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Vライバー配信の始め方②【OBS Studio基本操作編】

こんにちは、SHOWROOM バーチャル note運営担当です!
今回の記事では、PCで配信する際に使用するフリーソフト「OBS Studio」の使い方についてより詳しくご紹介していきます。

いろいろな機能が使える配信者には必須のフリーソフト「OBS Studio」。しかし、慣れていないとどうやって操作をしたらいいか分からない場合もあるでしょう。

Vライバーを目指している方に向けて、今回は「OBS Studio」で実際にVライバー配信をするための基礎的な操作方法を「シーンの切り替え」「BGMの流し方」「マイク音声の流し方」「自分のアバターを映してみよう」「テロップを入れてみよう」の5つに分けて、詳しくレクチャーしていきます!


●基本操作①:シーンの切り替え方

まず、前回の記事でレクチャーした「待機画面」「配信画面」の2つのシーンを作成方法と画像の取り込み方をおさらいしましょう。

では今回はこの「待機画面」と「配信画面」を実際に切り替えてみましょう。
切り替え方法は簡単。ポインターで使用したいシーンをクリックすると瞬時にシーンが切り替わります。

また、この切り替え方法には数種類あり、シーン切り替え(シーントランジション)に動きを付けることで配信の見栄えをよくできます。今回は、もっとも簡単な「フェード」についてご紹介します。

<フェード>

「フェード」は、秒数を指定し、シーンをなめらかに切り替えることができる方法です。実際にやってみましょう。

<スティンガー>

次に、「スティンガー」というシーンの切り替え方法を解説します。「スティンガー」は、シーンの切り替えの際に指定した動画を挿入するもの。OP/EDの映像を入れる際や、コーナーを切り替える際など、シーンの切り替えを目立たせたいときに使える演出方法です。


●基本操作②:BGMの流し方

配信に欠かせないのが「BGM」。これがあるのとないのでは、配信の見やすさが大きく異なりますよね。そんな「BGM」の設定は簡単にできちゃいます。

「BGM」の音量調整は、ゲージが真ん中より少し下の「-35dB」前後が推奨です。自分の音声とのバランスは分かりにくいため、実際にコメント欄の視聴者に大きすぎないか確認してみるといいでしょう。

また、別のシーンにも同じBGMを流したい場合は、
先ほど追加したBGMを、流用して別のシーンに流すこともできます。

また、音楽データをはじめ、画像データなど自身以外が作成したデータはすべて著作権があります。BGMに利用する際は、ダウンロードの際に利用規約をしっかり確認し、著作権違反にならないよう注意しましょう。以下に、配信者がよく使用するフリー音源のサイトを紹介します。

・DOVA-SYNDROME(https://dova-s.jp/
・甘茶の音楽工房(https://amachamusic.chagasi.com/
・魔王魂(https://maoudamashii.jokersounds.com/
・効果音ラボ(https://soundeffect-lab.info/

※掲載情報は執筆時点のものであり、現在は異なる可能性があります。また、紹介にあたってSHOWROOM株式会社は、一切の関与を受けておりません。


【応用編】動画を再生してみよう

「BGM」を流す方法とほぼ同じ手順で、「動画」を挿入することもできます。OP/EDの際にアニメーション映像を用意している場合や、自身の活動の宣伝にPVなど映像を使いたいときに便利なので、ぜひ覚えていってください。

動画に音声がある場合、その音声は動画再生中のみ再生されます。動画を目のマークから、非表示にしたら動画音声も非表示になるので、ご注意ください。また、動画を再生途中に非表示にした場合、再度表示した際には冒頭からの再生になります。


●基本操作③:マイク音声の流し方

シーンの切り替えと、BGMの設定方法をレクチャーしていきました。いよいよ自分の声を配信に載せていきたいと思います。マイク音声の流し方を紹介していきます。

補足:ボイスチェンジャーの場合は?

ソフトウェアボイスチェンジャーを使用している場合は、「仮想オーディオインターフェース」を立ち上げる必要があります。おすすめは無料の「VB-CABLE」(https://vb-audio.com/Cable/index.htm )です。

インストールができたら、お使いのボイスチェンジャーソフトの出力デバイスを「CABLE Input(VB-Audi Virtual Cable)」に設定しましょう。

※フリーソフト「恋声」の設定画面

これで、仮想オーディオの設定ができました。OBSで、マイク入力デバイスを同じ「CABLE Input(VB-Audi Virtual Cable)」に設定することで、ボイスチェンジャー変換後の音声を配信に出力できます。

BGM同様に、「音声ミキサー」>「オーディオの詳細プロパティ」から「音声モニタリング」の設定をすることで、きちんと音声が変換されているか確認できます。

<おすすめのソフトウェアボイスチェンジャー>
・恋声(http://koigoemoe.g2.xrea.com/koigoe/koigoe.html ):無料
・バ美声(https://booth.pm/ja/items/3432497 ):2000円(税込)
・Voidol2(https://crimsontech.jp/apps/voidol2/ ):1万3200円(税込)

※掲載情報は執筆時点のものであり、現在は異なる可能性があります。また、紹介にあたってSHOWROOM株式会社は、一切の関与を受けておりません。


●基本操作④:まずは、アバターイラストを載せてみよう

「いきなり、動かせるアバターなんてないよ」そんな方も安心してください。
まずは、イラスト画像だけでも配置をしてみると、リスナーの印象も大きく変わります。
トライしてみましょう!

動画では、「クロマキー」を使用し緑背景を透過する方法をご紹介しました。使用ソフトによっては、設定で背景を透過した状態にてOBS Studioへ読み込むこともできるため、各ソフトの使用方法や設定をご確認ください。


●基本操作⑤:テロップを入れてみよう

さて、ここまでで大まかな配信画面は完成してきましたね。
次に、生配信には欠かせない「テロップ」の入れ方について解説していきます。生配信に途中参加したリスナーが、いま何をしているのか、どんな内容の配信なのかを知る際に便利なため、ぜひ活用していきましょう。

ちなみに、動画での解説にもあるテロップ素材のサイズ変更や移動の方法は、画像や動画など画面に載せるすべての素材に共通しています!OBS Studioで素材を配置する際に必須の操作なので、覚えておきましょう。


●終わりに

いかがでしたか。
まずは、基礎編としてVライバーが配信を行うための「OBS Studio」の基本的な操作方法をご紹介しました。慣れるまでは、操作が大変な「OBS Studio」ですが、ぜひ迷ったらこの記事を見返して、参考にしていただけると嬉しいです!

これからもVライバー配信についてのあれこれを紹介、説明していけたらと思っています!
こんなことが知りたい!これってどうすればいいの??に応えていけるよう発信していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回の更新もお楽しみに☆