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【映画感想】Netflix映画 シティーハンター

今までNetflixを契約してこなかった私ですが、ついにシティーハンターを見たいがためだけに、しちゃいました。映画を見まして、大変良かったので感想をnoteにしたいと思います。

これ以降はNetflix映画 シティーハンターの #ネタバレ をふんだんに盛り込みます。まだご覧になられていない方は、これ以降は見ないようにお願いします。


Netflix映画 シティーハンターの時系列

時系列的には、原作アニメ開始より少し前。まだ冴羽獠と槇村香が出会っていないタイミングから始まります。冴羽獠と槇村香の兄である槇村秀幸がコンビを組んでいる場面から。

冴羽獠のアクション

体術

激しいバトルアクションを高速に、余裕をもった表情と声色でサラッとこなす。そんなイメージな冴羽獠のアクションをしっかりと表現してて、メチャメチャ良かった。

映画が始まってから冒頭10分間で早速にバトルアクションをしますが、この時点で既にカッコいい。相手を口でおちょくりながらも、そのアクションはさすがの一言。

ガンアクション

冴羽獠といえば愛銃はマグナム。(名称としてはコルトパイソン357マグナム、らしい)。通常の銃が弾切れになった後、マグナムを使って一気に敵を制圧するのはほんとに圧巻。一見すると攻略不可能な状態であっても、サラッと撃ち抜いてしまう。気分がスカッとするような感覚にとらわれる。

おふざけシーン

大人のお風呂場にあるマットで空を飛んでみたり、場末のストリップショーをするような舞台でパンツ一丁で軽快に踊って見せたり、とバトルアクションシーンとのギャップは天と地ぐらいあります。ものによっては、だいぶ体を張っている。ちゃんとは知らないのですが、たぶん原作と比べるとマイルドになっているんだろうな、とは思っています。

槇村香とのコンビネーション

息の合ったアクション

はじめて出会った頃は凸凹コンビでしたが息のあったアクション、その片鱗を感じることができました。弾丸の補充をするシーンとか特にね。口には出さないけど、やるじゃんっていう冴羽獠の表情は結構好き。

兄妹は似た者同士

想定外の事態に陥った時に冴羽獠がよく「仕方ない。プランBだ」と言いますが、これに対して「元からAなんてない」というツッコミを相棒がします。それは計らずしも兄妹揃って同じです。香にそうツッコまれた時の冴羽獠の表情は要注目です。それだけじゃありません。プランBが失敗すると「プランCだ」が発動します。プランBがないならプランCもあるわけありません。ただこの兄妹は何故かプランCには納得します。どうしてなんだ、と思いつつも、それがいい。

槇村香の人間性

兄の死の原因を探る、という心意気は立派でしたが、考えなしに危険な場所に足を踏み入れていく香。多少の失敗なんて気にせずに続けて行動できる粘り強さも良いところではある。

ただ、命の危険が十二分にあるにも関わらず、あまりに無策過ぎ。冴羽獠でなくても、大人しく家に帰れと言いたくなる。でも、その心意気は真っ直ぐで眩しいものでした。

  • 自暴自棄になるターゲットに「死んだらダメだよ。絶対ダメ」と真摯に説得

  • ただ守られるだけではなく、自分が戦いたいという心意気

  • たとえ兄の仇を目の前にしても、復讐の機会を得たとしても、命を奪う事ができない善性

そんな香を見る冴羽獠は、随分と良い顔をしている。最初は、良い妹をもったな、牧村っていう感じに受け取りました。ただ物語が進むにつれて、どこか、一人の女性として惚れているような、そんな漠然とした印象を受けました。

気付いた小ネタ

  • アニメで冴羽獠の声を担当する神谷明さんの出演

  • 海坊主役のマフィア梶田さんの出番

映画

映画公開の記念として、公開記念の特番や対談など、いくつか動画が上がっています。映画を見る前、みた後、どちらでも良いと思いますが、映画を作る上でのこだわりなどを知ると、ますますシティーハンターな好きになるんじゃないかな、と思っています。なので、紹介をしておきます。

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ライブ放送

しいて不満を言うとすれば

本作品は冴羽獠と槇村香が出会い、本格的にコンビを組むまでのお話。いわばシティーハンターの第0話。物語の構成上、2人のコンビネーションはまだまだ発展途上。冴羽獠実力は片鱗を魅せただけ。あの恰好はまだしていない。香の100tハンマーの出番は控えめ。などなど、これから本格的にはじまるであろうシティーハンターが観てみたい。続きが観たい。次はいつになるんだろう、という不満ぐらい!

それでは、また!

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