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読書の習慣づくりに大事なこと。でも、その前に……

前回の記事で、転職の際に役立った本の話をしました。そんなわけで今回は読書の話題。本を読みたいと思っているけれど、なかなか習慣にならない、という声をしばしば聞きます。読書を習慣にするために必要なことは何か?でもその前に…


そもそも読書って本当に必要でしょうか?

読書は、現代社会においても、本当に必要な行為なのでしょうか?私は、万人に必要だとは思っていません。まずはそこを確認する必要があるのではないでしょうか。

読書の目的とは何でしょうか?最大の目的は、情報を得ることと言えそうです。しかし、現代において情報を得る手段は読書だけではありません。インターネット、特に検索機能の発達や、最近ではChat-GPTなどの台頭により、欲しい情報にアクセスできるスピードは飛躍的に上がり、人間が情報を覚えておく必要性はどんどん薄れていっています。その中で、あえて本を選ぶ必要はあるのでしょうか?

また、興味の薄い内容の本を読むことは、苦痛でしかありません。仕事のため将来のためと割り切って読書することは、初心者には難しいことです。また、せっかく得た知識があったとしても、それを使ったり役立てたりする機会がないと、ガス抜きができずにパンクしてしまいます。「本は読んだ方がいい」くらいのモチベーションで、一体どのような本から読み始めればいいのでしょうか?

さて、こういった疑問を持ち、「じゃあ、やっぱり自分には読書は必要ないかな」と思った方は、ここで記事を閉じていただいて構いません。「それでも本を読みたい」と考えた方は、この先の内容にお進みいただければと思います。

しばし休憩……

それでも本が読みたい方へ

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。

上記二つの質問、に私なりにお答えしますと

Q:本は今の時代においても情報収集として有効な手段か?
A:はい、その通りです。また、それ以外にも様々な効果があります。

Q;「何か読みたい」というモチベーションでどんな本を選べばいいか?
A;最初は「読書ノウハウ」が書かれたビジネス書がおすすめです。

「本を読みたいけれど、何から読めばいいかわからない」という方も、私は全く問題ないと思っています。ここまでこの記事を読んでいただいた方は、読書に対して何らかの興味をお持ちということ。なので、「本を読むためのビジネス書」を選んで読んでいただくことをお勧めします。先に触れた「読書の有効性」「興味の持てる本の選び方」など、読書に対する大抵の疑問にも答えてくれるものが多いです。私としては「他人の思考を借りて視野を広げる」ことが読書の効用の一つだと思っています。

私も、元々そこまで読書習慣があるわけではありませんでした。最初に明確に手に取ったビジネス書は多分『年収を上げる読書術』(下記リンク参照)だったと思います。これがきっかけとなって色々と本を読むようになった、と記憶しています。

しかし、この本を強くお勧めする、というわけではありません。というのも、これはすでに出版からしばらく経った書籍です。どうせなら、もっと近年の状況にアップデートされたビジネス書を読むことをお勧めします。書店に行けば何らかの本が平積み、あるいは目立つように陳列されているものがあるでしょう。パラパラとめくって読みやすそうな本を選んでみてください。

そもそも、近年のビジネス書は忙しい現代人のために、読みやすく興味の続く内容となるように多くの工夫がされています。一種の「知識エンタメ」のつもりで、面白がって読んでみる、ぐらいの足掛かりを持った方が良いように思います。

最初は、それくらいの軽い気持ちで始めてみてはいかがでしょうか。

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