2023年3月4日
ハローnotebook
ということで
朝からnoteを書きますけども
あの昨日漫才協会の事務所に行きまして
いつも最近は青スーツだけ東洋館に吊るしてまして
19日まで置いてまして
1月はウーデンガーデンムサシ君が(飲尿フワっち配信でおなじみ)の押入に保管してて
2月は違う若手が事務所に忘れ物として保管してたんですよ。
それを3月頭だから出番前にスーツを取りに来たんですけども
事務員の方に『スーツをここに置いてたらどうするか、ピンクの衣装良いですね』と言って頂いて

改めて漫才協会て良いところだなと

引き続きジェイジェイを警戒しつつ思いました。

というわけで欲について書くことにしました。

何故に『欲』について書くかというと

3月2日に藤井ペイジさんとスペースやったときに『この賞レースは黒になってるの?』という質問の際『赤字です!』と答えた事で引かれた事です。

賞レースが何故に赤字なのかをもう一度話すと

例えば、1回戦の小屋を5日間借りて500円と考えた際に審査員やお手伝いのギャランティを考えると
20万円します。

それを500円×30人埋めても売上だけでも届かない。

ましては芸人のエントリー費でも合計100組集まれば成立するのですが

大会で一度も100組届いた事はありません。

だから、これだけでも赤字になるなら

2回戦、準決勝、敗者復活と進めば赤字になるよねということで

ただ赤字になってもヘラヘラしているかといえば

まず、1つは生活が出来れば越した事がないからです。

生活て皆様が思った以上に出来るもんで

携帯代もクレジットカードも支払い日を過ぎてようが待ってくれます。

唯一吉本さんのギャランティだけはちゃんと請求書が来た次の日には出すようにしてるので

それだけなら別に派遣4日やれば稼げるんじゃね?

ネパール人に数十万円の給料を搾取されながらも問題ありません。

もうひとつは欲というのが基本的に少ない部分があるからです。

藤井さんとのお話でも『菓子パン1個とコーヒー』で良いんです。

少し話は脱線しますが、昔はこぼん師匠が若手にパンやジュースを配っていました。コーヒーは自分で作ってそれを飲んでました。

だから、ある種昔の漫才協会は食費が浮きました。

そうやって工夫はしておりました。

今はそのシステムがあるか不明ですが

漫才協会芸人は師匠の差し入れで食いつないでいた歴史があるため、我々は率先してお手伝いしたものです。

そして、芸人欲でいえば

2年目にストライドのガムCM出たり

テレビもラジオも経験したりしていたり

学園祭も行ったり、企業の営業に行ったり

郵便局員さんの前で割烹料理屋にてネタをやったり

新聞の取材も受けたり

本を出したり(初期のBe-1グランプリの日記を本にした)

ラジオCMを作ったり

色んな事をやってますから

基本的に【あれしたい】【これしたい】がないんじゃない。

舞台も立ってないのはルミネ位だしねぇ。

だから、常々○○しようとか○○したいとか思ってたから無いのよね。

ま、今は国立演芸場で単独ライブかな。

国立演芸場にて単独ライブ

正直、本契約出来たところで8割願いが叶ったようなものだから

あとはみんなで告知をしちゃえば終わりなもんだから

特に難しい事てあんまり無いんだよね。

やろうと思えばやれちゃうよ

というお話でさ。

地方だって北海道県の琴似だって、山口県の周南市徳山駅にだって行けるんだから

山口県は2000円代で泊まれる所があったら定期的に行きたいけど、まあ頻繁に行けない。

広島県のお笑いライブも夜9時の深夜バスに乗って朝9時に着くから行けない事はないけど
ライブ終わったら9時には帰らないと行けないとかあるわけですよ。

だから昼間だったら大丈夫とかあるわけですから。

基本的に宿泊費がネックかもね。

この前長野県のお笑いライブ出たときも移動費は3000円で行けたけど宿泊する場所が無くて

駅の野宿も考えたけど街灯がないから真っ暗でイノシシと熊が一般道でも出るて話聞いて

移動費の倍取られたからね。 

そういう所がネックになってる部分もあるし

またお話はそれてしまったけど

基本的にそこまでの欲は衝動的な欲くらいで

その衝動的な欲も抑えてしまえば、そこまでの浪費はないのかなと思います。



芸事だけで少しでも食べていきたいです。