見出し画像

サービスエリアって混んでますよね〜(泣)を解決するモバイルオーダーサービス、「Fika」

Showcase Gig note担当のWです。もっと弊社のことを知っていただくべく、社員や社内制度についてメンバー持ち回りでご紹介しています。

今回は、サービスエリア内のフードの注文・決済を完結できるモバイルオーダーサービス「Fika(フィーカ)」についてご紹介します。実はこの「Fika」というサービス、遡ること3年ほど前(2018年頃)にNEXCOグループ様よりご相談いただき、Showcase Gigがコンサルティングおよび開発をさせていただいたサービスなんです。この機会に少し深ぼってご紹介していきたいと思います〜!

サービスエリアでの休憩時間をもっと有意義に過ごしたいあなたへ

長時間の運転や車移動の束の間を楽しみに変えてくれる存在、サービスエリア。最近は、そこでしか味わえない特産物やショップも揃っていて、もはやサービスエリアを目的に高速道路を利用する方もいるとか。

画像6

しかし、あれもこれも食べたい!と誘惑に駆られる一方で、多くの人がイメージするのは行列や混雑なのではないでしょうか。大型連休の時期や休日は、必然的にいつも混んでいて、くつろげるはずの大切な時間が、レジ前や券売機前の行列に並んで終わる・・・なんて経験、意外とみなさんに共通してありますよね。

そんな時に大活躍のサービスが、NEXCOグループが提供する「Fika」です。

さて、「Fika」とは?

「Fika」は、サービスエリア・パーキングエリア内のフードコートで食事をする時やあらかじめお土産を確保したい時に、メニュー選びから支払いまでをスマートフォンで完了できるアプリです。
なぜFika・・・?と、その名前の由来が気になって聞いてみたんですが、「Fika」はスウェーデン語で「コーヒーでも飲んで、休憩しよう」という意味で、「Fika」を使ってサービスエリアで一息いれませんか?という思いが込められているんだとか。

(早速気になっていただいた方!ダウンロードは下記よりどうぞ☆)

App Store https://apps.apple.com/jp/app/id1520333426
Google Play https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.fika_order

使い方は至極簡単。

画像1

まず、サービスエリアに到着する前に、予めアプリ「Fika」をダウンロードし、会員情報の登録を済ませておくことで、スムーズに注文できます!

そして、サービスエリアに到着すると、GPS情報が該当のサービスエリアのフードコードメニューを自動的に表示してくれるんです。順次対応エリアは拡大中ですが、関東だとEXPASA海老名(下り)や海ほたるPA、港北PA(下り)などで利用できます。

車の中やフードコートの座席から注文とお会計を済ませ、スマホ上に商品の出来上がり通知がくるのを待つだけ。(ストレスフリー♪)無駄のないこのスムーズさ、一度使うとかなりその便利さを実感できますよ。

画像2

開発秘話をすこしだけ

前述のとおり、「Fika」の開発に乗り出したのはおよそ3年前の2018年。当時、東京オリンピック2020が控えていたことから、当初の主な目的はインバウンド対応でした。様々な国籍の方でもスムーズにサービスエリアを利用してもらい、日本での旅行をより有意義なものにしてほしいという思いがあったんですね。(素敵です...)

キャプチャ

▲「Fika」では現在、4カ国語の選択が可能

デジタルであれば、言語表示も柔軟に切り替えることができ、利便性が高まります。当時まだ“モバイルオーダー”が浸透しないなか、Showcase Gigとしてはデジタルだから生み出せるサービスの柔軟性をもっとアピールしたい思いも強くありました。

だからこそ、NEXCOグループという日本を代表するインフラ企業がモバイルオーダーに注目し、2020年10月のサービス正式ローンチに至るまで、双方で度重なる話し合いや、実証実験などの検証作業をご一緒できたことはShowcase Gigにとっても大きな財産となりました。

社内の担当者に、当時を振り返ってもらいました。

開発PM担当 Iさん

既にShowcase Gigが提供するサービスとFikaの最も大きな特徴の違いとしては、フードコートという提供形態の特性上、複数のお店にまたがった形での注文を可能にする必要があるという点でした。
利用者には、まとめて1回の注文という形で見せてはいますが、実決済においては各店舗毎での決済処理になり、そのあたりの決済部分の実装処理が様々なパターンを考慮した際に比較的大変な部分でした。ひとえに「モバイルオーダー」と言っても取り巻く環境が違えば、利用者側と店舗側双方にとって何が便利か、というのも大きく変わることを実感した案件でした。
今後、もっと「Fika」が日本中で使えるようになって、サービスエリアでの「あたりまえ」に進化させていきたいです。

画像4

UI/UXデザイン担当 Oさん

「Fika」のペルソナ像は「20〜30代ファミリー」。そのためカジュアルで楽しく柔らかな雰囲気になるよう、視認性のために黒を入れつつも配色は黄色ベースにしたり、エントランス画面など随所にマイクロインタラクションやアニメーションを散りばめたりしたのがポイントです。
また、商品追加がリアルに体感できるよう、カートへ吸い込む動きと同時に端末を振動させるといった細かな部分も地味にこだわっているんです。
あとは「チェックイン」の体験設計が特に難しかったですが、利用シーンやGPSの担保、注文後のセッション保持に至るまでNEXCOグループの皆さんと何度も議論を重ね現在に至っていて、私にとっても思い出深く、印象的な案件です。

さいごに

最近はクレジットカードだけでなくPayPayやAlipayなど幅広いキャッシュレス決済にも対応する「Fika」。サービスエリアの必須アイテムになりそうです。車でお出かけの際は、ぜひ使ってみてください〜!

画像5

以上、本日は「Fika」のご紹介でした。


あなたも仲間になりませんか?
最後までお読みいただきありがとうございます。Showcase Gigにご興味を持っていただけたあなた、一度カジュアルにお話してみませんか?ぜひ下記からご自身が一番輝ける職種をお選びいただき、エントリーをお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?