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しらふでいる習慣をはじめてよかった

コロナで在宅勤務になってからお酒減らして、それがよかったという話です。

私は明るい時間から酒を飲むのが好きなのですが、コロナで我が社にも導入された在宅勤務のおかげで、平日も含めて毎日17時前から飲めるようになって、それをとてもうれしく思っていました。
その後、ちょっとしたきっかけで酒を減らすことにして、いまは多くて週2回に激減しています。
毎日飲んでた頃は、酒がないと楽しくない、一生酒を飲んで楽しく暮らすぞ!と思っていました。いまになってみるとなんてバカなことを言っていたのだ私は、と不思議なほどです。

酒を減らして良かったこと

酒を減らして良かったことがたくさんあります。
具体的に感じている最大のことことは、まず時間に余裕ができたこと。
他に、体が引き締まったこと、出費が減ったこと、夜に食器を片付けてから寝られるようになったことなどなどいくらでもありますが、一言でいうと時間と理性を取り戻しました。そしてそのおかげでいろいろとやりたいことができるようになりました。
この記事では、昔の私と同じようにお酒を減らしてみようかなと思った方が酒を減らす、やめる後押しをしたいです。

毎日酒を飲んでいたころの話

毎日、お酒を飲むのを楽しみにしていた頃に、一番困っていたのは時間がなかったことでした。いろいろと時短の工夫などしていたのですが、一日があっという間に終わってしまうと感じていました。在宅勤務で通勤時間が減って時間ができたはずなのに、なぜか相変わらず時間がありませんでした。
私は酒を飲むと顔が真っ赤になって、とても楽しい気分になります。あまり酒に強い方ではないんですね。楽しい気分になるのはいいのですが、いろいろダメになります。好きな読書もできなくなるし、片付けるべきものを片付けられなくなったり、歯磨きが適当になったりします。。
テレビとかYouTubeとか見るくらいならできるのですが、基本的に生産性がまったくなくなってしまいます。

飲む前は飲みたくてしょうがないし、飲んでるときは、いろいろどうでもいっかと思うし、杯を重ねるにつれ記憶もなくなるのですが、翌朝になると結構後悔してました。
毎日特に好きでもないテレビとか見て、よく覚えていない時間を過ごしてじいさんになるなんて嫌だなあと思いつつ、でも人生ってそういうもんだよなあ、きっとこれが幸せなんだよな、と思って暮らしてました。
そんな中で、コロナウイルスで在宅勤務の日々が始まりました。
在宅勤務とフレックスタイムを組み合わせて17時前に仕事から解放されるようになったのです。
それで、仕事が終わってまだ明るい自宅の周りをランニングして、最後にコンビニでビールを買って18時前に飲み始めるという生活をするようになりました。
ずっとこういう日々が続けばいいと思うくらいに楽しかったです。と同時に、これでいいのか、大丈夫なのかという気持ちもありました。
そのときに、アメリカで在宅勤務中に酒を飲む人たちが多くて、アルコール依存症の増加が危惧されているというような記事を読んで、まさに自分のことだと感じ、ちょっとお酒との付き合い方を考えてみることにしたのでした。

酒を減らすための行動1 飲み過ぎかどうか知る

まずは、自分の酒の飲み方って、実際どうなのというところを調べてみようと、ネットでいろいろ見てみました。
それまでは、酒を悪く言うような情報は触れたくない情報だったのですが、このときは不思議と見ないといけないという気持ちでした。ネットには、アルコール関係の有用な情報が探せばたくさんありました。
たくさんのサイトで勉強させてもらいましたが、飲み過ぎかどうかを判断するにはAUDITを使うのが一般的です。
このサントリーのWebページからできるのでぜひやってみてください。このサイトは、他の情報も有用です。
https://www.suntory.co.jp/arp/check_habit/

酒を減らすための行動2 自分の常識「毎日飲むもんだ」を否定する

自分の酒の飲み方を客観的にチェックしてやばいことを自覚し、酒を減らすことにしたのですが、酒を飲まないと一日が終わった気がしないとか、酒を飲むために辛い仕事を頑張ってるんだとか、まあそんなことを思っていたし、言っていたので、すごく抵抗がありました。
でも、アルコールについて勉強し、考えてみると、「毎日飲むのが当たり前」というたぐいの主張をしているというのがおかしな状態なんだと思うようになりました。
習慣的に酒を飲むのが普通のことだ、という常識は、おそらく普段接している友達や同僚との会話、テレビCMや電車広告、ドラマ等の描写で形成されたものですが、本来正しいものではありません。

人って、日々どんな情報に接して生きるかで、簡単に自分の中の常識が変わっていくんですね。
私は毎日酒を飲むのが普通だと思って育ってきました。会社に入ったら普通の社会人はそつなく飲み会で立ち回る、取引先とも酒の席も使ってうまくやる、女性といい雰囲気になるのも酒の力を借りる、万事がそんな感じ。
テレビも電車の広告も疲れたらプハーッっと飲んでスッキリしようって言ってますよね。素直な人はそういうもんだ、酒を飲まないとやってられない、と思うでしょう。でも、その常識はおかしいのです。本当は酒は毎日飲むもんじゃないです。飲まないとやってられないようなストレスのある日々は、原因から断つべきだし、たまにちょっと飲むからいいんです。

酒を飲むことを勧める動機を持った人たちはたくさんいます。でも、あなたに煙たがられながら酒を減らしたほうがいいと言ってくれる人はほとんど現れないのが普通です。だから自分で減らすしかないのです。

酒を減らすための行動3 休肝日をきちんと作る

まずは週に1回の休肝日を作ることにしました。確か月曜日は飲まない日と決めたのだったと思います。できるかどうか不安だったのですが、意外となんともなく、数週間続けられました。
案外できるもんだなーと、ちょっと自分に自信が持てました。それで、休肝日を週に2日、3日、と増やしていって、いまは週に2回飲む日があったら多いくらいになりました。

最初は月曜日は飲まない、と決めていただけだったので管理するまでもなく簡単だったのですが、増えていくとよくわからなくなるのと、実績を記録していたほうがモチベーションが上がるので、アプリで飲んだ日、飲まなかった日を記録してました。
記録をつけるのはノートでもなんでもいいと思いますが、私が使ってたこれは無料ですしおすすめできます。Androidアプリです。
ループ習慣トラッカー

https://play.google.com/store/apps/details?id=org.isoron.uhabits&hl=ja&gl=US

いまは酒を減らした影響で、英語の勉強とか筋トレとか、良い習慣の維持も含めて、記録・管理をより細かくやりたくなったので、自作のGoogleスプレッドシートに移行しています。
英語の勉強は20年ぶりくらいにやっているのですが、楽しいですね。
他にもNetflixで腰を据えて映画なりドキュメンタリーを見たり、ギターや字を書く練習をしたり、キャンプや山登りの頻度を上げたりと、酒を減らしたことでいろんなことが計画的にできるようになりました。
読書量が増えたこと、日記が続いていることもうれしいですね。
夜寝る前に、食器を全部拭いて食器棚にしまえるのも気分がいいです。

以上、酒を毎日飲んでたけど減らしてよかった、減らすには自分の状況を理解し、酒は毎日飲むものじゃないと常識を上書きして記録を付けること、という話でした。

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