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雑記システムの難点

諸行無常という言葉があるように、人々が過ごす日常に決まった出来事が起き続けることはない。だから今日はこんな事があった、こんな事を思ったという日々を記す日記というものが生まれたんだと思う。

毎日投稿のフォーマットとして日記というものは最適だ。
しかし日常に何もなさすぎる私は日記を投稿することが出来ないので、その場その場でなんとなく思っていることを出力するという雑記システムを採用している。

ただ、日記が日常の反映なら雑記とは差し詰め思考の反映だと言えるので一度書いたネタは書き辛かったりする。

自分の記事も何度か過去に書いたものと被った内容のものがあったりするが、その度に「以前も同じような話を書いたが……」みたいな前置きをしているので非常に面倒だ。
別に同じ内容の事を書いても良いはずだし、書くにしても必ずそういう前置きをしなければならないルールなんてないんだが、なんか個人的に気持ち悪いのでやってしまう。でも面倒だ。どうしたらええんや。

自分の他に雑記をベースにして毎日投稿している方はどういうやり方をしているんだろうか。

その場その場で思いついた事を書いていると上述したが、正確に述べると私は予め思いついたネタをスマホにメモって、書こうとする際に今の気分的にどれが書きやすいかとピックアップして書くか、ガムトークというツールを使ってテーマを決めるというやり方をしている。
しかしこの方法だと体力とか気力とかによっては書けそうなものがないという状況に直面してしまう。

これが日記だったら、その日起きた出来事などを振り返ったりなぞったりする形になるのでまだ書きやす気はするんだが、私の場合振り返る過去がないのでそれも出来ない。それぐらい日常に何もなさすぎるという事を自負している。

あと雑記という形をとっているのは他にも理由があって、自分の考えている事を共有するのであれば、閲覧する側にとっても日記より雑記の方がとっつきやすい気がしたからというのもある。
自分からみて自分という人間は最高の人間と感じているが、他者や社会から見た自分という人間は碌でもない奴と客観的に思ってしまうという面倒臭い性格をしているので「2024/03/22 雑記システムの難点」みたいなタイトルで日記として出力してしまうとこんなクソみたいな人間の日常なんて誰が知りたいねんみたいな事を思ってしまう。

これが「雑記システムの難点」とシンプルに命題だけをタイトルにしてしまえば、書いてる本人に興味がなくとも書かれている内容に興味が惹かれるんじゃなかろうかと思うのだ。
これが効果あるのかは未だに分かっていないが。

自分がなんとなく続けられればいいとは思うものの、やはり読んでくれる方の方が存在する以上色々と考えてしまう。自分の考えを出力して他の誰かに共感してもらえたら嬉しいというのもあるしね。

まぁとりあえず365毎日投稿のバッジを手にするまではなんとかやっていこうと思う。
頑張りすぎない程度に頑張りますわ。

おわり。

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