コラム・住職の方丈記13 ~ 手を合わせること
12月も中旬、すっかり寒くなりました。
今年もあと半月かと思うと、気持ちも焦りますが、こんな時だからこそ、こころにゆとりをもって過ごしたいものです。
さて…子供のころ見た仏壇屋さん(だったと思う)のCMに、
「お手ての しわとしわを 合わせて しあわせ~ 」
と、いうのがありました。
手を合わせると、おのずとこころが穏やかになるものです。
また、以前どこかで聞いた法話に、「こころに怒りがわいてきたら、合掌するとよい」というのがありました。
「夫婦げんかも、おたがい合掌してから始めるといいですよ」
と、その和尚さん、すました顔でお話をしていたのが面白かったです。
そこで…
いま、これをお読みのみなさんも、スマホを置いて、しばし手を合わせてみませんか。
こころを落ち着けたり、今年お世話になった人に感謝を感じたり、家族や友達の幸せを祈ってもよいでしょう。
そもそも、この世の生き物の中で、わたしたち人間だけが手を合わせることができるのです。
考えてみれば、「合掌」は尊いことだと思いませんか?
曹洞宗公式チャンネルにも合掌のお話があります。
↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=7Ld2AMsyhJQ
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