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【今日の勉強】日本の税収が過去最高

目を引く話題を見つけた。
2020年の税収が過去最高を記録したそうだ。

2020年といえば、コロナ渦の一年だった。
連日ニュースでは、飲食店の倒産や旅行業界の経営悪化など目にしていたので、税収が過去最高は、ちょっと驚きだ。

過去最高の税収の内訳

私は、不景気=減収だと思っていたので、
2020年は概ね経済が好調ということだったのだろうか。

ちょっと調べてみると、
今回の税収が上がった要因はいくつかある。

①2019年10月より引き上げられた消費税による増収
消費増税から2年。
この消費増税により2020年の消費税収は初めて20兆円を突破したそうだ。

使うお金は減ったかもしれないが、それを補う消費増税分があったからプラスと転じた。

②アメリカや中国経済の回復による法人税の増収
コロナ渦で飲食店や旅行業界が苦戦する中「巣ごもり需要」が増えたのも事実だ。
アメリカや中国の経済回復を背景に法人税収も見込んでいたよりも3兆円増えたことにより増収につながる。

私たちの生活を支える様々なものに使うため税金は必要である。

しかし、今回の過去最高の税収には、違和感を感じる。
日本経済全体が好調の中、税収が増えるのはわかる。

ただ、前にも取り上げているように、
私たちの生活は豊かになっていない。

何を行動していくか

日々たくさんの情報に触れる中で、
その中身を知らずに過ごしていくことが多い。

また、マクロ経済の中では、自分が何をやったらいいか
追い付かず、日々過ぎてしまうこともある。

忙しくて、そこまで手が回らない。
余裕がなくて、将来を考えるまで頭が回らない。

私はこのニュースを見て、少し恐怖を覚えた。
消費税は、一律私たちにかかる負担だ。

お金を持っている人も貧乏な人も同じ税率だ。

税収が伸びるのはいいことだが、消費税による伸びだとしたら
経済格差は広がるばかり。
消費税は、生活に関わる費用なので、安定した税収が見込まれる。

年齢も関係ない、性別も関係ない、住んでいる場所も関係ない。

日本には、歴史があり、政治家もして、民主主義である。

ただ、漠然とこの日本の決められたルールにそって生きることに
将来の不安を感じる。

余裕がないから何も動かないでは、始まらない。
むしろ余裕がないからこそ動く必要がある。

日本の経済を勉強することは、私は未来の行動の活力になり好きだ。

しっかり将来を見据えて動いていきたい。

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