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『エウロパしようぜ🪐✨』

お久しぶりです。
流浪の名古屋ジュピター、しょーたです。

エウロパデリック、お疲れ様でした。

これまで9ヶ月、決して長いとは言えなかった名古屋でのジュピター活動だったけど、この機会にまとめてみたいなーと思って久しぶりに文章作ってます(笑)
どうしようもなく暇だったら読んで頂いて良くってよ!!!

自分のエウロパ初見は2023.12.17、つまりはFaM解散翌日。
PLEVAILとYA'ABURNEEを観に大阪遠征した心斎橋サンホール(mash up!)でした。  
エウロパの音源を聴いたのはそれよりもっと前、JUPITER(EUROPA EDITION無印、1曲目がCOSMOSのやつ)をそれなり聴き込んではいた為、初見から何が起きるかわからずに戸惑うとかはなかったのだけど、それでも。
生で観たエウロパはライブ動画以上に凄過ぎたし、ジュピターから放たれるフロア熱量の高さを目の当たりにして、只々圧倒されるしかなかった。
物書きやってた過去に狂言師やら講釈師やら粉飾レビュワーだの散々言われた事ある自分やけど(笑)
マジでこの時は言葉も出てこなくって、凄いしか言えなくてどうしようかとww

物販は終演後だったかな、PLEVAILのすぐ横で。ジュピターがひしめく中、陰キャ発揮しまくって初見ですーとも言えずに1枚だけUZUさんと一緒に撮ったのがスタートでした。
つまり初見特典を見逃してたって事ね!(笑)
円陣組んでエウロパワーやってハイタッチしてーの流れをすぐ横のPLEVAIL物販から遠目に見てて、まぁステージでも外でも癖の強いグループだなあって(笑)

「とにかくこれは名古屋にすぐ輸入しないと」

…と思ったけど、当時の自分には伝手がない、そう思ってた。
こーゆー時に頼れるのはシゲさん(ex.FaM運営/ARTSOUND社長/イベンター)なんやろけど、随分と疎遠にしてしまっていた経緯がある。
奇しくもコロナ明けの3年前、FaM本格始動と同時期にポイズンラット(及びDramatical Records→DR)の専ヲタを決めてARTSOUND界隈からは離れてしまう。
その後は互いの接点も無いままに、気付いた頃にはもう3年が過ぎ去ってた。
そんな経緯も含めて、エウロパを今すぐ名古屋にオファーするんや!!って駆け込むにはここまで馴染みにしてきたDRにもう期待も出来なかったし、正直な所DR勢(+DRと親交あるアイドル)ではエウロパとジュピターの熱量を受け止められる公演を組めるなんて予測はどうにも立てられなかった。
まぁ現実、サンホールを年内ラストとしてそれ以降の年末年始は仕事に追われる形で身動きも取れないし、来年まで話は出来ないな…って感じで2024年を迎えることに。

2024年明け、1月はまだ事も動かせず。
2月は当初にでらロックが終わり、lonlium主催の定期公演LONELY KIDS開催がlonlium公式からアナウンスされたのだけど、その中にまさかのエウロパを発見。
…さすがシゲさん、目の付け所が違う。
後で聞いた話、初鰹フェスで中林さんからエウロパ勧められたらしいけど、自分が勧めるよりひと足早かったようだ(笑)
そういえば大昔、ARTSOUND主催のサウンドガーデン2017に(名古屋には馴染みも薄い異ジャンルの)ベルハーとMIGMA SHELTERを引っ張り出してきた程にはノージャンルで「良い物は良い」で判断するイベンターだったじゃん、シゲさんは。
ここは本当に失念してたなあと(笑)

で、そこからが月イチ参戦名古屋ジュピターの始まりだった。
2月3月、フロア熱の高さとパフォーマンスに当てられる形のまま月を追う毎に異常な速度で大きくなるフロアの熱量、終演後物販ではその輪を広げる円陣。
JUPITERロゴの光るリングライトもフロアに増えてった。
3月のLONELY KIDSに至っては、エウロパの出番前に急遽リングライトを前物販で販売する程で、主催側からも相当な熱の入れようだった事が伺える。

またエウロパのホーム大阪から遠征に来るジュピターさん達の熱量も高く、少しずつではあるけどその中に入ってけるのも嬉しかった。
これは絶対、そのうちウチらの手の届かないレベルまで大きくなるって確信。
この感覚はBiSHを初めて観た時以来か、9年ぶりのそれに近いのだけど、
事の進め方によってはPerfumeに肩を並べてくるくらいの存在感と可能性すらエウロパには感じてた。

4月はタイミング的にLONELY KIDS不開催、勿論エウロパの名古屋も無かったので
「しゃーねえ大阪行くか!」
って弾丸で遠征した梅田バナナホールに待ち構えてたのは、未来ヒカリさん加入から間もない4人体制のCosmoslayでしたとさ(笑)
(この時にコスレイ4人だとこうも変わるのか!で評価を改めたんやけど、まぁその話は別の機会に)
その頃には最低でも月イチでエウロパ観たいよなあ、その程度にはハマってた。
久しく入荷待ちだった公式Tシャツも、ようやくバナナホールで買えたんよね。
DR以外でアパレルに手を出すとか自分でも予想してなかったけど、これでやっとジュピターを始められた気になったんよな。
自分でも単純やなとは思ったけどね(笑)

そして旧体制(梁/UZU/まりん)を観たのはバナナホールが最後。
その後は新体制への調整充電期間もあり、エウロパが名古屋に来る事も無く。
俺にしても5.9の新体制5人(完全体)ワンマン参加は絶望的で、次に観れるのは5月末のLONELYKIDS。
エウロパ完全体を名古屋で観るのが楽しみ。
ワンマンの動画をチェックしつつ、ひたすらその時を待ってた。

しかし、そう上手く事は運ばなかった。
期待しかなかった完全体はワンマン含む5ステージを最後に消滅。まりんさん、梁さんがまさかの脱退。
福岡paypayドーム、名古屋RADJAM、大型イベントが決まってこれからだって時に突如報じられたバッドニュース。
この時はほんと目の前が暗くなった。
梁さんの歌唱力と高圧の煽り、まりんさんのパフォーマンスと類稀なアイドル性、何よりも楽しみだったまりんさんのボケに梁さんがツッコミ入れる光景はここで消えてしまった。
そして完全体のエウロパが名古屋に来る目も無くなったし、継続してくれた事は有難いけどもエウロパ大丈夫なのかな…ってなるくらい今後の予測がつかなくなった。
何しろこの時の自分には一咲さん、獅子丸ちゃんをまだ生で観ていない。
もちろんエウロパなら(時間は掛かっても)継続してくれるならまたここからやれるって確信はあったし、こんな事でジュピターやめるなんて選択肢も自分にはない。
状況マイナスではあったけど「いずれ」解消される問題だって思った。

そうして待ちに待った5月末のLONELYKIDS公演。
もうエウロパ名古屋定期と言っても良くね?(良くない)を観て思った。
「いずれ」なんて言葉は不要だった程に、UZU/一咲/獅子丸の新体制エウロパデリックは…強すぎた。
確かに旧体制とはアプローチは違ってるけど、新加入とは思えない程に鍛えられたパフォーマンスと総合的な歌唱力。
メンバーの個性が暴力的に発揮される、ある種の歪さと危うさを伴った絶妙なバランス感覚をキープしてたのが旧体制の3人とは違う。
個だけでなく全として融合したグループの一体感。それと共にステージ全体から放たれる多幸感と華やかさ。
これまでのエウロパには無かった新機軸に驚かされた、こうも変わるか。
特に「IMAGINAL CELL」を聴いた時に強く思った事、この多幸感は新しい武器になる。
名古屋で組んだ円陣は前より小さくなったけど全然問題ない、ここからが名古屋ジュピターの始まり。

そんな最高のグループを一言で表すなら『唯一無二』そうとしか説明できない。
「どんなグループ?」と聞かれて言葉に詰まったのも2度3度ではなく「観てくれればわかる」としか言えなかった、自分の語彙の少なさがもどかしかったなあ(笑)

その後のRADJAM、2日目はタイテ並びの良さもあったとは思うけども。
ここまでエウロパが野外に似合うグループだとは予想も出来なかった。
出来るべくして出来た巨大サークルの中心で踊る一咲さんなんか到底新メンバーとも思えない立ち回りだったし、歌唱力もパフォーマンスも底が見えない。
回を追う毎にボリュームとキレ、パートを増してくる獅子丸ちゃんのボイパ。
そして更に加わるUZUさんの超絶パフォーマンス。ここに至ってはもうどうやって身体を動かしてるのか訳わかんないレベル(笑)

確かにここまでの道中に躓きはあった、けどそんな物どうとでもなる。
ライブで捩じ伏せれば良い話だし、そう出来るパワーもエウロパにはある。
(paypayドームやRADJAMと同じく)旧体制+完全体からの評価とは言えTIF出場も決まった、前評判からは落ちるかもだけども何ら問題ない。
根拠を無視した思い入れだけで突っ走るのは自分の良くない面だけど、エウロパにはそうさせる確実な実力があると自信を持って言える。
ライブを観たらわかってしまう、この現体制3人なら再評価と共に大きなイベントオファーも実力でもぎ取れる。
あとは圧倒的なライブを重ねてで上に行くだけだ、そう思いながら名古屋からエウロパを観ていた。

…けど、躓いた石は予想外に大きかったらしい。
「エウロパ解散」「残りライブ3本で店終い」
このアナウンスがXの通知と共に流れたのはつい先日、8/9の午後10時。
ちなみにこの時は16時間労働、絶賛勤務中。
8/10にダイホでエウロパあるけど今月3日も名古屋エウロパあるしなー、お盆進行で仕事キツいしここはスルーありか?
…とか考えてた矢先だったけど、もうそんな事は言ってられない。即座に取ったチケットは前売り〆の1時間前、A550番台。
エウロパ解散を未だ知らない友人から「行くなら車出すよー(ジエメイ合わせ)、10:30頃になるけど」
勤務終了は9:00、即座にOKした。
単独で行くにしてもコスレイ合わせの14:50参戦開始でいっかなーくらいだったけど。
どのみち眠れる気もしなかったし、電車移動で寝落ちするのも避けたかったし(笑)

そしてライブ、解散発表すぐのエウロパは悲壮感ゼロで。
「いつもの」ピークパフォーマンスを発揮しながら最後まで堂々とエウロパしてた。
最後にはJEEPをアカペラのショートフレーズで披露してくれてた、これ普通にフルで聴きたかったやつ!!!

ライブも終演後の物販も円陣も通常通りで、なんかこう…あっけない別れ方だったかなとも思う。
それこそ次またLONELY KIDSにあっさり出てるんじゃないかってくらいの。
お世話になりました、と言ってはみたもののそれくらい最後って実感が湧かなかった。

ちなみに自分にはここが最後のジュピター活動でした。
「他人の余暇は繁忙期」まぁ客商売の必然で、このお盆の時期なんかガチで人手不足。
仮にも店舗責任者である以上、一般スタッフ優先でお盆休みを取って貰うのなんか毎年の事。手前の都合なんか二の次。
更に客商売(しかも夜職)とアイドルヲタクの相性なんか良い筈もない。

お盆でなきゃ大阪遠征2連戦(連泊ではない)も決められたとは思う、けど手詰まりだったなあ…見届けられないのは悔やまれるけどしゃーなし。
キャパ800位だっけね、ダイホのデカいステージが本当似合うグループだったと思う。
ここは名古屋でも有数の大箱ライブハウスだけども、最後をここで〆られたのは良かったとも思う。メンバーにも良い景色に映ってくれてたら良いな。
残るはホームの大阪2回、あとは任せたよジュピター達。
彼女達をこの先に待つ未来に向けて、盛大に送り出したって下さい、頼んだ。

そして帰りに食べたラーメンに味はなかった。
美味しかった筈なんやけどな。
帰宅した直後は朝までくたばった。
ここからはまた日常のスタートだ、頑張らなきゃね、いつかの為にも。

この9ヶ月、観れたライブは多分12回。
旧体制は爆速で加熱していく過程、新体制では爆速で成長していく過程。
二者二様の3人組を観た形になるエウロパだったけど、毎回が驚きに満ちててめっちゃ楽しかった。

うわーこの後エウロパロスになるのやだな!(笑)

既にLONELYKIDSの代替タイテは出てるけど(CYCLONISTAには感謝よね)、多分終わった後で実感しちゃうんやろな…大阪、ホームのジュピター達とは数テンポ違うディレイで。
ほんと未だ実感ゼロなんだよねえ、新曲「AWAKING」も結局回収出来てなかったりやり残し多過ぎ問題!!(笑)

ひとまずはご挨拶。
メンバー、スタッフ、ジュピター、これまでありがとうございました。
自分はジュピターって言える程に何か力になれたとも思わないけど、めちゃくちゃ楽しかったです。

あとはlonliumを擁するARTSOUNDのボスであるLONELY KIDSのイベンター、シゲさん。
2月から旧体制エウロパを毎月名古屋に呼んでくれた事。
あの出来事があってからの新体制以降も
「それでオファー干すとか違くね?」
って心意気で、期待と共に継続してエウロパを名古屋に呼び続けてくれた事に多大な感謝を。
この先の予定もエウロパに託したかった事案は多かっただろうなって思うと、なんとも悔しい気持ちになるな…
エウロパメンバー、スタッフ、運営もジュピターも。
長い期間じゃなかったかもだけど絶対に感謝を忘れてはならない、最もエウロパを可愛がってたイベンターの1人やと思うんよね。

UZUさん、一咲さん、獅子丸ちゃん。
この3人をこんな形でそのまま埋もれされとくのはエンタメ界の損失でしかないので。
今までとは違う形かもやけど、また何処かで会えたら良いなあ。

長くなりましたが、ここまでお世話になりました。
ジュピターの魂はそのままに、またヲタク活動は続けていくつもりです。
また会える時が来ると信じて、細々と。

それじゃまた、どこかの現場で。
エウロパデリック、ジュピター、ダイヤモンドホール、397〜〜〜!!
…じゃねえか。やはり最後はこれ。



『エウロパしようぜ!』

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