【ブログ】ハンバーガー屋での意外な学び
久しぶりに外出をした。
家からほど近いバーガーキングに出向いて、昼食を摂ったら、セットのドリンクの蓋が気になった。
先に断っておくけど、人と言ったので2つドリンクがついてきただけで、1人で昼食に2セット頼むほどの胃袋の持ち主ではない。
私はコーラ、もう一人はウーロン茶を頼んだので、蓋に「C」と書いてある方がCokeなのでコーラだということは想像に難くないだろう。
ではこの蓋に「F」の方がウーロン茶になるということなのだろうか。
さて、この「F」は何のFなのだろうか、しばらく考えていた。
ここまで読んでこの「F」の意味が分かった人はバーガーキングでアルバイトをしていたか、日常に関して意識が非常に高いと思う。
素直に感服する。
ここからは答えを書いてしまうので、何か「こうだろうな」という予想を立ててから読むと面白いと思う。
まず我々が最初に考えたのは、店員さんのミスのセンだ。
ファミレスのドリンクバーにあるような機械から飲み物を出していたので、飲み物を入れ間違ったか、蓋に書く文字を間違ったかしたという説だ。
Fから始まる飲み物といえばファンタなので、ファンタが入っていれば晴れて説立証だが、中に入っていたのは普通のウーロン茶だった。
しかも、ファンタはセットドリンクの選択肢にすら入っていなかった。
この説は完全に間違いだ。
次に思い浮かんだのは、ウーロン茶のことを「F」と省略しているセンだ。
結論だけ言えば、この説が正しかった。
ウーロン茶そのもののスペリングとしては"oorong tea(英語)"か"wu long cha(中国語の発音記号)"となるはずなので、頭文字をとれば”O”か”W”となるはずだ。
次に考えたのは、ウーロン茶の別名や商品名が”F”から始まっているという可能性だ。ここで、商品化されているウーロン茶を思い浮かべた。
すると、一つだけ、ヒットした商品があった。
↓この名前のウーロン茶だ。
画像は日本コカ・コーラのWebサイトより
https://www.cocacola.co.jp/brands/other-brands/huang01
普段、ウーロン茶を「ウーロン茶」としか呼んでいないため、この製品の漢字の読み方なんて気にも留めてなかった。
しかも「煌」は「きら(めき)」という訓読みが有名すぎて他の読み方をするシーンをまず見ない。
調べてみたら、このウーロン茶の名前こそが、「F」の正体であった。
このウーロン茶の正体は「ファン」だったのだ。
この「ファン」の頭文字らしき「F」がバーガーキングのドリンクの蓋に書かれていたのだった。
意外なところから、一つ勉強になってしまって、感動した。
ひとつだけツッコミを入れるとすれば、この「ファン」はおそらく「煌」の中国語の読み方に由来すると思われるが、「煌」の中国語の発音記号は「huang」なので、書くなら「H」と書かれるべきなのではないか。
日本で展開するフランチャイズで、中国語の正しい読み方を強要するのはナンセンスだと分かっているが、勝手に中国語読みをしているのに、発音は日本語という、何たる中途半端さ。
そんなことを思っていながらでも、久しぶりの外出、外食はほんとうによいもので、あっという間に、バーガーセットを完食してしまうのだった。
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