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【番外編】感想 劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編を見てきて

おはようございます。シュウ3です。
本日は劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編を観てきた感想をnoteにしたいと思います。普段はFate関連のnoteを書いているのですが、世界を騒がす鬼滅の劇場版を見たので、記事にしたいと思います。内容からしてネタバレを含みますが今回、前置き部分はネタバレはありませんので、「ネタバレ注意」となるまではネタバレなしで書いていきます。ご安心を。では前置きです。


「鬼滅の刃」歴

参考程度に私の「鬼滅の刃」を書いておきます。

・原作の漫画は見ていない
・ニュース等で原作が完結したことは知っている程度
・無限列車編も劇場で初めて見た
・アニメについては全部見た

鬼滅を見始めた主題歌を歌っているLiSAの大ファンだったから。そして制作会社がUfotableだったことも大きいです。Ufotableは私が大好きな劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」で制作を担当しているアニメ制作会社。作画力が尋常ではなく、見始めたら最後まで一気に物語に引き込まれる、そんな撮影技術をもつ集団です。あまりの情報量の多さに見終わった後は頭が痛くなる、まであります。


劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編の前情報

ニュース等で連日取り上げられるぐらいの人気っぷりです。時間帯によっては30分に1回は上映されている、10日間で100億円を突破(日本の上映作品で史上最速)、2020年11月2日で興行収入157億円突破、などの記録が報道されまくっています。凄まじい人気っぷりです。興行通信社調べの国内興行収入ランキングによると、劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編は現在のところ10位とのこと。すでに「アバター」や「崖の上のポニョ」を抜いているというのがまた凄い。そしてスーパーとかコンビニ、自動販売機まで鬼滅のキャラクターを見ない日がなくなったぐらいの展開もしてますね。ここまでの人気っぷりだったので映画館も混むだろうと思い、見るタイミングをズラしてきたのですが、そろそろ見たい、ということで見に行こうと決めたのでした。


劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編のPVまとめ

劇場版を見る前に既に公開されているPVを一通り見直してみました。特報から始まり予告編、本PV、そして劇場公開後に出た追加のPVなど様々ありました。予想として何やら大事な事を伏線のように色々なところに散りばめられているのではないか、と思っていました。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 特報

鬼滅の刃が劇場版になると聞きどんなPVが公開されたのか、気になってみたところ、アニメ版では柱が全員集合するシーンでのみ登場した鬼殺隊の炎柱(えんばしら)である煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)が2つの台詞を放つのみでした。何が起こるのかさっぱり分からないものの大きな戦いを予感させる感じでした。

「俺は俺の責務を全うする。ここにいるものは誰も死なせない」(煉獄杏寿郎)


劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 特報第二弾

無限列車で起こる不可思議な事件について語る煉獄杏寿郎。無限列車では40名以上の乗客と数名の鬼殺隊剣士が消息を絶った、とのこと。今回は煉獄杏寿郎加えて、竈門炭治郎(かまどたんじろう)、我妻善逸(がさいぜんいつ)、嘴平伊之助 (はしびらいのすけ)も登場。ようやくストーリーの一部が見え始めた、そんな感じの特報でした。


劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 予告編第1弾

今回の敵である鬼、下弦の壱の魘夢(えんむ)の登場。そしてこのPVからBGMや効果音も追加されています。特徴的なのは「怪しげな音楽」や「お腹が鳴るような音」。何か敵の攻撃に関係のありそうな読眼がする。そして竈門禰豆子 (かまどねずこ)もPV初登場。ちょっと困ったような、もしくは、呆れているような表情をしている。かわいい。で、煉獄さんが駅弁を食って旨い、というラストシーンで「ギャグパートか?」と思わされてちょっとホンワカした。


劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 本予告

冒頭、耳に残るのは汽車の音、カチ、カチという時計の秒針が奏でるやや耳障りの悪い音。何かしらの攻撃の前兆、もしくは、タイムリミットを合らすような予感がします。そしてこのタイミングで劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の主題歌が初解禁。アニメに引き続きLiSAが「炎(ほむら)」の歌唱を担当。カッコいい。物語としては竈門炭治郎が無限の夢の中へと落とされ、涙しつつも奮闘していたり、他のキャラクターたちも各々バトルが描かれている。PVとはいえのクオリティで心躍る展開、という感じです。


『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』公開中PV

既に公式からのPVで先の展開が出ていますね。無限列車には下弦の鬼が潜伏しているとの話でしたが上弦の参である鬼、猗窩座が登場します。この場にて、煉獄杏寿郎と猗窩座が戦うことになるようです。そしてこの二人にはなにやら因縁があるような演出をしています。PVだけれども既に煉獄杏寿郎vs猗窩座の剣戟は凄まじい。クオリティが高すぎてyoutubeだと物足りない解像度になっているように思います。この物語が一体どうなっていくのか、ボロボロになっている煉獄杏寿郎に不安を抱きつつ、強い言葉を発する彼を信じて物語を楽しみたい、そう思えるPVでした。


ここからがネタバレを含みます


煉獄杏寿郎

美味しそうな焼肉弁当を10個とか20個とかを一口食べるたびに良い声で「旨い!」とでかい声で叫び続ける彼を見て、一抹の不安を感じつつ、本格的に参戦した煉獄さん。いや、マジでカッコよかったよ。終始、自身の言葉を曲げず、小さい頃から教わってきたことを唯ひたすらに守り、一般人と後輩たちの面倒を見て、常に最前線を戦っていた。PVでもあったけれど猗窩座との戦闘シーンは想像を絶する剣戟(拳戟)だった。映像を見ているだけだけれど目の前の大量の情報を頭に入れるだけで相当な疲労感を感じるほどでした。諸々合っての最後のシーンでは流石に涙するのを耐えられなかったね。シアターにいる何名かのお客さんもすすり泣くような声が聞こえていました。気持ちわかるなー。最後に自分から言える事があるとしたら、お疲れ様でした、貴方は凄まじい人です、凄い人です、ということぐらいです。


竈門炭治郎

家族と幸せに暮らしている夢をみさせられた炭治郎。永遠に見続けたいと思うその風景を自身の精神力をもって血鬼術 (けっきじゅつ)を破る姿は感動ものでした。それまでには禰豆子の助力や父の助言などあったのですが、それを含めたとしても炭治郎の決意はものすごい。ただ連続して血鬼術をかけられ、その度に、解除をする様は恐怖すら感じました。血鬼術を解除しようとして死にかけたり、本来はあり得ないまでも家族から責められたり、守るべき対象から攻撃されたり、散々だったな炭治郎。ただ最後はその場にいる誰もが思ったことを代弁してくれていた。ありがとう。頑張れよ。


竈門禰豆子

冒頭からかなりの割合でマスコット的なキャラクター性を発揮していたな。夢の中だったり、炭治郎を必死に起こそうとしていたり。戦闘シーンでの活躍も良かった。どの程度かはわからないまでも血鬼術を補助として使い、乗客のみんなを守ろうと奮闘していた。そしてなにより煉獄さんに認められたのが本当に嬉しかったな。


我妻善逸

無意識の領域が真っ暗な空間だったのが印象的。自身がかなり臆病なのはトラウマ的な何かしらに常にやられているからのように感じた。本来なら恐怖におびえて身動きがとれなさそうなのにギャクパート要員を全力でやっているので、自身である程度、コントロールはできていそうなのだが、本人は無自覚。もったいない。それにしても気を失ってからの活躍っぷりはズルい。雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃。ワンパターンであるけれども研ぎに研いだ刃は、必殺の技になる。カッコいいなーと思ったね。


嘴平伊之助

猪突猛進バカではあるけれども獣的な本能は優れていて、思った以上に食わせ者な印象。列車に興奮している様はアレだったわけだけれども野生の感や視線の意識、戦闘センスは抜群。荒々しい性格だけれど仲間から真摯に頼まれればイヤとは言えない性格も悪い奴じゃない感が強いな。何より良かったのは、食わせ者らしく敵の罠を看破してサラっと炭治郎を救っていたところ。いい仕事するよな。ひたすらに猪突猛進で前向きなところも、炭治郎パーティーには必須な人材だなと思ったりした。


魘夢

この屑野郎が!という一言だけ吐き捨てておくことにします。


猗窩座

CVが石田彰さんだったのですが、最近は悪役ばっかりしてませんか!?悪役っぷりの実力がガンガン上がっているように感じる今日この頃。閑話休題。とりあえずムカツク野郎リストにその名前を刻み込んでおくこととします。ろくな死に方はしませんねコイツは。


最後に

劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編をようやく見ることができました。見れて良かったなと思います。映画のチケット分の価値ありと思います。PVから感じていた通り煉獄杏寿郎という男が活躍するところをまざまざと見せつけられました。カッコよかったなー。また見たいな、と思いましたね。ところで続きはまだですか!?

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