受験生を痴漢から守れ！#withyellow 運動

制度変更のため、今年で最後となるセンター試験。受験生の皆様に良い結果が訪れるよう、祈るばかり！

しかし、近年センター試験まわりで顕在化してきたのは嬉しくない話題でした。なんと、センター試験の日は電車内で受験生を狙った痴漢被害が増大するというのです。

受験生は試験の時間に遅刻してはいけないため、痴漢に遭っても声をあげないから手を出しやすい。あまりにも人権を無視した痴漢側の物言いに、ふざけんなよ！？ と怒りがわきました。
受験日は土日のため女性専用車両もなく、男子学生はさらに被害を受けたと言いにくい環境があります。痴漢への心配で試験に全力を出しきれない学生さん、あまりにも不憫でなりません。

「入試は遅刻厳禁だから、女子高生に痴漢し放題」。
泣き寝入りを狙った卑怯な書き込みが入試シーズンに毎年、見られます。しかし、大学入試センターに取材したところ、「万が一遅刻しても救済措置はある」とのこと。受験生を痴漢から守る活動も広がっています。 #withyellow https://t.co/6QkKZs8DbL

— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) January 17, 2020

そんな学生達を守ろうと立ち上がった人たちによる運動が「#withyellow」。
洋服や帽子、鞄、アクセサリー、キーホルダーなどどこかに黄色(明るい蛍光イエロー系だと目立ってなおよし)のアイテムをつけることで、痴漢を許さない人間がいることを主張するアクションです。

蛍光イエローの反射テープに「with yellow 頑張れ受験生！」とメッセージを書き込んで鞄につけている方もいました。
あなたを気にしている人がいるよ、のシグナルがあるだけで心強く思う学生は多いはず。どうかこの運動が広がって、悪事を働く人へのけん制となりますように。