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新刊のお知らせ

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集英社文芸編集部が刊行する単行本(主に小説・エッセイの本)の新刊のお知らせです。
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記事一覧

【後半】中村佑子×きくちゆみこ『マザリング 現代の母なる場所』刊行記念対談

2020年12月、ドキュメンタリー監督の中村佑子さんによる初の単著『マザリング 現代の母なる場…

【前半】中村佑子×きくちゆみこ『マザリング 現代の母なる場所』刊行記念対談

2020年12月、ドキュメンタリー監督の中村佑子さんによる初の単著『マザリング 現代の母なる場…

山崎ナオコーラの最新刊『肉体のジェンダーを笑うな』。タイトルに込められた思いとは…

 先月、山崎ナオコーラさんの最新刊『肉体のジェンダーを笑うな』が発売されました。  本作…

邪悪な”毒姉”に悩まされる妹の苦悩を描く、渡辺優の最新作『悪い姉』。作家の小嶋陽…

渡辺優さんの最新長編『悪い姉』が発売されました。 いじめや暴力などの問題行動を起こす”毒…

【書評】朝井まかて『類』/黄色いセーターの神様─鷗外の末子の物語 評者:早川茉莉…

明治の文豪の家に生まれた宿命を背負い、何物かであろうともがき続けた 森鷗外の末子、類(る…

【書評】寺地はるな『水を縫う』書評/やさしい水が流れるところ――評者:王谷晶(作…

「男なのに」刺繍が好きな男子高校生の清澄(きよすみ)。「女なのに」かわいいものが苦手な姉…

「真っ直ぐに流れない。だから誰かに届く」寺地はるなさん最新作『水を縫う』/紫原明子さんによる書評を全文公開!

「男なのに」刺繍が好きな男子高校生の清澄(きよすみ)。「女なのに」かわいいものが苦手な姉の水青(みお)。「愛情豊かな母親」になれなかったさつ子。「まっとうな父親」になれなかった全と、その同居人の黒田。「いいお嫁さん」になるよう育てられた祖母の文枝――。 寺地はるなさん『水を縫う』は、世の中の<普通><当たり前>から弾かれ、痛みを抱え生きている彼らが、一歩前へ踏み出していく姿を描き出す、清々しい家族小説です。 『家族無計画』や『りこんのこども』など家族や社会をテーマに執筆す

直木賞作家・荻原浩が漫画家デビュー! 『この世界の片隅に』著者・こうの史代との特…

“凡人”だから、物語を紡げる。 『人生がそんなにも美しいのなら 荻原浩漫画作品集』刊行記…

直木賞作家・荻原浩が漫画家デビュー! 『この世界の片隅に』著者・こうの史代との特…

“凡人”だから、物語を紡げる。 『人生がそんなにも美しいのなら 荻原浩漫画作品集』刊行記…

【脚本家・徳尾浩司×作家・額賀 澪】『できない男』刊行記念対談/自信はなくても、…

青春小説の書き手として知られる額賀澪さんが、20代終わり〜30代初めの働く男性たちを主人公に…

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青春小説の書き手として知られる額賀澪さんが、20代終わり〜30代初めの働く男性たちを主人公に…

『ホテル・アルカディア』(石川宗生 著)書評 高山羽根子

『ホテル・アルカディア』(石川宗生 著)の書評を、小説家の高山羽根子さんに寄稿いただきまし…

『ホテル・アルカディア』(石川宗生 著)書評 児玉雨子

『ホテル・アルカディア』(石川宗生 著)の書評を、作家・作詞家の児玉雨子さんに寄稿いただき…

小説家が世界進出するためには?―—対談◇藤井太洋+石川宗生/『ホテル・アルカディア』刊行記念

SF界の新星・石川宗生さんの『ホテル・アルカディア』が3月26日いよいよ刊行されます。「小説すばる」に連載した掌編から選り抜き、加筆し繫ぎ合わせることで長編小説へと再編した怪作です。発売を記念して対談するのは、先日『ワン・モア・ヌーク』を刊行し、海外でも作品が多く翻訳されている藤井太洋さん。海外進出の野望を持つ石川さんへの、藤井さんからのアドバイスは? 構成/タカザワケンジ  撮影/ケイヒカル ホテル〈アルカディア〉支配人のひとり娘・プルデンシアは、敷地のはずれのコテージ