見出し画像

大谷翔平

大谷翔平の移籍先が決まった。
10年総額1,000億円以上の契約という日本円なのに全くピンとこない金額での契約となった。

ドジャースという歴史も実績もある球団への移籍となり、大谷がワールドシリーズ常連になること請け合いである。日本のプロ野球のクライマックスシリーズの裏の時期にアメリカではそのシーズンの勝者を決めるワールドシリーズを開催しているので、ライトな野球ファンで今までメジャーリーグを観てこなかった者としては忙しい秋になりそうだ。

移籍に関してさまざまなお金の話が流れてきた。「大谷は1秒ごとに吉野家の牛丼相当のお金を稼いでいる」「大谷の契約金額は、東証プライムの大半の企業よりも大きい」「大谷は年50億円以上を税金としてお収めている」など。
どれも下世話な話ではあるが、1,000億円という金額を必死に「理解」しようとしているように見える。

大谷関連のニュースで言えば、いま一番気になるのは、日本のスポンサーについてだ。街中様々な場所で大谷の公告を見る機会があるが、その中で特に目立つのが「三菱UFJ銀行」と「JAL」だ。今後このスポンサーがどのようになるか気になっている。これらの共通点は「イメージカラーが赤」ということだ。そして大谷の旧所属のエンゼルスのカラーも赤。つまり今までは大谷のチームカラーをそのまま借りてきて自社の宣伝に使うことができた。しかし今回の移籍でチームカラーは赤系統から青系統に変わってしまったため、大谷のチームカラーを自社のイメージに結びつけることができなくなってしまったのだ。
おあつらえ向きに、先に挙げた二社には大手の同業に青をイメージカラーに据えた企業がある。今後はスポンサー企業が変わったりするのか?と気になっている。


話は変わるが、大谷翔平が投手として試合を見たことがある。札幌に住んでいたときに何度か日本ハムファイターズの試合を見に行く機会があった。しかしその時は大谷は野手の出場のみだったり、離脱していたりで、投手大谷は見られなかった。しかし、日米野球(MLBとNPBの代表の親善試合)で登板したことにより大谷のピッチング姿を眺めることができた。
その時の感度をいまだに覚えている。ひとりだけボールがキャッチャーミットに収まるときの音が違うのだ。ボールを投げるたびに高く、けたたましい音が球場に響く。球場内に160km/h超えの表記が出ると、会場にどよめきが走っていた。
その出来事から8年。今大谷はピッチャーとして対峙していたメジャーリーガーと日頃から対峙し、あるいはチームメイトとして闘っている。8年という時は人生を変えるには十分すぎると感じた。

サポートがnoteを書く頻度の向上+モチベーションアップになりますので是非お願いします。