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【体験談】白内障の手術は痛いのか?感想をまとめ

私は2021年7月、20代で白内障と診断されました。眼科の先生から手術を勧められ、9月に手術をしました。


手術を受ける前は不安で耐えられなくて、白内障についてたくさん調べました。白内障の治療や手術の仕方、手術後はどのような生活を送ればよいのかなどは、ネットで簡単に調べられます。


しかし白内障の手術を受けた方の体験談は、あまり出てきません。白内障の手術について調べている人が知りたい情報は、「白内障の手術って痛いの?」「当日はどのような流れで手術を行うの?」「手術をすれば見やすくなるの?」などの体験談だと感じました。


そこで今回は白内障の手術を受けた一人の人間として、体験談をまとめます。白内障の手術を予定している人で、手術について不安に感じる人は多いでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。


※この記事は、個人的な感想です。個人差がありますので、注意してください。

白内障の手術は「痛い」のか?

白内障の手術を受ける際に痛みは生じるのか?結論は「想像していたよりも痛みはない」です。そこは安心していただいてよいと思います。記憶に残る痛みは、点滴を打つための針を刺すくらいの程度です。


痛みはありませんでしたが、「辛い」と感じることがありました。手術前消毒は目の表面ではなく、目の中も消毒をします。

このとき少し、しみるような感覚がありました。感じ方には個人差があるため一概に言えませんが、看護師さんからは「消毒液がしみるかも」と言われていました。その意味が分かりました。

加えて、目に直接対して直接照明を当てますが、その照明が明る過ぎて辛かったです。

分かりやすく説明すると、目に強い光が当たりまぶしいのに目を閉じることができず、無理に照明の光が当たるような感じです。手術中は光でまぶしくても、目が閉じないように固定されているため地獄でした。痛みがあるわけではありません。

白内障の手術に対し不安を感じる人に対して、私が伝えたいことは「手術は15分程度ですぐに終わる。思ったよりも痛みなないので安心してほしい」ということです。


白内障の手術当日

手術当日の流れについて書いていきます。ちなみに白内障の手術を受けるために眼科の先生が、手術の3日前から目薬を処方してくれます。

当日、私は事情があり早めに眼科へ向かいました。大学病院のような大きな病院ではなく、一人の先生がクリニックで患者を見ている病院です。病院に着いて受付を済ませました。そして手術の説明を受けます。

説明の中で、手術前に3種類の点眼薬をするように指示されました。瞳孔を開く点眼薬、痛み止めの点眼薬です。後一つは説明されたと思いますが、緊張していたため忘れてしまいました。3種類の点眼薬を何回かに分けて使ったと思います。

待合室では、私の他にも40代~70代もしくは80代の幅広い方が手術を受けるために待っていました。私は20代ですが、私と同年代の方は一人もいません。白内障になる人は、年配の人が多いようです。

待合室で待機していると、順番待ちをしていた一人が、「○○さんどうぞ」と呼ばれました。この時私はかなりドキドキしています。

数分後今度は手術が終わった70代くらいの人が、待合室に戻ってきました。「手術後、普通に歩けるものなんだな」と思いました。目には大きなガーゼが貼ってあり、見た目は痛々しいと感じたのを覚えています。

瞳孔を開く薬や痛み止めの点眼薬によって、私の場合手術を受ける右目が見づらくなってきます。手術が近いことを強く感じました。

何度もトイレに行きたくなります。しかしトイレに行ったところで、行き過ぎて何も出ません。

ついに私の名前が呼ばれました。手術を受けるための準備室に案内されました。準備室にはすでに手術を終えた人や、私のようにこれから手術を受ける患者の数人がいます。

上着を脱ぎ、手術着に着替えました。荷物はロッカーに預けます。その後、一人用のソファーのようなところに腰をかけるように指示されました。

私が準備室で待っている間に一人ずつ名前が呼ばれ、手術室に入っていきます。その後ろ姿を何度か見送りました。

手術を受ける前にも何度か数種類の点眼薬を使用し手術の準備を整えます。手術の順番が近づいてくるにつれて、点滴を始めました。

ついに名前が呼ばれ、手術室に入ります。この辺りは緊張していたため、あまり覚えていません。

手術室でも点眼薬を受け、手術の準備が開始されます。

手術中の様子

独特の変な感覚がありました。手術を受ける目で手術器具が見えるので、怖かったのは覚えています。

何かを切る音が聞こえてきました。チョキチョキと。

思ったよりも痛くないという感想です。厳密に言えば手術を受けるために、目をむき出しにするためのテープを貼ったときは、少し痛いような気もします。

看護師さんに後から聞いた話によると、私は手術中に脈拍が早かったそうでした。血圧も高く、160手前までいったそうです。血圧は普段110〜120の間くらいなので、緊張していて高かったのでしょう。

初めての手術だったため肩に力を入れすぎてしまい、変なところに力が入りました。看護師さんには手の甲を「トントン」と優しく叩いてもらい、勇気づけられました。

体感で15分~20分の間で手術が終わり、準備室で待機することになりました。何かあった時のために安静にする必要があるそうです。

何も問題が起きなければ、会計を終えて帰ることができます。

手術後

手術を受けた日の夜、私は眼帯をして寝ました。念のため、眼帯の上から保護メガネをしました。私が実際に使用した保護メガネはこちらです。



他の保護メガネと比べて安価でかつ、丈夫で使いやすいです。寝る時に使う程度のことであれば問題なく使用できます。オシャレではないので、外では使いかもしれません。

手術を受けた翌日

手術を受けた翌日眼帯を外し、処方された点眼薬3種類を使いました。ガーゼには血がついていましたが、それはしょうがないです。

しかし不安なことがありました。術後、目が見えるかどうかということです。しっかり見えたときは感動しました。

右目の重たい感じは残っていましたが、ひとまず安心できました。どこの病院でも同じだとは思いますが、手術の翌日は診察を受ける必要があります。

【必見】白内障の準備!これだけは用意しよう

白内障の手術を受けることが決まったら、用意するべきものがあります。病院からも案内があると思いますが、「アイコットン」というアイテムです。

薬局でも売っていますが、正直amazonで購入した方が安いのでamazonで購入しましょう。



「アイコット」は、処方された点眼薬を使う時に必要になります。点眼薬を使った時に、目からこぼれた薬液を拭くために使います。

なぜわざわざアイコットンを購入するのか、術後、目に菌が入るとよくないからです。最悪の場合、失明につながることもあるそうです。

ティッシュでもいいように思われますが、少なくとも術後は清拭綿がベターです。リスクを減らすためにも、できることはやっておきましょう。

余裕があれば、まとめて購入するのがおすすめです。一枚あたりの値段が安くなるので家計に助かりますよ。




まとめ

手術1か月前からほとんど右目が見えておらず、目がちゃんと見えていることはとてもありがたいです。

目が見えなくなることはストレスです。手術前は唯一見える左目を酷使していたため、常に左目が疲れていました。その影響から、頭痛にも悩まされていました。吐き気もあり辛かったです。

白内障の手術に対して不安を感じるのは仕方ないです。「目」という大事な部分ですからね。しかし必要以上におびえる必要はないと思います。

今回の記事によって、少しでも白内障の手術を受ける方の不安がなくなることを祈っています。

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