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丹波焼の新店舗オープンに向けて準備中

2021年の夏は、すごく暑い日が続いたり、突然の大雨が続いたり。
なんだか変な天気が続いていますね。

昇陽窯では個展こそ再開できていませんが、最近はご縁があって、梅田や六本木での「蚊遣り豚展」、京都での「GOOD NATURE STATION」、大阪での「久遠アートフェア」などに商品を並べさせていただきました。

2020年と比べて、少しずつですが、このようにイベント販売が増えてきたことは本当に有難いことですね。


さてさて、

実はこのたび、隣接する場所で、昇陽窯の新店舗を計画しています。

昇陽窯のお店は、坂道を登ったところにありまして、少しばかり足を運んでいただくのが大変な場所にあります。
そのため、県道(兵庫県道292号;下立杭柏原線)沿いを散策されている観光客が、昇陽窯の坂を見上げて、
「ここはもうええかぁ」と引き返していく様子を何度も目にしてきました。
登っていただけると、高台から丹波焼の郷を一望できる景色を望むことができ、ゆっくりとした時間をお過ごしいただけるようにはなっているのですが。より多くのお客様を誘導するためには機会損失だなぁ、と思うわけです。

そこで、県道沿いの場所に昇陽窯の新店舗をオープンすることを決意しました!

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。。。あぁ、あこがれの路面店。
これでより多くのお客様に昇陽窯の存在を知っていただける機会が増えますし、お客様にとっても気軽に立ち入れるお店が増やせればいいなと思います。

どんなコンセプトのお店にしようかと、これまた有難いご縁でディレクターやデザイナーの方にも入っていただいて、連日の会議会議で内容を詰めていってます。

この新店舗をオープンする場所、もう何年も前から使われていない建物でして、①路面店、②工房、③登り窯35㍍があります。
路面店、工房は鉄筋のしっかりとした建物だし、登り窯はさすがに焼くことはできないけど悠久の流れを感じさせる良い雰囲気を醸し出してる。
できたら元からあるこれらを活かしたうえで、新しいことができれば理想。。。

うーん、考えるだけで楽しい作業になりそう。

新型コロナの影響もあって、観光客が少なくなってて、陶器祭りが例年の盛り上がりを欠いている状況で。

だからこそ。

だからこそ。

考える時間はいっぱいあって。
改めて焼き物の産地の窯元だからできることを考えて

また元どおりの生活に戻ってくれるのか分からないけれど。
先々のことを考えると自分んとこのお店をより良くするタイミングだねって。

そんな結論に至りました。

まだまだ構想だけで、いまは建物内の古くなった床を剥がしたり、天井裏をぶち抜いたり、梁や柱の位置を少しずつ確認しているところです。

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いかんせん、建物の基礎はあるので、それに合わせて内装を考えるのが楽しくって。
これまで積み重ねてきたことを使って、もう一個広く新しいことに挑戦できそうな予感に胸が高鳴るばかりです。

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とりあえず、2021年10月の丹波焼陶器祭り「秋の郷めぐり」でプレオープン、2022年春に本格的なオープンを目指して。ゆっくり、少しずつ、着実に。

今回は、「やるぞ!」っていう決意表明と、皆さんにお披露目できる日を楽しみにって話でした。

さぁ、まだまだ頑張りまーす!

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丹波焼 昇陽窯公式オンラインショップ
丹波焼 昇陽窯公式HP

【丹波焼 昇陽窯】
〒669-2141
兵庫県丹波篠山市今田町下立杭8番地
TEL:079-597-2213
営業時間:9時~18時(年中無休)

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