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インフレする「拗らせ」 / 思わせぶりをやっつけろ

この記事の精神的続編。

思わせぶりな異性が苦手だ。
好きでもない癖によくそんな態度取れるなと思ってしまう。

まぁね、勝手に期待した私が悪いよ。
そりゃね。
でもそういう振る舞いは気をつけた方がいいと思うんだ。
マジで傷付く人が出るから。

30代を超えた今でこそもう何とも思わないが、学生の頃や社会人になりたての頃は酷いほどチョロかった。

少し優しくされるだけで
「えぇ? せ、拙者みたいな者に好意を寄せているのでごじゃるか????」
みたいな事をすぐに思ってしまっていた。

しかし現実は非常で、相手が自分に好意を寄せている筈など全くなく。
結局友達感覚で接している距離感を私が勝手に勘違いしているだけだった。

でも、でもよ?
今から昔好きだった女の子との勘違いエピソードを箇条書きにするから、これを見た上でよーーーく考えて欲しい。

  • こちらが相手を気にし始めたタイミングに知人経由で連絡先を教えて欲しいという報せが届く

  • 急にLINEのメッセージが届いたと思ったら「私が百舌野さんのことずっと見てたの気づいてました?」という内容

  • 理由を聞けば「百舌野さんが面白い方だからつい目を追ってしまってたけど、別の人にそういうの勘違いさせてしまうから止めたほうがいいと注意された」とのこと

  • 勇気を出して飯に誘ったら一瞬で既読がつき一瞬で行きたいとの返答

  • 私が過労で休職している所に気分転換がてら自分の家でタコパしないかとの連絡

  • 「百舌野さんといると気が休む」みたいな発言

  • それで意を決して告白したら「友達としか思ってなかった」発言


なぁ。
なぁ、これ、私が悪いんか?
過去に同じ目に遭った人がいたら被害者の会作れるでコレ。

ぜってぇ自分の事好きって思うじゃん。
ねぇ。

そういう事があったが故に、異性の思わせぶりな発言は一切信用しなくなった。
そして見事に拗らせた男が爆誕してしまったのである。

ただまぁ、誰かしらにそもそも期待したおめぇが悪いんだろと言われればそれまでだ。
ぐうの音も出ない。仰る通りですと返すしかない。

こうして私は、異性に対して一線引くようになる。
20代中盤に至っては思春期の様な酷さだった。
青春が遅かったんだね……。

元はと言えばこういったことは10代中盤に済ましておくべきだったんだろうけど、中学はまともに学校に行ってないし、高校も一年で中退しちゃったから必然的に遅すぎた青春を送らざるを得なかったのだろう。
にしてもなぁ。

なんで好きでもない相手にそんな振る舞いできるん?
舐めやがってよぉ! 足元見やがってよぉ!
こちとらぜってぇ騙されねぇからな!


みたいな鬱屈した気持ちを常に抱えるようになってしまった。
だからこそ無意識にでも異性に対してそういう振る舞いをする人はよくないと思っている。それが女性であれ男性であれ。
まぁ性分的にそういう振る舞いをしてしまう人もいるだろうし、そんな人を見かけても注意したりはしない。

でもね。
私は「思わせぶりな態度」というものをこの世から根絶したいという気持ちは変わらんよ。

すっごく傷付いたんだからな。


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