見出し画像

新兵器で色とりどりの異空間に〜7/4「BBガールズの土曜パームトーン劇場」レポートに代えて

 先週末の土曜日は「BBガールズの土曜パームトーン劇場」でした。今回ついに、新兵器のスモークマシーンを初導入。

 今このご時世、これからのライブハウスのあり方が問われる中、限られた予算とリソースの範囲で何を導入するのか、どこも頭を悩ませる中で、なぜスモークマシンなのか。

 来たる配信時代のためにカメラを何台か増やすとか、感染予防のためにビニールシートを準備するとかではなく。

 まあ、いろいろ考えた結果、当面カメラを増やす必要はないし、ビニールシートとかただ無駄で邪魔なだけだと結論(あくまでもパームトーンでは、ね)。

 それよりも、自分たちのパフォーマンスが生み出す世界観を演出する補助になるものの方が意味があると考えたわけです。

 スモークマシーンって、昔ならドライアイスが使われていて、「夜のヒットスタジオ」とかで、雲の中で歌っているのような効果でお馴染み。

 でも、それよりなにより大きいのは、照明効果が一段と映えることなのね。

 そもそも。

 ウチ(パームトーン)クラスのハコであんまりスモークマシーンを常備していないのは、キャパとの関係であんまりそんな凝った照明がないせい。

 でもウチは最初から照明に力を入れてて。

 ではなんで照明に力を入れたかというと、エンターテイメント性重視のステージを目指してるから。

 歌や演奏はもちろん、いかに“魅せる”ステージングをするか。

 セットリストや振り付け、アクションもしっかり考え、音響効果や照明も、自分たちで勉強しながらちゃんとそれに合わせる。

 特にまっすんの照明のセンスが素晴らしくて、そばでずっと見てて、これにスモークが入ると、ステージの価値がワンランク上がるなあと、ずっと思ってたのですよ。

 そんなわけで、やっと念願が叶ったわけです。

 これから毎週の「パームトーン劇場」では惜しげも無くスモークが使われて、コツもだんだんとわかってくるでしょう。

 やがてますますパームトーンというハコが特別な空間となって、観に来てくださる皆さんにとって、もっともっとかけがえのない場所になるはずです。

 そう、観に来てもらってナンボ。

 リモートの時代になるなんて、僕はこっから先も信じてないからね。映像配信なんて、結局「入り口」に過ぎないのよ。

 会いに行きたい、この目で見たいと思える場所がある。それが一番大事。

 ちなみに肝心のBBガールズのステージ。

 いろいろとハプニングがあったり予想外のことが起こっても、もうまったく動じもしない。

 毎月新曲を増やしながら、20曲2時間のステージを作り上げる。なんなら今年の年末にはオリジナルレパートリーが30曲を超える予定。

 もうあとは「その時」を伺うのみ、ですよ。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?