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経験が無い自分。それで良い。

身体の悩み・性についての本を読みました。
表紙が可愛いなと思って読んでみたところ、
ティーン向けだったようです。

初潮を迎える前、迎えた頃の不安など。
遠い昔ですが、
50代まで生理が続くとしたら、まだ10年以上あるのか。
生理に気をつけようと思い始めたのは最近なので、
生理がまだしばらくあることにホッとしました。

でも、一方で
出産は30代前半ぐらいまでが最適、
後は体が衰えて妊娠が難しくなることも書いてありました。
私はやっぱり子供を持たない人生なんだなと、改めて思いました。
確かに、確かに(?)、子供が欲しいと思ったことはありません。
これから誰かと電撃的に恋をして、子供を欲することがあるかもしれない?
その時は頑張ります。

子供が欲しいと願ったことはありませんが、
いつか結婚して出産をするのが普通だと思っていました。
だから、子供を産める身体なのに産まないのは、
自分の身体に失礼な気がしていました。

妊娠やセックスの危険性についても書いてあります。
10代の頃から、きちんとNOと言えることは大切ですね。
私は男性不信気味なので、性経験がありませんが、
普通の人みたいに早く経験したいと焦っていました。
恋愛がキラキラして見えました。
恋愛とセックスはセットになっていて、
セックス=愛されている証のように捉えていました。
誰にも求められない私は、女として魅力が無いような感覚でした。
(実際は拒否オーラを出したり、男性と接触しないようにしたりしているのかも)

性病のことも
妊娠のこともあるので
デリケートな問題ですよね。
知識として分かっているけど、
経験してみたい気持ちが勝っていました。
誰かに強く愛されたいから!

セックスをしなければリスクが防げるわけです。病気や妊娠したらどうしよう?と心配になることが
今までになかった点は、良かったです。

ティーン向けの本なので、
「愛する相手の子供が欲しいと思ってから、諸々の準備が出来てからの妊娠が望ましい」ということが書いてありました。
私は子供が欲しいと思って来なかったから
これで良かったんだと思いました。
本を読んで初めて自分を肯定できました。

私がかつて追っかけていた人が
ファンに手を出すような人じゃなくて良かったです。
唐突ー。
正確に言えば、
私に興味を持っていないのが、分かりました。
ファンだから女として見ないというより、性的に刺さってない感じ。
誠実な感じで前者であって欲しかったですが
初めてお話が出来た日に、彼の態度から感じ取りました。
そこから私は女として魅力が無いんだと思い込み、鬱がひどくなり勝手に落ち込みました。
性的に見られたかったのかというと違うし、
そう見られたとしても私のことだから拒んだけど、
愛想の良いファン対応をして欲しかったです。

自分の黒歴史が、少し紐解けて来ました。

さて、
経験の無さは、恥ずかしいことではないのに
恥ずかしいものだと思っていました。
あらゆるリスクを最大防御している自分。
それを最優先して来た自分でした。

子供自体は、今は好きですし、
接することの抵抗は低いです。
だけど、自分の子供は欲しいと思いません。
子育てに自信が無いからという理由もあります。
愛する相手がいないという理由も。

OK、OK、今の私。
私を肯定。


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