・・こちらもぜひ注目して頂きたいと思います

●ED
最後に登壇者から一言ずつご挨拶となりました。

諏訪:全話完パケして、あとは皆さんにお届けするだけとなっております。あとは、皆さんのご声援が全てです。毎週のご褒美タイム的に観て頂ければとても嬉しいです
ぜひ今後もよろしくお願いします、ありがとうございました!→拍手

監督:放送スタートは土曜の深夜ということで、皆さん観やすい時間帯かと思いますし、脳みそを空っぽにして、とは言えませんが、気軽に楽しんでもらえればと思います
原作のいいところを拾って作ったつもりですので、原作を読みながらでも、アニメのみでも楽しんもらえれば・・・よろしくお願いします→拍手

し:改めまして、桜役の井澤詩織です
ようやく皆さんに観て頂けると思うと、すごく楽しみです
学生時代を思い出す瞬間がたくさんあって・・・私は学生時代、あんまりよい思い出が無いのでアレなんですけどw・・・懐かしさとか、ノスタルジーをすごく感じるなって思います。背景がキレイだったりというのもあって・・・
皆さんのお気に入りの作品になるだろうと思いますので、楽しんで観て下さい、よろしくお願いします→拍手

す:改めまして、長瀞さん役の上坂すみれです
本日は大変な中、足を運んで頂きまして本当に本当にありがとうございます・・・会えて嬉しい
放送が間近に迫っているということで・・・アフレコしたのはけっこう前なんですけど、1話を観てると、ホントに隅々まで・・・絵もそうですし、お話やお芝居、表情とか・・・愛がとてもとても込められた作品だなって・・・みんなの愛とがんばりとフェチズムがぎゅっと濃縮されてます
楽な気持ちで、頭が疲れていても楽しく観られると思いますし、いろんな感情が呼び起こされる、そんな楽しめる作品ですので、ぜひぜひ放送を観て頂いて・・・ギリわかってくれそうなお友達にすすめて→笑い
w・・・なかなか父母とかにすすめにくい系ですけど、これが共有できたら友、という感じだと思いますので、お友達にすすめ・・・そして、わたくしのCDも発売日に購入して頂くというはこびで・・・よろしくお願いしますw
放送を楽しみにしていてください、ありがとうございました!→拍手

全員の挨拶のあと、キシダさんからイベント終了のアナウンスがあり、登壇者揃って「ありがとうございました!」と一礼されて退場。会場拍手で見送りました。

最後にキシダさんから、「上坂さんのCDも、アニメも初週が大事ですので、ぜひ応援よろしくお願いします・・・ありがとうございました!」と締めのご挨拶があり、先行上映会2回目も終了となりました。

参加された皆さん、お疲れ様でした!

<おまけ:この日のしーたむさん>
退場する時に見えたお洋服の背中がわりと開いていて、筆者は「Oh・・・」となりました

スクリーンショット 2021-03-31 0.45.40

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