【サイバーインシデント】コクヨ 不正アクセス
023年8月7日、コクヨ株式会社は、グループの一部情報システムに対する外部攻撃が発生したことを公表しました。この攻撃は、海外の現地法人側のネットワークに侵入した第三者によるもので、ランサムウェアを作成及び実行することにより、データが暗号化されたと考えられています。
外部調査機関による調査結果によれば、コクヨが保有する個人情報を含む各種情報が外部へ流出した事実は現時点では確認されておらず、データが外部へ漏洩した可能性は極めて低いと報告されています。
しかし、約186万件の個人データについては、漏洩の可能性を完全に否定することは困難であるとのこと。そのため、該当の方々に対しては順次通知が行われる予定です。
コクヨは、この事態を真摯に受け止め、システムのセキュリティ対策の強化と再発防止策を講じるとともに、外部の専門家と共に継続的な対策強化に努めるとのことです。また、本件による業績予想の変更はないとしています。
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