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アルプのScalaMatsuri発表まとめ

3/19 ~ 3/20に開催された ScalaMatsuri2022 に参加しました。アルプとしては大名スポンサーとしてバーチャルブースも出展させていただきました。今回は備忘録の意味も含めて、登壇内容等を一覧化します。

1. メインセッション

AlpのEff独自Effect集 by ma2k8

創業時からEffを導入し利用している中で生まれた独自Effectの紹介と、今後作りたいEffectについて発表しました。発表後はバーチャルブースにて質疑応答・議論が活発に行われました!

2. 飛び入りカンファレンス

ScalaMatsuriの2日目は 飛び入りカンファレンス Dayとなっており、当日発表内容を決める形式になっております。

JVMだけじゃないScala・改 by yuiwai

主にScala.jsに関するメリット・デメリット、適したケースなどについて紹介されました。

IntelliJの便利な使い方が知りたい・聞きたい by showmant

Scala開発において多く使用されるIDE、IntelliJの便利なコマンドやライブラリを有志で紹介し合うコンテンツでした。個人的に「Presentation Assistant」というエディター上で入力されたショートカットが画面上に表示されるプラグインが、オンラインのモブプロなどでとても有効だなーと感動しました。ご紹介ありがとうございました 🔥

3. バーチャルブース

Discord内で開催されるScalaMatsuriの企業ブースは企業毎に複数のチャンネルを持つことができ、その中でコンテンツを展開できます。

Scalaの現場から学ぶ設計:座談会 by 増田亨さん,  集約のエンティティ, aoiroaoino

普段から設計のアドバイスをしていただいている 増田亨 さんと設計に関する相談会を公開してやりました。普段の会よりも1段抽象度を上げた形で「オブジェクト指向と関数型のバランス」を主題とし、プロダクトにどうそれぞれ落とし込んでいくべきか、ということが話されました。実況チャンネルでは参加者からの質問や意見が多く、活況となりました!

Scalebaseのデモ

Scalebaseのビジネスがなかなかエンジニアに馴染みのないものであることが多いです。そのためScalebaseのダッシュボードを使いながら、一連のユースケースのデモを通してScalebaseの説明をさせていただきました。

Eff(atnos-eff)による実践的なコーディング集 by shiroichi315

atnos-effはScala言語においてExtensible Effects(Eff)を扱うことができるライブラリです。atnos-effを実務で使用する上でのコーディングレベルの長所・短所を、実践的な例を用いながら紹介しました。

Eff x DDDについて話そう by shiroichi315, aoiroaoino and more

弊社ではドメイン層のコードにも eff のタグが登場します。「おやおや、これは技術的関心事が分離できていないのだろうか? 🤔」eff を使っていて実際に遭遇する悩みについて議論しました。

独自エフェクトによるEffの可能性 by ma2k8, kzmake and more

一日目「AlpのEff独自Effect集」の発表を行った @machu を交え、実務で Eff を使っていく上で欠かせない独自エフェクトの開発についてより深く議論しました。

Web API 開発ライブコーディング by kzmake

gRPC + Eff + 表明プログラミング + DDD + Clean Architecture などコンセプトモリモリで、銀行関連の処理を例に弊社の kzmake がライブコーディングを行いました。

総括

aoiroaoino を中心にコンテンツを検討しScalaMatsuriを走りきりました!社内からも「これまでのスポンサー側運営経験の中で間違いなく最高に熱いブースだったと思います」という感想がありました。また社外からもアルプの取り組みについて非常にポジティブな感想を沢山いただき、メンバーはテンション爆上がりでした。

個人的には「こういうコンテンツをやりたいよね!」といった決めではなく有志による、オリジナルのコンテンツで構成されたバーチャルブースでしたが、結果的にアルプらしさが全面的に出る内容となったことが非常に良かったなと思いました。本編セッション x バーチャルブース x 飛び入りカンファレンスを通じて、参加者の方々からみても「アルプってこういう会社なのね」ということが伝わったのでは!! と強く実感しました。

最後に、このような会を開催してくださった運営スタッフの皆様本当にありがとうございました。弊社の omiend もめっちゃ頑張ってくれました!!!来年が今から楽しみですし、これに限らずもっともっと会社としてコミュニティを盛り上げていきます💪


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