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犬を飼うと言う事

コロナをきっかけに、自宅に居る時間が増えて、ペットを飼う人が増えている。そんなニュースを結構前に見ました。
ウィズコロナが少しずつ当たり前になりつつある最近、そのニュースの「その後」はどうなっているのだろう。

ちなみにわたしは犬を飼っています。
写真の彼はバズと言います。早いもので来月の7月29日で7歳になります。
ブリーダーさんのところから生後5ヶ月ほどで我が家に迎えたので、彼の犬生7年ほぼずっと一緒。

飼うきっかけ

わたしの実家は鹿児島で、元々小さい頃から犬を飼っていたこともあって、単身東京へ出てきて、きっといつかは犬を飼うんだろうなぁ、飼いたいなぁ。と言う思いや願望は漠然とあって、そのタイミングがやってきたのは7年前。

POINT 1
丁度会社員から、自営業へと働き方を変えようとしていた頃。
Webデザイン・制作を生業とし、ほとんどの作業が自宅になる。
第1のタイミング。

POINT 2
頻繁にチェックしていた不動産サイトで、当時住んでいたアパートから徒歩数分の近所に、当時のアパートよりもずっと広くなって、賃料が少し上がるだけで「ペット可」と言う物件を発見。
自営業になってそろそろ手狭かな。頃合いかな。と思っていた家探し。
第2のタイミング。

POINT 3
不動産のサイトと同じくらい頻繁にチェックしていたブリーダーさんのサイト。そこで男の子のワンコロが産まれたとのインフォメーション。
第3のタイミング。

犬を飼うのはきっともう少し先だと思っていた。
なんなら自分にパートナーができたら飼いたいな。くらいに思っていた。
けれど、そんなこと言っていたら一生飼えないかも。と思い始めたの。
だって、お皿やコップだってペアで揃えたいから買い渋る性格。結果、欲しいお皿やコップは何年も揃えられず仕舞い...。

そうこう思っているうちに、3つのタイミングがほぼ同じタイミングでやってきて、「これは・・・」と思ったよね。
電車で2時間かけてブリーダーさんのところへ行って、初対面。
そこからはもう・・・ね。考え直す。って言う選択肢がすっぱり無くなっていたよね。

飼う直前に、きっと長期の旅行は行けないだろうと思って、まるで婚前前の独身最後の夜。のように、約1週間、ニューヨーク旅行に行ったよね。

想像以上に大変。いや、きっとこれは想像できないかもしれない。

子供の頃に実家で飼っていたとは言ったものの、やはりどれだけ親が世話をしていたか身につまされる。
実際に単身で犬1匹飼うのは、想像以上に大変。

・夜泣き
・トイレ
・家具を噛み散らす

夜泣きなんてほとんど想像していなかったかも。これが中々に大変。ケージに暗幕掛けたり、薄ら音楽かけたり、色々トライした。

トイレ。これが一番大変だったかなぁ。買ったばかりのラグも一瞬でダメになったし、ベッドでもやらかした。ほとんど四六時中付きっきりだったな。

家具の脚もボロボロ。(これは歯が生え変わるまでの間だったけど)でも今となってはボロボロのテーブルの脚も、なんだか愛おしいんだよね。w

どれもこれも、週5日勤務の会社員だと、なかなかケアが難しい問題だったと思う。

一緒にいる時間をかなり作れたお陰か、結果的に今はトイレの失敗も無駄吠えも無くなった。2年経った頃くらいかなぁ?悪さしそうな物を床に放置しなければ、悪戯もしなくなったので、ケージも無くして完全フリー飼い。
気がついたらどんどん手が掛からなくなってきたな。

家を空ける時はできるだけぼっちにしない

バズを家に迎えてからの旅行はほとんど行かなくなったし、行ったとしても1泊2日がほとんどで、その場合はペットシッターさんに来てもらって、1日2回のご飯と散歩をお願いする。
バズが家に来てから初めて、3泊ほど家を空けることがあったんだけど、その時は実家の鹿児島に連れて行って、親に世話をお願いした。

羽田→鹿児島→羽田→成田→バンコク→成田→鹿児島→羽田

って言う過酷なフライトスケジュールも過去にはあったけど、全てはバズのため・・・。

今回のコロナで友人と全く会えなくなっても、そもそも普段からそんなに人と会わなくても、比較的メンタルが健康でいられるのはバズが居るから。って言うのは大いにあるかもしれない。
普段の生活に寂しさを感じることは何一つないからね。

だからこのタイミングでペットを飼いたくなる気持ちはすごく理解できる。
働き方も変わって、飼い易くもなるかもしれない。
子犬の頃は本当に可愛い。(今もずっと可愛いんだけど)
でも、子犬の頃が一番大変だった・・・。個人的にはこれが育児ノイローゼか?と思う瞬間もあったくらい。

それに基本的にはほぼ毎日の散歩。
「小型犬で散歩は要らない」なんてたまに目を疑うような言葉を見かけることもあるんだけど、そんなことあるわけないと思う。散歩の好き嫌いの程度や時間は個体差あれど、全く不要なんてことはないでしょう。

散歩は日課になってしまえばなんてことはないんだけど、その日課になるまでが大変かもしれない。

わたしの場合は「習慣化」することが後々自分にとってイレギュラーができないことがストレスになると思って、基本的には散歩の時間やご飯の時間はバラバラにしていて、特定の時間に催促されないようにしている。
(ただ、腹時計はかなり正確っぽい...w)

ちゃんとしてる人はそもそもちゃんとしてる

そんなこんなで色々奮闘しながらの7年。
あっという間の7年。気がつけば7年。
犬が第一の生活。と言うよりも、もうパートナーなんだよね。
一緒に生きるパートナー。だから相手のことを考えるのは自然なことだし、当たり前のことになった。

「みんな飼う前にちゃんと考えて!」って言うベタな決まり文句。
なんだか最近すごく思うのは、きっとちゃんと責任持って飼える人には、そう言う言葉は言わずもがな届いているような気がする。
責任持って飼えなさそうな人ほど、悲しいかなその言葉はいくら言っても届いていないような気がする。

まぁ、何が言いたいかと言うと、結局それでもやっぱりベタな決まり文句ではあるんだけどね。

犬のいる生活は、たぶん日課として日常化して「それが当たり前の生活」そうなるまでが大変かもしれないと思うわけ。
これまでの自分一人の生活とはやっぱり一変するからね。

人間の子供こそいないものの、子育てってこんな感じなのかしら?ってくらい、大変なのと幸せなのと、色々やってくる。

参考になるかどうかも分からないけど、単身者で犬1匹飼っているケースの一つとして書いてみた。

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