ロイヤルティ・ファーマ(RPRX)20年4Q決算
ロイヤルティ・ファーマ(RPRX)が21年2月17日に20年4Qの決算発表をしました。
EPS:$0.7
売上高(ACR):484M (前年同期:446M 前年同期比:+8.5%)
※RPRXの収入に相当するのはAdjusted Cash Receipts (ACR)です。これがロイヤリティー・ファーマの業績を検証する際、最も重要な指標とのことですのでこちらで見ていきます。
また、利益に相当するのがAdjusted Cash Flow(ACF)とのことです。
利益(ACF):423M (前年同期:347M 前年同期比:+21.9%)
2021年の新ガイダンスは以下の通りでした。
ACRガイダンス:1910M~1960M
営業費用比率:9~10%
8月に出していた、2020年から2025年までの長期的なACRの成長率を引き上げています。
年率:7~10% (旧ガイダンス6~9%)
また、4半期ごとの配当も増やすことも発表しており、21年1Qからは1株あたり$0.17となります。(20年4Qまでは1株あたり$0.15でした)
Source: Royalty Pharma plc IR / 決算説明資料
20年は2.4Bもの金額を投じて、新しい製品のロイヤリティを12件購入していますね。内訳として、9つが承認された治療薬、3つが取引締結時に開発段階の治療薬です。これらの商品が今後、順調に伸びていくと今の成長率ももっと上方修正されるかもしれませんね。商品ごとのロイヤルティ収入の状況も今後はしっかりと分析していきたいです。
※ロイヤルティ収入も個々にそれぞれ上限が決められていたりとかして純粋に売り上げが伸びればそのまま収入になるわけでもなさそうですので、丹念に見ていくしかなさそうです。。。
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