「THE DOOR INTO SUMMER」
会場が狭く、キャプションを展示できないため、それぞれの写真のキャプションをこちらのページにまとめます。
会期中に随時更新していく予定です。
よろしくお願いいたします。
旅程
ギリシャへの旅は、昨年8月、羽田からドーハを経由してミコノス島へ。ミコノスから船でサントリーニ島、小型飛行機でアテネへ、という旅程でした。
フライトはトランジットを除いて約14時間。ギリシャとの時差は-6時間でした。
①ワーキング・キャット
ミコノス島で出会った働き者のハチワレです。穏やかで優しく、ミコノス島と猫のイメージアップに尽力していました。ミコノス島は、至る所に猫がいて、住民に面倒を見られながら生活しているようでした。嬉しそうに猫をなでる男のたちに対して猫の無表情さが、我が家の猫を思わせる温度差でした。
②グリーンテラス
ギリシャは夏の間ほとんど雨が降らないらしく、多くのお店がこうして外にテラス席を設けていました。日差しは強いもののカラッとした気候のおかげで40℃近い気温下でも気持ちよく食事ができます(日焼けはします、物凄く)。
③写真家
カメラ持って写真を撮ってる人は思いのほか少く、皆iPhoneを片手に身軽に観光していました。彼は幼いながらも、おそらく自分のカメラを構えていて、楽しそうに買い物をしている母親を一生懸命撮っていました。自分は一緒に買い物をせず、少し離れたところからカメラを構えている姿はフォトグラファーそのもの。同志を見つけたような親近感を覚えました。
④ブーゲンビリア・ガールズ
ミコノス島の丘の上のホテルから街へ入ってすぐ、
大きな十字路にあるブーゲンビリアの木を照らす
夕方の柔らかい日差し。
行き交う人々の視線がさまざまな様子が旅先の街角を象徴しているようでした。
左椅子が積んであるお店がm-eatingという素晴らしいレストランで、今回初めて訪れてお気に入りの一つになりました。
半分テラス席の開放感のあるつくり、フレッシュな魚介を使ったモダンなギリシャ料理とアシルティコをはじめとするよく冷えたギリシャの白ワインが楽しめるお店です。
気に入っている写真で、今回Tシャツにしました。
⑤スーパーパラダイスビーチ
冗談みたいな名前の最高のビーチ。気温は高いが水温は低い。海に入って体が冷えたら浜辺に寝そべって日焼けして。ビール飲んで本読んで眠くなったら昼寝して。パラダイスが本当にあるとしたらたぶんここのことだと思います。
⑥ベイクショップ
パンやサンドイッチ、ピザなど食事系のものから、ケーキやマフィン、クッキーまで焼いているベイクショップ。お店の外に小さなカウンターがあって、椅子に腰掛けてお茶できるようになっていました。散歩の途中にさっと立ち寄って、日差しを浴びながらコーヒーが飲める素敵なお店でした。
⑦夏への扉
今回の展示のメインビジュアルに採用した一枚。早朝のミコノスのレストランです。僕らにとっては非日常だけど、それが日常の人もいる。朝早く街を歩くと、当たり前のようにそこで暮らしている人たちに会えました。
⑧ビーチ
2枚を一つの額に組んだ組み写真です。ビーチを撮った写真ですが、距離(視点)、場所、色合いの相関を意識しています。サントリーニのビーチは辿り着けないような絶壁の先にあり、行ってみたい!が半分、大変そうだな…が半分、といったところでした。壮大。
⑨アテネの猫
アテネの野良猫たちは観光地の島の猫とは少し雰囲気が違っていて、サバイバルしている都会の猫といった様子でした。東京で見る猫に近いというか。日陰で元気で過ごしていてほしい。
10-11-12 都市の小作
都市をテーマにした小さな三部作です。サントリーニとアテネの街並みを撮りました。島と都市の雰囲気の違いを、時間帯(夕方〜夜〜朝)」人の雰囲気、街の様子を対比して表しています。
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