公式戦のスケジュール

2023年3月2日 19:11

熊本キャンプあともう少しで終わるみたいです。
noteは4本ほど製作中です。
やり直したり、その時の気分によって書く事が変わったりするので、中々難しいです。
週1本とかノルマ決めなくて良かったと思ってます。
平気で締切に間に合いそうもありません。
マイペースで続けて行きます。

今回は公式戦の時のスケジュールやルーティンについて書きます。
札幌だけの話ではなく、大体のJクラブで経験したことに基づいて書きたいと思います。

[ホームゲームの場合］

今まで所属してきたチームでは、ホームゲーム前泊は無かったので、自宅から試合に向かう時の話をする。

大体キックオフから3時間半前から3時間前にチームの指定するホテルや食堂付のクラブハウスに集合し、炭水化物を中心とした試合に向けた食事を摂る。
主に、うどん、パスタ、おにぎり、フルーツなどが用意されている。
俺は、うどんに餅を入れて食べる。お腹の空き具合や、その日の気温や時間帯によって量を増やしたり、減らしたりするかな。
それが終わると、大体のチームはミーティングをしてスタジアムに向かう。

スタジアム到着は、キックオフの2時間から1時間半前。
ロッカーに入ると、シャワーを浴びたり、着替えたりしてウォーミングアップに向かう準備をしていく。
小腹が空いたりしたら、バナナを食べたり、エネルギーゼリーを飲んだりする事もある。
セットプレーの確認もこの時間に行われたりする。
キックオフ1時間前からピッチ外の室内やアップ場で、GKのウォーミングアップが始まるのでそれまでにストレッチや、エクササイズ等を行なったり、テーピングを巻く。
ピッチの確認はホームなので、したりしなかったり。
選手はイヤホンをして、音楽を聴いてる選手が多いかな。俺もアップテンポの曲を聴くよ。

そしてウォーミングアップが始まる。
ピッチ内練習がキックオフ45分前からなので、キャッチングや、ボールフィーリング等の基本的な練習をしてピッチ内に向かう。

GKは、フィールドプレーヤーより、試合前に行うメニューが多いので、ほとんどのチームが早くからアップを始める。
シュート対応、クロス対応、足元のプレーやキックの確認など、GKの起こりゆる全てのプレーの確認を約45分間行う。
正直、試合より肉体的には疲れる…笑

Ｊリーグを観戦した方なら分かると思うけど、GKって絶対ウォーミングアップの最初に出てくるよね？
俺は、あの瞬間が好き。
まだ、誰も居ないピッチに、GK2人とGKコーチの3人で向かっていき、スタンドに向けて挨拶をする。
チャントが始まる。拍手が起こる。
GKをやってて良かったーと毎回思う。

話は戻り、キックオフ約20分前にはロッカーに戻り、練習着からユニフォームに着替える。
この時に、汗だくだったり、雨の日でグチャグチャになったりすると、1分くらいシャワーを浴びたりする。
基本的には、汗をタオルで拭いて着替えるけど。テーピングを巻き直したり、筋肉を温めるクリームを塗ったりしながら、監督の最後のミーティングを聞いて、試合に向かって準備する。
最後に全員で円陣を組んで、ハイタッチをしてロッカーアウトする。
そして入場口に向かう。

前半キックオフ。

ハーフタイムはもう1度全部ユニフォームを着替える。
エネルギーゼリーを飲んだり、サプリメントやスポーツドリンク、経口補水液等を摂取しながら、後半に向けての話が、監督から伝えられるので、それを聞きながらまた準備する。

後半のキックオフ。

そして試合終了のホイッスルが鳴る。
スタンドに挨拶に向かう。
ロッカーに戻り、クールダウンを行なう。軽いジョギングと、ストレッチ。
この時に、オレンジジュースや、リカバリー系のドリンクなどを摂取し、身体の回復を促す。
ちなみにコンサドーレでは、きなこ甘酒を摂取してる。サツドラに売ってるんで、皆さんも是非。

夏場や連戦等の場合は、氷風呂、いわゆるアイスバスに入ってからシャワー浴び、帰宅の準備をする。
そしてロッカーでは、おにぎりや、カステラ、和菓子などの軽食が用意されてるので、それを食べる。
ベルマーレは毎試合温かいカレーが用意されてたので、それを食べていた。美味しかったなぁ…

試合の1時間後にバスが出発なので、取材対応したり、顔見知りや、お世話になった相手チームのスタッフや選手達と話をして、バスに向かう。

バスがスタジアムを出発し、集合場所のホテルやクラブハウスに戻ると、そこで解散。各々自宅に帰る。

ってのがホームゲーム。
次はアウェイゲームについて。

[アウェイゲーム]

アウェイゲームは、基本的に前泊なので、話は試合前日から始まる。

午前中に、自分達のグラウンドで練習をし、終了次第、クラブハウスで準備をして、遠征に向かう。
チームによって様々だけど、バスで遠征出来るアウェイゲームは、チームジャージを着用。
公共交通機関の新幹線や飛行機を利用して、遠征するアウェイゲームは、スーツを着用。
というチームが多かった。

夕方に宿泊先のホテルに到着して、夕飯を食べて各々の時間を過ごして睡眠に入る。
俺は散歩が好きなので、チームメイトと遠征先のホテル周辺を散歩して、コンビニ寄って帰る事が多かった。

翌日は、朝食や昼食等あるけど、マストで食べる訳ではない。
試合の3時間半前頃から、試合前の食事があるので、自分の身体と相談しながら逆算して、食事を摂る。

午前中に、散歩をマストで行うチームもあったし、各自に任せるチームもあった。
ナイターゲームの時なんかは、近くの公園で軽く練習する事もあったし、その辺は、チームによってバラバラだった。
各自に任せるチームでも、必ず午前中に身体を起こして散歩だったりストレッチ等を、やるようにと伝えられていた。

3時間半前からの試合食が終わると、流れはホームゲームと同じ。
試合会場に向かうバスの移動時間は、遠征先によってバラバラだけど、1時間以上かかる事はない。

ちなみに試合前のバスの中は基本的に全員無言。
各自音楽を聴いたり、動画を見たりして過ごしている。

試合は先ほど書いた通り、ホームと同じ。

試合後はまた、遠征先や試合時間によってまた変わる。
バスのみでの遠征なら、試合当日に夜中であっても、帰宅する。
飛行機や新幹線などを使用する遠征では、主にナイターゲームの場合、帰宅する事が出来ないので、もう1泊する。
翌日の朝に飛行機や新幹線で帰り、場所にもよるけど、お昼過ぎに、クラブハウスに到着。

という流れかな。

サポーターやファンの皆さんには、この記事を参考に、試合前日や当日、キックオフの時間を逆算して、今選手はご飯食べてるのかなとか、移動してるのかな、とかを考えながら楽しんでほしい。

あ、駅や空港等で、出待ちをしてくださる方も居て嬉しいんだけど、写真をSNSにアップしたり、選手を捕まえて沢山時間取っちゃうのも、控えめでお願いします。
選手いい人多いから、気さくに話してくれると思うけど、時間ないから無理ですとは言えないので、ご理解ください！

なるべくなら試合後の方がみんな嬉しいかな…多分。

あと、学生さんや、サッカー指導者の方、サッカーをやってる子供達の親御さん方にも、今回の記事は参考になると思ってます。
前回の記事で、コンディションの事について書いたので、そこも参考になると思いますが、タイムスケジュールだったり、食事の時間だったり、Ｊリーグのクラブはこんな感じですよ、って事を知ってもらえたと思うので、是非是非真似してください。

まとめて言うと

・試合当日は、ダラダラ寝ずに、1度起きて散歩やストレッチ、軽く運動をする

・試合の3時間半前から3時間前に、炭水化物を中心とした食事をする

・試合の会場入りは、試合の2時間から1時間半前

・ウォーミングアップ開始は、試合の1時間から45分前から

・試合前やハーフタイム等に小腹が空く事もあるので、バナナやおにぎり、エネルギーゼリーを持っていく

・試合後は、身体の回復の為に、フルーツジュースやプロテイン、サプリメントを摂取する

・試合後食べられるならなるべく早く、カレーやおにぎり、カステラ、和菓子など、食べやすかったり、糖質の多い食事を食べる

食事のことばかりなっちゃったけど、こんな感じ。
試合会場によって、色々スムーズに出来ない事も多いと思うけど、食事と時間配分だけは、自分でどうにか出来ると思うので、是非参考に。

公式戦のスケジュール、これにて完了です。
またわからない事があったり、質問等があればコメント欄かTwitterに書いてくれれば、答えます！

最後に、今コンサドーレという、J1のクラブに居るけど、以前所属した、岡山、讃岐、群馬、湘南、京都全てのクラブが、ホームアウェイ関係なく、ロッカーの準備や遠征の準備、移動手段の手配等々、全てスタッフやマネージャー、フロントスタッフ、旅行代理店の方々が用意してくれてました。
ホームゲームでは、小さいカバン１つ。
アウェイゲームではカバンと小さいキャリーケース１つずつで、試合に向かうことが出来ます。

全て、先程挙げた方々のおかげで、選手達はストレス無く試合に向かう事が出来ます。

この場を借りて、感謝したいと思います。
そしてこれからも、よろしくお願いします。

さぁここから巻き返すよ！チームも俺も！

今回も読んでくれてありがとうございました。
写真と共に、お別れです！