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コロナ奮闘記4

Day5
さて苦痛の抗ウイルス薬治療2日目。
予め医師に言われていた通りの副作用が出始め、特に食欲減退が始まり朝からご飯見るのも嫌。とりあえず開けてはみたものの喉の痛みも最高潮で大変申し訳ないのですが破棄させて頂きました(ほんと目が潰れるわ)

それにも増して苦痛なのが首の凝りと吐き気。
食べないから嘔気があるのかどうかわからないけど眠って起きる度になるから始末に負えない。

医師は涼しい顔で「頭痛薬いります?吐き気止め出しますか?」と言われるが本来こうなったら血液検査必須なはずなのにそれもない。耐えかねて聞いてみれば「じゃあやりますか?」と逆に聞かれる始末。え?それ俺が決めるの? 
ふう、もうお任せします。
フラフラになりながらそう言うとベッドに倒れ込むと同時にブラックアウト。

気づいたらお昼を通り越し15時近く。やはり起きると同時にふらつき、めまい、吐き気のオンパレード。お昼置いてくださった看護師さんには感謝だが一向に空腹のサインもない。ランチに至っては開けることもなく廃棄。出された物は決して残さないという家訓に育てられた身としては忸怩たる思い。

ちょいとブルーになっていると会社から電話が。
私が入院してるのは幹部しか知らないので緊急でなければかからないはず。出ると統括部長からで自施設の1つからコロナ陽性が出たとの報告!
陽性者が出た時のマニュアルは最近新たに作成し直したばかりだから、それに従って行動するよう伝えると、どうやらまずいことに感染がすごい速度で拡大しているとの事。
こうなると対応に追われて、悲しいかなウチのような中小の福祉施設は人手が足りなくなる。
もう頭が痛いだのなんだの言っておられず指示を出すためにノートパソコンを開き緊急会議を招集、次々と指示を出す。
あとは保健所とのやり取りが必要なため、病室では他の方のご迷惑になるため退室して誰もいない共有スペースの一角を借りて対策本部を勝手に開きドタバタと出来る事を片付けていく。

一連の案件を片し終わると同時に集中が切れて脱力感が湧いてきて這うように病室に戻る。
またしてもお食事が置かれており、全く食欲はなかったが明日以降もどうなるかわからない中、食事を摂らずでは対応出来ないと思い、無理くり口の中に詰め込んだ。
明日で抗ウイルス薬治療は終わりだ、頑張ろう。

なんと!真夏のおでん(笑)

余談だがコロナの入院療養施設内の撮影やSNS等へのupは一切禁止とのこと。
ふむ、確かに言われてみればその通りなので自重します。

今回はここまで。
また次回、よろしくお願いします。
ご覧頂き幸甚の極みでございます。

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