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正欲(ネタバレ)


公開 2023年 日本

監督 岸善幸
 
出演 稲垣吾郎 新垣結衣 磯村勇人

なんか小説が話題になってたやつの実写映画。原作はかの「桐島、部活やめるってよ」の朝井リョウ氏。
監督は門脇麦ちゃんのストーカー映画「二重生活」の岸善幸氏。なるほど雰囲気はそんな感じでしたね。

↓以下ネタバレ↓
今回は原作および朝井リョウ氏のファンの方、そしてこの映画が好きな方はブラウザバック推奨です。ごめんなさい😢


登場人物

寺井啓喜(稲垣吾郎)
検事。子供が不登校でYouTuberになってしまい困っている。

桐生夏月(新垣結衣)
イオンの寝具店の販売員。暗い。

佐々木佳道(磯村勇人)
夏月の高校時代の同級生。友人の結婚式で再会する。

諸星大也(佐藤寛太)
ダンスが趣味の大学生。

神戸八重子(東野絢香)
男性恐怖症の大学生。


感想

うーん。私の理解力の乏しさと見識の狭さからなのでしょうが、どういうことが言いたいのかよくわからない映画。ダウナーなガッキーを語る時にしか用途がない。
普通に観れば、パラフィリア(人とは違う性癖)を持つ人たちの生きづらさと、付け焼き刃の多様性という危うさをいっているんだと思うけど…。

話をめちゃめちゃざっくり書くと、
ガッキーと磯村勇人が水フェチのアセクシュアルで、久々の再会のノリでかりそめの夫婦として暮らし始めるんだけど、磯村勇人がネットで出会った同じ水フェチの集まりに行ったら一人が小児性愛者で、たまたま子供と水遊びしてる動画を撮ってたもんだから巻き添えでペド扱いされて逮捕される…という。

変な性癖=悪である=悪であるっていうかありえない
という考えが悪である

っていう映画なんかな?一旦は。
ありえない派だった吾郎ちゃんが最後離婚迫られてたみたいだから、そうなのかなあ。

知らんけど、今日び水フェチくらいで誰も何も思わないんじゃないの?
児童ポルノで捕まってなお水フェチのことを言わないのはどういうことなのか?水フェチだと知られる>刑務所なの?
まあ誰が何を思うとか関係なく、それなりの悩みがあるのはあるんだと思いますけど。でも悩みなんてみんなあるし。
そもそも「当人でもないのに想像でものを言うな」って題材の映画なので、想像でものを言えないのが歯がゆいけど、「特殊性癖の人たちはこういう風に苦しんでいるんだ、なるほど」とはならんかったのが残念でした。

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