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自分を愛するのは難しい

などというタイトルをしたためる、眠れない夜です。
幸いにも家にエアコンがつきまして、三十三度を叩き出す夏の札幌でも生存はできています。相当助かっております。
あと、ヘッダー画像のもうダメお姉さんは今でも使っていただけることがぼちぼちあります。ありがとうございます。

創作のスキルを伸ばしたくて、評判のいいノウハウ本を買って読んでいます。
しかし出だしから、「ああ、私はクリエイターが当たり前だと思っているこんなことも出来てない。評価をもらえるわけがない、誰もお前を愛さない!」な状態になっております。
スキルアップは目下自分に必要なことなのに、HP・MPが削られ続けるモードのまま読み進めていくの、あまりヘルシーでは……ない気がしますね……

有償でお願いすれば、作品に目を通して褒めてくれる方はいるんですよ。感想屋さんとか。
が、その方たちに見せるための作品が手元にない現状で、作品を作ろうとすると「うわああダメだあああ」になる。
なんか、デッドロックみたいになってきてるぞと。

沢村はB型だからか、調子のいい時は自分を褒められる方(だと思っている)で、自分の機嫌を取るのもそこそこできるはずなのですが。どうにも上手く回っていかないこの頃。
家計のために少しでも収益になるものを作らなきゃ、のプレッシャーがあるのは仕方ない。事実だからね。
それ以外の理由は何か……とぐるぐる考えた結果、思い当たったのが、

「これ、終活なんだ。きっちりやりたいんだ」

という理由でした。

完成させた作品もそこそこあるものの、体調不良や人間関係などさまざまな理由で、完成させられずいわゆる「エタらせた」ものがあります。
対価が発生する仕事は納期厳守必須ですが、趣味方面で全てに百パーセントの完成度を求めるのは、息苦しい部分もあろうと理解しています。
しかし、それを差し引いても、今書きたい(描きたい)と思っているものにそれが適用できない。絶対に完璧でいきたいとなってしまうのは何故か。

作ってから長く愛してきたわりには完成品が少なく、「これを完成させずに死んだら、自分は後悔するだろうから」の意識を持って手掛けているキャラクターたちの話だから。
私は愛する我が子たちの話を描き切ったぞ! の自信が欲しいから。
すなわち、創作の終活をしているんだな、の結論に至りました。

私自身、過去に交通事故に遭ってから体力がおぼつかなくなっています。
そして私の周囲の人、どうしてか七十歳を待たずに遠いところへ旅立っている人がそこそこいまして、そういう現実を見てきました。
なので己の体力を過信せず、早いかもしれないと思うくらいから作りたいものに着手しておくのがよかろうとなりました。
いつかやろう、でのんびり構えてると、時間の不可逆さに追い詰められるだろうので。

もちろん、この先何かのきっかけで情熱を燃やせる媒体に出会ったり、ドバドバアイデアが湧いてきて「うわー、執筆が追いつかない!」なんてなったらそれはそれ、ありがたいことだと享受します。
ただ、終活の方針は変わりません。
そして終活だなんて表立ってSNSに書くと、万一心配してくれる人が出てしまうとアレなので、noteに書いておこうとなったのでした。

自己満足を与えられるのは、自分自身だけ。
この他にもまだ望んでいることはありますが、まずは目の前のことから粛々とやっつけられるようになりたいものです。
この人生自体、ありがたいことに「恵まれてるな」と思う部分がこれまでにいくつもあるので、色々元はとれているはず。
体力気力の許す範囲で、楽しんでいきたいです。

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