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SEKIROについて語らせて下さい

 こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 本来はフロムゲームについては順を追ってエルデンリング(記事作成済み)→デモンズソウルPS5版(記事作成済み)→ダークソウル1〜3(まだ記事を書いていない)→ブラッドボーン(まだ記事を書いていない)→SEKIRO→アーマード・コアVIの順で記事を書くべきなんですが、どうしても、どうしても先にSEKIROについて語りたくなったので先にSEKIROについて語らせて下さい。

SEKIROとは

 SEKIROとはフロム・ソフトウェアの制作・販売するPS4用のアクションゲームを指します。
 語弊を恐れずに言うと「ロールプレイングゲーム」ではないので経験値稼ぎでキャラは強くならないので、手元にあるものでなんとか敵に勝つか、足りない何かを探索して手に入れて強い敵と戦うゲームです。
 このゲームの素晴らしいところはオンラインモードがない事で、それによってスタミナ性が廃止されているので(防御に関しては体幹というシステムがある)、他のフロムゲーのように攻撃を繰り返しているとスタミナが切れて反撃でボコボコにされる恐れがなく、むしろゲームのスタンスとしては相手の体幹を削りきれば1殺取れるので(雑魚は1殺で死にますし中ボスでも2殺、大ボスでも3殺で倒せます)、ガンガンに攻撃を入れつつ相手の攻撃を至近距離で弾き・あるいはジャンプで避け・あるいは踏み込んで相手の武器を切り上げて体幹・HPを削って倒す物凄くハイスピードなアクションゲームなのです。

SEKIROの魅力

 SEKIROの魅力は、一応ギミック系の仕込み武器なんかはあるんですが、基本的には雑魚相手にはハイドアンドシークによる一撃殺、中ボスに対しては近所の雑魚を掃除してからハイドアンドシークで1殺取ってからそのまま正面から勝負、大ボスに対してはそもそもハイドアンドシークがほぼ効かないので相手の猛攻をあるいは躱し、あるいは弾き、あるいは踏み込んで避け、としてかなりの大立ち回りができる部分です。
 そしてその攻防はダークソウルシリーズの速度のそれではなく、本気で時代劇のそれなので、こっちもガンガン切りますが、相手の攻撃もすごい勢いで連撃がきますので、「弾ける攻撃」「ジャンプじゃないと食らう攻撃」「前に踏み込まないと食らう攻撃」を判断して即座にそれに応じた対処を取る、そうすると相手に隙ができるので2〜3発殴れる、また間合いを取ってこっちから攻撃するか相手の攻撃を待つか……という悩みがあり、この戦闘のテンポは他にSteamで無料配布している「巫兎‐KANNAGI USAGI‐」以外に体験した事はありません(巫兎はSEKIROライクなのでまあ当然なんですけどね。アレも凄い好きなゲームなのでいつか紹介したいです)。

プレイヤーの腕前が上がっていくのが見てわかる

 フロムゲーはほとんどみんなそうなんですが、プレイしているうちにキャラクターではなくプレイヤーの腕が上がっていくのが見てわかるんですよね。
 特にSEKIROはRPGじゃないので経験値によるキャラクターの能力の向上はないので(厳密にはスキルを得たり「特定の敵を倒す」事で攻撃力が上がったり「アイテムを収集する」事で回復回数が増えたりしますが)、強い敵を結果的に倒せたのであれば、それは腕が上がったという事なのです。
 このゲーム、かなり大ボスに近い立ち位置のキャラクターとして葦名弦一郎というキャラがいるんですが、彼とは何度か戦うんですが、「その時点で覚えているべき操作を完璧にできる」場合全く苦労せず倒せるのに、何か一つでも苦手な分野があるとあっという間にやられるという素晴らしいボスで、僕は最終的に毎回ノーダメージで行けるようになりましたが、流石に腕が上がったな、と実感しました。

ストーリーもわりとわかりやすい

 フロムゲーは雰囲気とエッセンスを散りばめるだけでストーリーを語らない傾向があるんですが、SEKIROはわりとはっきりしたストーリーボードがあります。なのでストーリー重視の人も安心です。
 少なくとも明るい話ではないですが。

フロムゲーとして面白いのは

 フロムゲーとして面白い部分は、今まで所見の地形で所見の敵になすすべなくやられるのがフロムゲーのお家芸だったんですが、SEKIROになると先にマップさえ把握してしまえばハイドアンドシークがし放題なので、よほど敵が密集していなければそっと近づいてそっと確殺してそっと別の位置に行って、そして中ボスが丸裸になるまでちくちくいじめられるので非常に面白いです。
 あとこのゲーム忍者アクションものなので、鈎縄アクションで画面のあっちこっちに飛んで回る事ができ、移動もサクサクできるし相手の予想外の位置に移動してハイドアンドシークで一撃ができるので、物凄く爽快感があります。
 ただし、操作をちゃんと覚えた場合に限ります。
 ちょっとでも操作がもたつくとあっという間に敵に囲まれてボコボコ、そもそも忍者なので名乗りを上げて武将と戦える能力ではないのでボス戦は仕方がないですが大量の雑魚処理中に中ボスクラスの武士がなだれ込んでくるとぐちゃぐちゃにやられます。
 この爽快感と緊張感、戦いの楽しさ、ストーリーの素晴らしさ、どれをとっても突き抜けて面白いです。
 多分僕の人生の中でも5本の指に入る、なんなら「アクションゲーム」という指定なら1位何じゃないかと思うくらい好きなゲームです。
 SEKIROはPS5でも遊べるので、ぜひ、ぜひ、本当に面白いので、ぜひチャレンジしてみて下さい。一回ハマると200時間すっ飛びますよ。

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