スター･バルク･キャリアーズ（SBLK）FY21 1Q決算　EPS：×　売上：○

スター･バルク･キャリアーズ（SBLK）が21年5月19日にFY21 1Qの決算発表をしました。

EPSと売上高の結果は以下の通りでした。
EPS：予想：$0.43　 結果：$0.39　×
売上高：予想：168.9M　結果：200.47M　（前年同期比：24.6%）○

主な指標は以下の通りです。
純利益：$35.8M
営業キャッシュフロー：$79.18M
修正EBITDA：$84.7M

稼働バラ積み船数は126隻。
タイム・チャーター売上高：156.39M
TCE/日：15,461ドル　（前年同期：10,949ドル）
ケープサイズ：$17,986
パナマックス：$14,791
ウルトラマックス：$13,632

会社側からは、配当金の発表があり、1株当たり$0.30ドルとなります。
正味の供給量は、21年は＋2.8％、22年は+1％に減少。

2021年のドライバルク貿易総額は、景気回復等によりトンマイル数で+4.0%と予測されております。
　 鉄鉱石：2021年：+3.1%（旧予想：+2.0%）
      主に中国の鉄鋼生産が影響
　 石炭：2021年：+6.4%（旧予想：+5.6%）　
　　中国、インドの火力発電量増加による
　 穀物：2020年：+2.3%（旧予想：1.4%）
      中国の需要はアフリカ豚インフルエンザから完全に回復
　 マイナーバルク：2021年：+1.2%（旧予想：4.8%）

Source: Star Bulk Carriers Corp. 決算資料 / プレゼン資料

----------------------編集後記-----------------------

中国の景気回復によって、鉄鋼・石炭の輸送は好調でした。穀物の作付もアメリカは順調ですので、輸送量が増えそうですね。
用船料も前期にくらべて上がりました。特にウルトラマックス級の上がり方が早いです。
環境が良い中でEPSをミスっているのは痛いです。