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サプライズを是としないでくれ……

「青木と髙橋のもうすぐ金になるラジオ」という、声優の青木瑠璃子さんと髙橋ミナミさんがパーソナリティを務めるYouTubeにて配信されているラジオ番組がある。そのタイトルが指すように、毎週木曜22:00にライブ配信がされている。ちょうど今日も、最新回をリアタイで視聴してきた。

現在このラジオ内で、もうすぐ誕生日を迎えられる青木さんのために"ノン"サプライズパーティをセッティングしようという企画が進行している。
青木さんはサプライズを施されるのが苦手とのことなので、前もってどういう運びにするかというのを敢えて本人も交えて髙橋さんやリスナーと共に決めていくという趣旨のものだ。

私も、サプライズというのがひじょーーーーに苦手である。
施すのも、施されるのも。

施す側に立つ場合、まず相手が何をされたら嬉しいか、何を欲しているかなどをかなりしっかりと把握しておかなければならない。
それは演出だったり、渡すプレゼントだったりもそうだ。

「プレゼントは気持ち」なんて言葉があるが、それは受け取る側に発する権利があるのであって、施す側がそれを言い始めたら終わりである。
「お客様は神様です」みたいなのと同じだ。
なので驕りなんて許されないし、個人的に許したくもない。

でもなぁ、相手が何をされたら喜ぶだなんて、相手じゃないから分からんのよ。聞いた方が早いし精度も上がらないか?
「ひょっとしたら今から渡す物が相手にとって果たして本当に喜ばれるものなのか」とか考えちゃわないか?

よく聞く話としては、プレゼントするなら食べ物とかの消耗品にしとけば無難みたいなものもあるが、直近で食べ飽きたりとかしてたら? とか昨日食べたばかりだったら? とかも考えてしまう。

貰った側からしたらそれでも嬉しいのかもしれないが、仮に万が一、その事実をこちらが知ってしまったらもっと違うのにしといた方が良かったんじゃと思ってしまう。しょうがない事なのかもしれんが。

施される側に立っても、どうしても申し訳なさを感じてしまう。自分みたいなもんの為に時間を使って欲しくない。
まぁこれは自分が素直になればいいだけの話ではあるんだが。

でもフラッシュモブとかされたら卒倒しちゃうかも。その際はその辺のダンサーに紛れて躍りながら闇に消えていきたいな。

まぁサプライズの是非なんて誰にも決められるわけ無いし、サプライズを施してもらえる事自体が嬉しい人もいるだろうから、身も蓋もない言い方すればやりたい人がやれば良いってだけなんだろう。

ただ私は異を唱え続けて行きたい。
そんな感じ。

おわり。


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