TikTokやSNOWに共通するイノベーションとは
こんにちは、TikTok童貞(TikTokをやったことがない成人男性の俗称)です。
さて、こんな記事がバズっておりました。
素晴らしい内容ですね👯
要約すると、
ということです。
Youtubeはコンテンツが最低でも数分はあるためにこうした施策が難しく、一方でTikTokは15秒という短いコンテンツだからこそ可能であることも述べられています。
消費者を発信者へ
さて、TikTokは無名の人がアップしたコンテンツでもそれ自体が面白ければ評価される可能性が充分にあるように設計されている というのがTikTokのイノベーションであるという点をもう少し深掘りしてみましょう。
そもそもSNSや自己発信型のアプリを利用する個人の目的の大半は 承認欲求の充足である、と僕は考えています。
つまり、それが動画であれ写真であれこうしたブログであれ、他者から見られて評価されることを目的としている、ということです。
従来はこうしたコンテンツの制作には才能とスキルと時間が必要でした。
つまり、一部の限られた人たちが発信するものに過ぎず、凡人は消費者で有り続けるというのが常識であったわけです。
その常識を第一に壊したのが SNOW であると思っています。
SNOWの凄さ
かつて僕はSNOWに対して、
と、頭を抱えていた時期がありました。
結局の所、犬の顔になるのが面白いわけではなくて、容姿という才能(またはスキル)をブーストし、そして平均化することで個人の発信のハードルを下げたことがイノベーションであったと、今はそう認識しています。
もう少しわかりやすく言うと、
です。
この "平均化" というのも大事な要素で、皆と同じであることに安心するという心理への働きかけは発信ハードルを大きく下げたでしょう。
凡人のためのインターネットがトレンド
さて、一度TikTokに話を戻します。
TikTokも既に用意された楽曲と映像フィルターと優れたUIで誰でも簡単にクオリティが高いショートムービーを制作出来ます。
もちろん、平均を大きく上回る評価を得ようと思えば、容姿や元の知名度やプラットフォームの研究が不可欠なのは言うまでもありません。
ですが、少なくとも "それっぽく" 仕上げることは誰でも可能なのです。
SNOW、TikTok 双方の考察から導かれる答えとして、
"凡人でもインターネットを楽しむツール"
というのが近年のトレンドなのかもしれません。
容姿が優れているわけでもない、歌がうまいわけでもない、楽器が出来るわけでもない、喋りが上手いわけでもない、踊りが上手いわけでもない、頭がいいわけでもない、絵が上手いわけでもない そんな世界の大多数を占める凡人(僕もです) も承認欲求はあるわけです。
そういった人達にフォーカスして、"発信" をサポートしてくれるアプリやプラットフォームは今後も沢山現れてくるのではないでしょうか。
インフルエンサーという存在がなくなることはないし、TVタレントやYoutuberが一定の影響力を持つ状況はまだ暫く続くでしょう。
しかし、サービス(ビジネス)を作るにあたってそれらの存在に依存するのは今となっては時代遅れかもしれませんね😉
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