見出し画像

*恋について考える


突然ですが、恋していますか?

少女漫画に出てくるような甘酸っぱい恋か、
はたまた大人のロマンチックでおだやかな恋か。

なんであろう、恋というものは大変良いものだと言われています。

あなたは恋をしてますか?
または、恋をしたことがありますか?

私は恋をしたことがありません。
厳密にいうならあります。が、叶ったこともないし、幼稚園の頃なのであやふやです。

誰かを好きになったことはその1回限りです。
珍しいのだろうか、まぁマイノリティではあると思います。

恋をするってどういうことなのだろう。
ずっと一緒にいたいとか
落ち着く存在とか
一緒に居て楽しいとか
好きなタイプとか

色々言われますが、全てにおいてピンときません。

「私は人間が好きじゃないのかもしれない。」

……なんて厨ニ病みたいな発言が危うく飛び出してしまいそうなほど。

最近では同性愛も浸透してきて、
異性に限らず同性も恋愛対象になるのが当たり前になりつつあります。

大好きな友達はいますが、
別にずっと一緒に居たいとは思わないし(生活するという意味で)
もちろん、性的なことをしたいとも思いません。

本当に私は、恋をせずに一生を終えるのだろうか。
せっかく人間に生まれ、酸いも甘いもある世界に生きているなら!!一度は経験したいものである。

高校時代の時に、とある人に出逢いました。
その人はいわゆる"推し"なのですが。

熱し易く冷め易い私が、なんと10年経った今も、変わらない熱量で推し続けています。
ですが、

推しは推しだろう。恋とは違う。

もちろん、その人のことは大好きだし。
それは顔も、考え方も、生き方も、声も、体つきも、何もかも好きだし。
生きとし生けるものの中でその人を超えるものは存在しないと思っているけど。

別にその人と一緒に成りたいとは思わないし。
(もちろん告白されたりなんかしたら全力OKですが。)
人生の邪魔をするつもりもありません。

だから、恋とは違う。と思ってました。
ファンとしての愛だ、と。

先日、大学の頃の友人とLINEで話をしていた時。
年齢も年齢なので恋愛の話にもなります。

友「あんたはどうなんよ、最近」
私「相変わらずだよ」
友「相変わらず、追っかけてんの?」
私「そうだねぇ。好きな人もいないからね」
友「もうその人はどうなんよ?」
私「いや推しは推しでしょ。恋愛とは違うよ」
友「いやいや、それはね。恋だよ」

恋?
え、恋なんか?

私はフリーズしてしまいました。全く頭に無かったからです。

友人曰く、
その人のことを見ると嬉しくなって
その人のことを愛おしいと感じて
その人に会いたくなって
会う時はいつもよりもオシャレしちゃって
その人にされたことが宝物になるのなら

それは恋なんだ、と。

そうか、恋なのか。私は恋をしてたのか。
妙にしっくりきました。

よりによって、難儀な恋をしているなぁと自嘲しましたが。
なんだかとても心は穏やかでした。

叶うにせよ、叶わないにせよ。
恋という気持ちはこんなにも穏やかで
大切だと思える感情なんだ、と。

確かに恋はいいものだなぁと思いました。
ちょっとクサすぎましたかね。

どっちみち、恋愛体質ではなさそうだし。
ここ最近、恋愛関係には縁がないどころか、嫌な思いばかりしているので。

しばらくはこの恋と共に、1人の時間を楽しみたいと思います。

取り止めのない話でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?