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スター・バルク・キャリアーズ(SBLK)20年4Q決算

スター・バルク・キャリアーズ(SBLK)が21年2月17日に20年4Qの決算発表をしました。

EPS:予想:$0.23 結果:$0.30 ○
売上高:予想 141.04M 結果:186.02M (前年同期比:-25.2%)○

純利益は27.77M万の黒字でした。
営業キャッシュフローは58.07Mドルの黒字でした。
修正EBITDAは81.46Mの黒字でした。

稼働バラ積み船数は116隻。
タイム・チャーター売上高:140.72M
TCE/日:13,415ドル (前年同期:15,353ドル)
ケープサイズ:17,383ドル
パナマックス:12,486ドル
ウルトラマックス:10,681ドルでした。

会社側からは、バラ積み船の供給量は2019年は+4.0%でしたが、20年は3.7%になるとされています。ただ、新規船舶契約の低水準、納品の遅れ、解体工事の増加等により、正味の供給量は、21年は+2.5%、22年は+1%に減少すると予測が出ています。

一方、需要サイドはというと、中国の回復によって、鉄鉱石、穀物、ボーキサイトの輸入最高を記録したこともあり、2020年のドライバルク貿易総額、トン数で-2.1%、トンマイル数で+0.1%と推定されています。
 2021年のドライバルク貿易総額は、景気回復等によりトン数・トンマイル数で+3.7%と予測されております。
  鉄鉱石:2020年:4.8%増、2021年:2.0%増(予)
  石炭:2020年:9.7%減、2021年:+5.6%(予)
  穀物:2020年:10.1%増、2021年:1.4%(予)
  マイナーバルク:2020年:1.5%減、2021年:4.8%増(予)
Source: Star Bulk Carriers Corp. IR / 決算説明資料

船舶費もコロナ前までの水準に近くなってきています。景気回復により貿易量が増え、バラ積み船の供給量が増えないと船舶費も高くなると予想されるため引き続きウォッチしていきたいです。

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