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自分を変えるにはどうしたらいいか

久しぶりに質問箱の質問を募集したら、真剣な質問が入っていました。

楽に生きれるように変わりたいから、どうすればいいか、との質問です。

まず初めに、人が自分を変えようとすることは、とても難しいことです。敢えて主語を大きくしますが、人の変化の大半を占めるのは環境による変化(=受動的変化)だと思います。そして残りが、意識改革における変化(=能動的変化)です。短期的に見ても長期的に見ても、能動的変化を受動的変化と分化して捉えることは難しいです。

その中で自分をどう変えるか。自分に言えることは主に2つです。

①細かい変化を積み重ねる

②自分の捉え方をアップデートする

この2つを実践してほしいです。この投稿に沿って具体的な話をします。

①細かい変化を積み重ねる

見た目、趣味趣向、ルーティン等、自分が変化させたいことと直接関係なくてもいいので、今の自分ではない自分と仲良くすることです。そして、自分の頭に「自分は変わった」と認識させると、気分というものは偉いもので、本当に変われた気持ちになれます。そして、すこしずつ、変えたいことにアプローチをかけて、変わるべき自分の姿を自分の中に迎え入れましょう。

「え、今の自分から余分なところを何も変えたくないんだけど」と思うかもしてませんが、それがいわば「フィットギャップ」というものです。今と違う自分を受け入れる練習のようなもの、プールに入る前に、手でじゃばじゃばと体に水をかけることに近しいと思います。能動的変化のための小さなステップです。

②自分の捉え方をアップデートする

自分と他人との距離、他人への期待・共感、事象に対しての感情の触れ方、などについて振り返る機会を得ましょう。

自分は日本の古い映画や外国の映画を観ると、この種の感覚野がとても刺激されます。自分の理解では、自分と異なる価値観から切り取られた世界を疑似的に体感することで、自分との相違を認めて、その差分について考える機会になっているのだと思います。

考えるヒントとしてこの投稿に気になっているところを2つ言及します。

1つ目は、この投稿の方は自分で、自己肯定感も低くないと分析しています。しかし、文面から推測するに、自己肯定感以上に他人を肯定する力が強いのかな、という気がします。他人を肯定すること自己を肯定することは、同じくらい大切です。そのバランスが他の人を受け入れつつも、自分の主張をして、個性を生かしていくことになると思います。

2つ目は、自分の主張を通すことが、必ずしも楽ではないと思います。何も決定権を行使せずに、決められたことに従っている方が楽なこともあります。特に、自分にとってどうでもよく、他人にとって大切なことはそれにあたります。そういった、主張が強い人は、そういった煩わしいことも背負っていることもあります。なので、単純に自分の主張が通ればよいわけでなく、自分の尊重することを他人にも尊重してもらうというイメージのほうが楽に生きるという意味では大切だと考えています。

以上が、しゅぎもんとしての回答です。

このnoteが、少しでも質問者の方が変わる契機になればと思います。

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