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エッセイいろいろ

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#ジェンダー

俺は自由でいたかった

ヒラギノ游ゴさんによる、言語学者・中村桃子さんのインタビューを読んだ。 小学校6年生〜中学1年生くらいのとき、友だちの、女の子たちの間で自分のことを「俺」とか「僕」と呼ぶのが流行った。当時わたしは典型的な(いわゆる教室ヒエラルキーの最下層であり)(美術部と吹奏楽部で構成されるような)「オタクっぽい女子グループ」に属していたため、当時(2ch全盛期だった)のアンダーグラウンドカルチャーの煽りをびゅうびゅうに受けていたところもあるとは思うんだけど。 でも、いま思えば、あのこ