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日本という国は『個性』を尊重できているのだろうか。

 どうも僕は、現役高校生の『琴』。今回僕が皆さんに伝えたいことは、『個性』についてである。

 皆さんは日本で暮らしていて「この国は個性が尊重されているな」と思ったことはあるだろうか。

 「尊重されている」だと少し漠然としているため質問を変えよう。あなたは「自分らしさ」を思う存分表現できているだろうか。また、「自分らしさ」を持てているだろうか。

 大半の人がこの質問に対してすぐには答えられないだろう。

 なぜなのか。

 それはこの国が「個性」に対して批判的な物が多いからである。その代表として「制服」があげられる。

 制服とは身なりを揃え集団意識を高めるために行われている政策だ。ではなぜこれが「個性」に対して批判的なのかと言うと、

「周りと同じ格好をする」のが制服。
=周りと同じでないとだめ。

 すなわち「個性」を出すことよりも先に、周りと揃える事を優先しろと言うことである。

 制服が指定されている学校に私服で行ったとしよう。もちろん周りの同級生から冷たい視線を浴びせられ、職員室に呼ばれ先生から説教を受けることになるだろう。

 こんな事どんな生徒でも予想できるはずだ。だから「自分らしさ」を表現することよりも「周りと揃える」事を選択してしまう。

 それが中学、高校と続いたとしよう。「自分らしさ」を失う者が出てきてもおかしくないだろう。

 人間は14歳から20歳の間で「個性」を伸ばすと言われている。そんな大切な時期に「制服」と言う者で「個性」を批判していいのだろうか。

 「個性」を批判した先に何があるのだろうか。たしかに、決められたルールの中で個性を探す者もいるだろう。だがしかし街中で思いっきり自分らしさを出せると言うものなど少ないだろう。

 なぜならもう、「周りに合わせる習慣」が身ついているからである。

 僕は服が好きだ。自分の好きな服を着た時、さまざまな批判的な意見をあびた。すごい辛かった。

 もう少しだけでもいいから『個性』を思う存分に表現しやすい国になれたらな。

 と思う現役高校生であった。



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