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これから僕らがどこに、どんな風に流されようとしているのか、楽しみじゃないか〜6/13・14「パームトーン劇場」レポートに代えて

【流れを読む】【流れに乗る】【流れを作る】が僕のモットーでして。あんまり口にはしないけど。

 新型コロナウィルスの影響で僕らの生活は一変してしまったけど、すでに潮目は変わってるんですね。今どう行動するかが、1年後、5年後、10年後の運命を大きく左右するといっていい。

 その際、“今の世間の目”とかはどうでもよいのです。そんなのにいちいち振り回されてちゃいけない。

 そんなこんなでいろいろ状況は変われど、休まず続けている「パームトーン劇場」。先週末はあきっすん、籾井優里奈、BBガールズと、2日で3公演という、自粛とか何それ美味しいの?ってくらいの充実した日程。

 しかも、無観客も覚悟で迎えた先月(実際は応援に足を運んでいただく方がいてくれて感謝)を経て、今月は“以前と変わらない”意気込みで(つまり、遠慮せずどんどんお越しくださいというスタンスで)やってみることに。

 もちろんまだまだ以前と同じような動員というわけにはいかないけど、明らかに先月とは空気感が変わって来ているのよね。演る方も観る方もどこか恐る恐るだった先月とは違い、それぞれに気遣いはしつつも、開演と同時に楽しむぞという空気がどの公演にもあふれていました(写真の表情をご覧あれ)。

 拍手、手拍子、声援、コール&レスポンス。ああ、みんな、思い思いに自由に声を出してくれてる。

 なぜ僕らが、音楽やなんやかんやのエンターテイメントを求めるかと言えば、ひととき日常を忘れるためよね。恋や愛や夢や思い出や青春、様々な感情を再確認できるような、そんな空間を求めるのです。それを我々は提供しなければ。邪魔になるようなものはできる限り排除しなければ。

 僕は中の人間として、曲出ししたり照明を当てたりギターを弾いたりするわけだけど、それでも思わず大笑いしたり感動したり踊り出しそうになったり、どの公演にもそんな瞬間があって、それぞれの成長を感じながら、変わらず継続できていることにあらためて感謝なのです。

 もしかしたら無くしてしまうのかも、という時期があったからこそ、あらためて強く、これからはなんとしても守っていかねばと。

 しかも、僕の言う「守る」は「攻める」と同義なので、どんどんと新しいニュースもお届けできますよ。それぞれの新曲はすでにリリースされて、売れ行きもダウンロードもサブスクも好調。特にBBガールズの数字は、ちょっと目を見張るものがあるのよ。

 ライブではさらに新曲もコンスタントに仕上がっているので、秋には第3弾コンピレーションも出せるイキオイ。来月は老舗RAGで優里奈のワンマン。

 そして昨日飛び込んで来た大きなニュースは、あきっすんの「まつげボーン」。4年前にリリースしたシングルがTikTokというプラットフォームで弾け始めました。ちゃんとしたのを世に出しておくと、いい風が吹き始めた時に動き出してくれるんですね。

 ちょうど今が、とてもいいタイミングなんだ。みんな、こんなニュースを待ってた。

 これから僕らがどこに、どんな風に流されようとしているのか。楽しみじゃないか。すでに僕は10手くらい先を読んでるぜ。なにせ手駒はいっぱいあるんだ。

 そして今週末は「ショートショートバトル」。

 我孫子武丸先生や、今村昌弘先生、直木賞の川越宗一先生を始め、錚々たる作家が大集結。この時期にこんな顔ぶれでこんな企画をするなんて、一朝一夕じゃないからできる離れ業だと思うんだけどな。

 ともかくいろいろと、お楽しみに!

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