コロナで味覚嗅覚障害となり、声の出方が変わった

7月第2週頃コロナにかかりました。

初めは熱だけだったのですが、次第に咳が止まらなくなり、コロナを疑いました。病院へ行くと、「今は市販の検査キットでもOK」とのことだったので、ネットが購入した検査キットを試すと「陰性」。一安心かと思いきや翌日味覚と嗅覚が消えました。
普通にコーヒーを飲んでいたのですが、急に味が消え、匂いもわからなくなり、「こりゃコロナだな」と確信。
もともと食に特別こだわりはなく、食えるだけ幸せと思っていたほどなため、そこまで焦らなかったのですが、簡単な声出し練習をした時に気が付きました。

「声の出方が全く違う」

ハイトーン時(hiA付近以降)今までは口腔→鼻腔→頭上と響きが流れていたのですが、喉→頭上と口腔と鼻腔の響きが全くありません。ハミングをしても、鼻に響いている感覚がなく、あってもほんの僅か。本当に鼻腔と口腔の箇所が全く響かなくなったのです。
「実際は響いているが、味覚嗅覚障害で感じとれないだけでは?」という可能性を考慮し、前と同じ要領で声を出してみますが、何か違う。
また、声帯を閉じる感覚もないため、細かなピッチコントロールができなくなっていました。
まるで暗闇の中でギターを弾いているかのような感覚です。「音はでるが、肝心のどこでどの音がでるか分からない。慣れればパワーコードはいけるが、細かなギターソロフレーズが弾けない。」という状況です。

正直、大分ヤバイ。
とにかく味覚嗅覚障害を治すこと、前の声の出し方を忘れないこと。この2つに気を付けて頑張ります。

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