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雪形は春の兆し

今日は空気が澄んで八ヶ岳がくっきりと見えるのでみなさんに雪形(ゆきがた)をご紹介しようと思って写真を撮ってきました。雪形というのは山の雪解けが始まると山肌に見えてくる模様のことです。冬の厳しい地方ではそれぞれ独特の雪形があるそうです。雪形は春の兆し,昔の人は山にその形を見つけては春の近いことを知り心弾ませたことでしょう。さて原村からは八ヶ岳に三つの雪形が見られます。写真のどこに雪形があるのかは書かないようにしますので探してみてくださいね。

鳳凰

まずは北八ツの中山の西麓に現れる鳳凰です。羽を広げて優雅に飛んでいるでしょう?毎年,きっちりこの形になるのは不思議でもあります。

大坊主小坊主

これはボクも実はよくわからないのですが,たぶんネガティブな黒い形が座っているお坊さんの後ろ姿に見えるのだと思います。何人いるでしょう?

鹿の角

これはタイヘン分かりやすいですね。立場岳に立場川の支流が深い谷筋を作って雪が残ります。

上り金魚と下り金魚

今回,インスタ友のご教示で初めて知った編笠山の雪形。どうもボクには上りが鯉で下りが金魚に見えます(笑)

暖冬とは言え,やはり冬の厳しい信州に雪形が春を知らせています。


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