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行ってきたよ

どことは言わないけど、例の猫のいる施設に行ってきましたよ。たいへん残念なことに猫には会えなかったけど。

施設内に並ぶテントやキッチンカーとお店… 迷路みたいな見学路… 
文化祭かよ!と思わなくもないです。

少ないけどちょっとだけ写真撮ってきたからここにて展開…

アルミ箔で覆われた謎の装置 これは放射光施設
これが粒子加速器! 電子と陽電子の加速器 左が陽電子、右が電子
何がどっちに回っているか教えてくれる親切な表示 言われたところで…
加速器内を200 mくらい歩けるコーナーなのです。 結構長いよ。
周長は3kmだからまぁ… 自転車も置いてある()
上を乗り越えて反対側へ まだまだ続く
枝分かれもあります。正確には向こうからやって来るんですが。
加速器の本体、粒子を加速する部分

猫とは似ても似つかない物々しい装置ですね。カラフルではありますが。

酔った勢いで適当に解説(お勉強)

身の回りにある物…それを細かく切っていくと、どこまで細かく切れるでしょうか?例えば今日の晩ごはん、カツオのたたき… まずは平造とそぎ切り… そして切り身の破片…
は、今日の失敗として、生き物(一部)は細胞で構成されています。細胞の中にはミトコンドリアやらDNAやらがあります。それらをよーく見てみると、分子や原子で構成されています。
で、この原子を見ると、原子核を中心に電子が周りを回っているような構造になっています(イメージ)
電子はこれ以上分割できません(少なくとも今の科学では)が、原子核の中身は陽子と中性子から構成されており、さらに分解するとクォークと呼ばれるもので構成されています。
このように物質を細分化して、それ以上切り分けられないとされるものを「素粒子」と呼んでいます。

意味わかりませんね。

さらによく分からないことに、粒子が生成されるときには、同時に性質が全く逆の反粒子というものが生成されます。これらが出会うとかるーく消滅してしまいます(対消滅)。「宇宙戦艦ヤマト」やら「天使と悪魔」で話として用いられたこともあるらしいですね(ちゃんと見てない)。陽電子は存在が珍しい反粒子です。

そう、反粒子は存在が珍しいのです。宇宙全体を見てみると、どうも反粒子は存在が少ないらしい…で、宇宙の創まりをあらゆる角度から見てみると、粒子と反粒子は同じ数であるはず…じゃあなんでこの世の中には反粒子がなくて粒子ばっかりなのか?
というのが昨今の素粒子物理学の"一つの流れ"になっております。物質優生宇宙の謎と呼ばれたりします。

じゃあ反粒子でなく、粒子が多くなる何かがあるはずだ!そのためには、その理屈となっている根本(素粒子標準模型と呼ばれている)を打ち崩さなきゃね!とやっているのがこの研究実験!(他にもたくさんある)

壮大だなぁ…

雑な解説でどうも申し訳ない。なにぶん、酔っているのでご容赦願いたい。


来週はちょっと違う奴らがいるので、そちらも乞うご期待。
来週のは、ちょっとアクセスと身分証明書(免許証)が面倒だから、来たい人は要チェック!! なんたって陸の孤島だからね…

ではではー

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