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【読書】学校で作文の書き方を教えてくれ『小学生の勉強法』

公立校に通う小3の娘は比較的勉強が好きなタイプの様子で、その得意をもっと伸ばしてあげられたらと思っています。

そんな中で手にとったのがこちらの「小学生の勉強法」の本。

著者の石田勝紀さんは、20歳で学習塾を創業し、これまでに3,500人以上の生徒を直接指導してきたという経歴の持ち主。毎日更新のVoicyチャンネルも運営されており、そちらを愛聴していることが、この本を手に取るきっかけとなりました。

大きめの文字かつ200ページ程度で要点がまとめられていてサクッと読むことができ、かつ具体的なノウハウもたくさん紹介されており、すぐにでも取り入れてみたいと思えることが多くありました。

以下、読書メモ。

P6
(小学校の時代にすべきこと)
「学び方を知る」「学びの習慣をつくる」「学びが楽しいことを知る」

小学生の頃は成績の良し悪しにこだわるよりも、今後の長い人生で学び続けるための基礎をつくるほうが大事なんだな、と改めて思いました。

P19
子どもの価値基準を分ける2つのタイプ
マルチタスク型
シングルタスク型

マルチタスク型の人はジェネラリストで「得」を原動力とし、シングルタスク型の人はスペシャリストで「好き」が原動力とすることが多いそう。

わが家の娘は「どの科目も満遍なくこなす」「気が散りやすい」「クラスのリーダー的存在(っぽい)」といった様子を見るとマルチタスク型に当てはまりそうですが、読書や手芸などの好きなことに没頭する姿もしばしば見られるので、確信を持てません。

10歳頃まではシングルタスク型に見えることが多いことや、優等生タイプはマルチタスク型のように振る舞っているだけというケースもあるそうなので、もう少し慎重に見極めたいと思います。

P36
(賢い子とはどういう子なのか?)
「考えている子」にはどのような特徴があるかというと、彼らは次の2つの力を持っているのです。
①疑問を持つ力
②まとめる力

P45
頭脳のスペックを引き上げる5つのマジックワード

(疑問を持つ力を引き出すキーワード)
「なぜだろう?」「どう思う?」「どうしたらいい?」

(まとめる力を引き出すキーワード)
「要するに?」「例えば?」

「賢い子=考えている子」という定義はなるほど、と思いました。日々の生活の中で5つのマジックワードを取り入れて、子どもの賢さを伸ばしてあげていきたいです。

P80
スマホの録音機能を使って、子どもの音読を録音して自分で聞いてみる

「音読」の宿題がとにかく面倒だと感じていたので、それらを楽しく有用なものにできそうなヒントは本当にありがたいです!

P108
覚えるとは「自分で繰り返しテストすること」

P110
3回転させて3回とも間違えた部分だけ書いて覚える

漢字の書き取りなんかは見てて辛そうと思うことが多いのですが、石田さんによると「書いて覚える」という方法は勉強を嫌いにさせる悪手であるとのこと。テスト形式を取り入れて、負担を少なくしながら進められるようにしたいと思いました。

P129
(作文の書き方)
「何をテーマにするか決める、フレーム※を選ぶ、感情表現を選ぶ」を口頭で言わせ、それをメモし、メモを見ながら書いていく

※作文のフレーム
①物語パターン(5W1H|いつ、どこで、だれが、なにをしたか、なぜそう感じたか、どのように感じたか)
②説明文パターン(序論〜本論〜結論)

作文の書き方なんてそもそも親である自分が習った記憶無い(汗)ので、このレクチャーは非常に参考になりました。


本書の最後のほうには、具体的な教材の紹介も色々とされています。

うちの子にやらせてみたいと思ったものをピックアップしました。特に「カスタムスタディガール」が気になるところ。

  • グレードアップ問題集(Z会)

  • カスタムスタディガール(新興出版社)

  • クスッとわらってサクッとつかえるシリーズ(新興出版社)

  • ドリルの王様プログラミング(新興出版社)

  • ドリルの王様英語シリーズ(新興出版社)



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