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【サイバーインシデント】アルプスアルパイン株式会社 グループ会社でのサイバーインシデント事案

https://www.alpsalpine.com/cms.media/20230714_a34ef04607.pdf

アルプスアルパイン株式会社は、2023年7月14日に発表したプレスリリースで、同社グループ会社の社内サーバが第三者による不正アクセスを受け、約16,000人分の社員個人情報が流出したことを確認したと報告した。流出した情報には、社内システムアクセスに利用される氏名やメールアドレスなどが含まれている。

不正アクセスは2023年7月6日に検知され、被害を最小限に抑えるため対象サーバは直ちにネットワークから隔離された。現時点では、顧客情報を含むその他の情報の流出や新たな不正アクセスは確認されていない。

アルプスアルパインは、対象サーバの状況を確認し、必要な対策を講じた上で一部のサーバのネットワークを復帰させ、懸念の残るサーバについてはネットワークの隔離を継続している。また、関係する法令に基づき関係当局へ報告し、流出した個人情報の該当社員への通知を順次実施している。

同社は、この事態を重く受け止め、原因究明と情報管理体制の強化、再発防止に取り組むと表明した。新たな事実が判明した場合には、同社ウェブサイトを通じて公表するとしている。


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