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テゲバの開幕戦を見て

Xのフォロワーの方もそうでない方も
こんにちは、こんばんは、おはようございます
しょーと申します

今回は

            「テゲバの開幕戦を見て」

と題しまして文字通りテゲバの開幕戦を見ての感想を書いていこうかなと思います。

先に断っておきますが、僕自身戦術マニアとかではないので戦術解析とかはそんなにしないです。
戦術解析などを見たい方は他の方の記事に目を通してもらえればと思います。
僕のはあくまでも感情論です。その事を頭の片隅においてこれから先、読み進めてもらえればなと思います。

まず、開幕戦のことを話す前にオフシーズンを振り返っていこうと思います。

今オフはテゲバは監督交代もあり、主力の選手が移籍したりまさかの契約満了や引退など悲しいニュースが続きました。

そんな中で監督に就任したのは大熊裕司さん。
育成年代に長く携わっており、インタビューでは
縦に速いアグレッシブなサッカーを目指すと言っていました

その言葉通り、補強はかなり若めだった印象があります。

・僕自身も推してるクラブ、サガン鳥栖から世代別代表常連の坂井駿也をサガン鳥栖からレンタルで獲得
余談ですが坂井くんのチャント本当に好きです
鳥栖のイダレオを意識してくれたのかチャントの歌詞にもイダレオが入っており耳に残るフレーズですので鳥栖サポの方は是非聴いてみてください!

https://youtu.be/9rAAGM2spgs?si=zXfPnUkyV_JJC_7d

・東京ヴェルディから通称ヴェルディのメッシと呼ばれている若きテクニシャン阿野真拓を東京ヴェルディからレンタルで獲得

・名門サガン鳥栖アカデミーで育ちセレッソの下部組織に渡り東福岡を経由してプロ契約を勝ち取った大渕来珠を長崎からレンタルで獲得

他にも大卒の選手を積極的に獲得したりテゲバユースで育った高卒2年目の新城をレンタルバック
プロ2年目の選手をレンタルで獲得するなどフレッシュな顔ぶれが揃いました。

シーズン前のトレーニングマッチでは
J1鹿島アントラーズ相手に1-2と大健闘するも
JFLの永遠のライバルミネベアミツミFCに敗れるなど
どっちに転ぶか分からない、そんなシーズン前でした。

そして迎えた開幕戦。
相手はJ1経験もあるサポーターが熱い事で有名な松本山雅FC
今年こそ昇格を!と意気込んでおりシーズンオフの補強では浦和レッズから高いキック精度を武器とする馬渡を獲得するなどその本気度が伺えました

そんな相手にどういった戦いを披露するのかなと一抹の不安を覚えながらも期待に胸を膨らませつつ試合を見ました。

まずは開幕スタメン
植田と橋本以外は新戦力と昨年までとは全く違う顔ぶれでの試合になりました。
特にこれがリーグデビュー戦になる坂井駿也や
通算二試合目の大渕、大卒ルーキーの辻岡など
フレッシュな顔ぶれだなてのが第一印象でした。

そんなスタメンの平均年齢は2024年度での数え年で計算すると25.09歳
例】2000年生まれは実年齢23歳でも24歳として計算しています

実年齢だとこれよりももう少し若い24.4歳ぐらいの大卒でいえばプロ3年目に差し掛かるというかなり若めのスタメンでした。

前半の最初は一言で言うと圧倒されてた感じがありました。
ゴール前かなり押されて植田のファインセーブなどもありましたが相手の執念が上回りクリアがギリギリ間に合わず失点。
その後、いい攻めもありましたが(これは後ほど言います)これまたゴール前でのシュートがディフレクションして失点しまい前半を0-2で折り返します。

後半1点を返すものの最後まで相手の気持ちのこもった守備にゴールマウスを割ることが出来ずに敗戦。
得点シーンだけをざっと振り返るとこんな感じの試合でした。

では、負けたから収穫がなかったのか?
それがそうでも無いんです。
前置きがかなり長くなりましたがここからが今日の本題です。

昨日の試合を見て僕が感じたことをここから紹介していこうかなと思います。

まず1つ目に

縦に速いアグレッシブなサッカーを目指すと言いつつしっかりと相手を崩すようなサッカーをしてるやん

これです

めちゃくちゃ雑ですけど今から説明します。

縦に速いアグレッシブなサッカーというのは僕が想像するに縦に蹴って足の速い両ウイングが走ってクロスを上げたりムキムキトップが理不尽なゴールを決めたりする所謂、

                「縦ポンサッカー」

これをすると思っていました。

しかしながら昨日の試合を振り返ると全然そんなことはありませんでした。

キーパーもかなり高い位置(むしろCB)を取っており
効果的な位置に中盤が顔を出してショートパスと対角のロングフィードを効果的に使いピッチを広く使い
空いたスペースに選手が走り込むという、
見てて楽しいサッカーをしていました

僕の見立てが甘すぎたというのもありますがこれにはいい意味で裏切られた感じがありました

2つ目に

この連携キャンプで見た事ある!!!です

僕は何度かキャンプにお邪魔したのですがその時にキーパーからDFを通して楔のパスを入れてサイドの選手はスプリントを繰り返しするという
なんともキツそうな練習をしてたと思います
(ここに来て急に自信なくす、うん多分してた)

その光景と全く同じ連携が昨日の試合であって
これ、練習そのまんまやん!!すげえ!!てなった記憶があります
練習でやった事が試合に直で結びついてて少し感動を覚えました

3つ目は

みんなめちゃくちゃ走るやん…です

ハッシー、楠、大渕の前3枚の前からのプレスを筆頭に
SBの吉永、吉田共にサボることなく献身的に上下の動きを試合を通して続けてましたし
中盤の坂井、力安も相手マークを振り切ったり
いいパスを前線に送るため、逆に相手ボールを刈り取りいいパスを出させないために縦横無尽に動き回っていました。
吉澤の得点もあそこまで上がってこなかったらなかったものです。

これが書きたいがためにこの記事を書いたと言っても過言ではないんですけど
昨日のテゲバのサッカーは見る人が見れば泥くさいだの暑苦しいだの思う人がいるかもしれません。

前線で1人相手DFに向かい走り続け前線では倒れながらも味方にパスを繋いだり本当に泥くさいプレイを続けた結果、そのプレイが得点に繋がったハッシー

両足がつるまで上下のスプリントを辞めなかった大渕

ボールを取られてオーバーラップが無駄になったこともあったけどそれでも走ることを続けた吉永と吉田

見る人が見ればもっと効果的に動けよやプロなんだからスタミナの配分考えろよ等の意見が出てくるかもしれません。

ただ、僕はそういったプレイに物凄く胸を打たれました

楠の、え?!それ追い付くの?!ええー、嘘ー?
みたいなスピードや

あのちゃんの足に吸盤ついてる?みたいな神トラップや

え?ピッチ上から見てる?て思うほどの坂井のスルーパスや逆サイドの展開等の派手なプレイもありましたが

僕はこの泥臭く、がむしゃらなプレイを見て
言い方は悪いですが高校サッカーを見てるような気分になりました

レベルがとかそういう訳ではなく、

          今この瞬間に全てをかけてる

そう思わせる何かが昨日のテゲバにはありました

「これが改革元年の新しいテゲバのサッカーか」

こう思うとめちゃくちゃワクワクしたのを覚えています

最後の最後までゴールを目指し、ホイッスルが鳴ったら人目もはばからず泣いた大渕

そのルックスからは想像出来ないぐらい悔しい表情を前面に出した阿野

若手がこれだけ熱いんです、強くならないわけがありません

テゲバはまだまだ発展途上。
若い才能が芽吹きベテランもそれに負けじと奮起しお互いを刺激し合いながら
これからどんどん良くなるんだろうなというのを期待せずにはいられない開幕戦でした。

しかし、目標のPO圏内に向けて痛い一敗を喫したのもまた事実。

これからのテゲバの成長と躍進を見れるのかと思うと今から胸が踊ります

これを読んで少しでもテゲバに興味を持ったよ!という方はDAZNでチェックしたり出来れば現地に足を運んでください!
ピッチがびっくりするぐらい近いので迫力満点ですよ🙆‍♂️

長くなってきたので今日はここら辺で

ここまで読んでくださった方ありがとうございます

それでは皆さん

        𓂃 𓈒𓏸𝑰 𝒉𝒐𝒑𝒆 𝒕𝒐 𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸

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