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旧志免鉱業所竪坑櫓(福岡県志免町)
旧志免鉱業所竪坑櫓(きゅうしめこうぎょうしょたてこうやぐら)
探訪 日本の名所~巨大建造物編~
1964年(昭和39年)に閉山した炭鉱、国鉄志免鉱業所で使われていた、地上47.6mのエレベーターの遺構。
![](https://assets.st-note.com/img/1665318587969-u0Xm140Z0o.jpg)
この櫓の真下にまっすぐ掘られた深さ430mの「竪坑」という穴を使い、地下から石炭を上げたり、鉱員を地下の石炭層まで移動させていました。まるで金づちを立てたような形の櫓に、巻き上げる機械が組み込まれた、エレベーターのような仕組みとなっています。さまざまな形の竪坑櫓の中で最も発達した形式で、地上8階、地下1階のうち、地上1階から5階までを柱のみで構成し、6階以上には壁をつけています。8階部分には吹き抜けの大空間があり、ケージの巻き上げに使われた1000馬力のモーターが、休みなく稼動していました。
志免町HP
https://www.town.shime.lg.jp/site/bunkazai/tatekou-yagura.html
2021年10月に改修工事が完了。Youtubeでその歴史などが紹介されています。
同じ形式で現存する竪坑櫓は日本では他にないそうで、2009(平成21)年に国の重要文化財に指定された。
保存修理後の竪坑櫓の1階内部を間近で見学できる募集があり、(既に募集締め切り)2022年は11月5日(土曜日)に実施されるそうです。
(先着15名×2。少人数!!!)
炭鉱員をエレベータで運ぶなんて、まんまラピュタですよね!
燃える!!!
職場の教養 2017年12月 より
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